デスチャ2月10日のアップデートで新たに実装された「ささやくメティス」「ネフティス」と「アルフ」のスキル性能インプレッションを掲載。
ささやくメティス

そのディーラー、ご好評につき
スキルダメージ増加バフと%ダメージスキルが織りなす一撃150万超のペンラICBMで、ワールドボスというハコをブチ割れんばかりに震撼させたシャインスターアリア、と、おんなじスキルの人。
本当に同じ、それしか言うことないぐらい同じ。アリアショック冷めやらぬまま、クローンが現れるとは思ってもみなかった。味をしめるのが早すぎる。味覚1個しかないのか。
この、あまりにも大胆な殺しの偽造ライセンスで、修羅道ハイウェイに合流かましてきたメティス。しかも、後追いのくせにシャインスターアリアよりも高性能というのがタチ悪い。スキルダメージ増加バフの効果がアリアより高いのは当然、持続時間も2ターンと長い。しかもイグニッションいらず。
正気のスキルセットではない。人を狂わせることを生業としていた回復型の頃がなつかしい。たばさむバスケットの中身が甘党の柔道部みたいなラインナップであることから、今や正気を失っているのはメティスの方だとよくわかる。
というわけで、メティスは非常に強い。無凸でも強い。イグニッションなしでも強い。ワールドボスにおいて、この地球上で彼女に敵うディーラーは、ほぼいないだろう。
アルフ

無敵バフの試金石
パッと見、即時回復版のマアトといった風情の全体回復ヒーラー。しかし彼女の本領はPvP時に発揮されるバフ「無敵」にある。
無敵とは読んで字の如し、効果時間中、あらゆるデバフや被弾によるダメージを受け付けなくなるバフである。打撃とデバフの両対応、忍耐とデバフ無効を足して煮つめたような性能のブッ壊れバフだが、気になるのはスキルに表記された回数制限だ。
スキルの説明には「2回攻撃を受けると解除」とある。この「攻撃」にデバフ付与も含まれるのか否かでだいぶ評価が変わる。もしもデバフが攻撃に含まれないとしたら、アルフは被弾しない限り14秒間あらゆるデバフを跳ね除ける鉄壁の要塞と化す。なかなかの脅威だ。
とはいえ、試してみたらあっさり解除されてイマイチ、という結末も十分ありえる。そもそも足の遅い回復型がPvPでどうなんだ、という問題もある。無条件に大活躍というわけにはいかないが、無敵の可能性を検証するにはちょうどよい試金石かもしれない。
ネフティス

マルス代替の最右翼
長らくマルスの専売特許だった味方全体バリアの継承者がとうとう現れた。バリアの持続時間、効果量もともに申し分ない。単体では微妙な苦痛適応も、バリアのお茶請けとして出されるなら悪くない。ワールドボスで手に入る防御型にしてはやけに育ちが良いキャラである。
さらに木属性というのが良い。ナヴィの強殖効果の増強、というマルスにはない強みまである。すばらしい。
マアトだけで回復がまかなえるプレイヤーにとってはしばらく無用の長物かもしれない。しかし、いつの日か、被弾回復カルタと細工オプションだけで回復がまかなえてしまう未来が到来した時、マアトの代わりにネフティスを投入する、という選択肢が現れるかもしれない。
そうでなくともワールドボスの猛攻に苦戦する方にとっては救世主に近いキャラだ。ビギナー、ベテラン問わず持っておいて損はない。