【デスティニーチャイルド】諸刃は意外とやさしい(諸刃バフ防御デメリット下限値検証)

デスティニーチャイルド公式ブログにて次回ワールドボスの情報が一部公開された。今回のボスは木属性”ダフニス”。前回のオハドに引き続き、攻撃型のボスとなる。

オハドの時は、ディナシーの凸も低いしさほど影響はないだろうとして、諸刃の防御デメリットについては無視していたのだが、またしても攻撃型のボスが相手となるとちょっと気になってくる。

ということで諸刃の防御デメリットについて少し真面目に調査をしたところ、意外な事実が判明した。次回のワールドボスでディナシーを使おうと思っている方は見ておくと良いことがあるかもしれない。

諸刃バフ防御デメリット検証:調査方法

諸刃倍率上昇に伴う防御デメリットの影響度調査はそれほど難しくない。ステータスが全て同値でなおかつスキルレベルだけが大きく相違している2種のディナシーを用意し、それぞれ同じ敵からノーマルスキルで殴られた際のダメージを比較すればよい。

言うは易くも準備はめんどい。そんなに大量のディナシーを持っているはずもないため、今回は以下のような方法で用意した。

比較調査用ディナシーの準備

私の所持している2凸ディナシー(スキルレベル30)を結縛解除して無凸に戻せば、スキルレベルをrank1-10まで戻すことができる。その後もう一度限界突破しなおせば、2凸のステータスでスキルレベルがrank1-10まで巻き戻ったディナシーの完成だ。

左がスキルレベルrank1-10、右がスキルレベルrank3-10

無凸と2凸では諸刃倍率に10%の差が生じる。影響度調査をするには充分だ。

調査用ステージの準備

味方の防御力について正確な比較を行うためには、同じ敵にノーマルスキルで殴られる必要がある。

なぜスライドスキルではダメなのか。スライドスキルには機敏性によるダメージブレがあるからだ。被ダメージの増減が防御力の変化によるものなのか、それとも機敏性によるブレなのか区別がつきにくい。一方、ノーマルスキルは条件が同じなら常に同じダメージが出る。ブレ幅もない。

ということで調査用ステージはアンダーグラウンド強の四ツ谷を使用することにした。同レベル属性違いの敵が5体並ぶしスタミナ消費もない。検証にうってつけだ。

諸刃バフ防御デメリット検証:諸刃倍率変化による被ダメージ推移

スキルレベルrank3-10諸刃使用時の被ダメージ

まずはスキルレベルrank3-10諸刃を付与した状態での被ダメージを調査する。結果は以下の通り。

左がファロン(火)から、右がチャロン(水)からそれぞれノーマルスキルで殴られた際のダメージ

等倍属性敵(ファロン)からのダメージは238、不利属性敵(チャロン)からのダメージは334となった。334÷239≒1.4なので、おそらくここに並んでる敵は全て同じステータスなんだろうが、今回は検証なので”同じ敵”という部分にこだわる。

スキルレベルrank1-10諸刃使用時の被ダメージ

続いてスキルレベルrank1-10諸刃付与時の被ダメージを調査する。諸刃倍率は低下するため防御力デメリットも減少する。つまり被ダメージも減るはずだが、果たしてどうなったか。

等倍属性敵(ファロン)からのダメージは238、不利属性敵(チャロン)からのダメージは334。なんと、諸刃倍率が下がったにも関わらず、諸刃付与時の被ダメージは少しも変化しなかった。

諸刃防御デメリット下限値推算

そもそも諸刃防御デメリットが機能しているのか疑わしくなってきた。ということで諸刃を付与しない状態で殴られてみた。

等倍属性のファロンからのダメージは152。諸刃付与時と比べて明らかに減っている。諸刃の防御デメリット自体は機能していると見てよい。ということは、諸刃の防御デメリットには下限値が設定されていると考えるのが妥当だろう。

ではその下限値とはどこなのか。手持ちの数字を用いて算出してみる。

アングラ四ツ谷に出現するlv41ファロンが(攻撃力の上がるものを装備してないと仮定した場合)防御力6832のディナシーに対し152ダメージを与えるのに必要なスキルダメージの近似値をXとする。Xは以下の式で求められる。

X=152/(400/(6832*0.15+400))

上を解くとXは541.424。続いて、スキルダメージ541.424のノーマルスキルで殴った際、最終ダメージが238まで減衰する防御力値(Yとする)を求める。

541*(400/(Y*0.15+400))=238

Y=3399.704415

つまり諸刃付与状態のディナシーは、もとの防御力が約50.2%(≒1-(3399.704415/6832))減少した状態で攻撃を受けたことになる。実際のダメージ計算ではどこかで小数点以下の切り捨て(ないしは切り上げ)が行われているため、スッキリした数値にならないのが歯がゆいが、スキルレベル1の諸刃倍率が50%であることを考えると、実際の諸刃防御デメリット下限値は50%と推測される。

まとめ

諸刃バフ防御デメリットの仕様
  • 諸刃の防御デメリットには下限値が設定されている。諸刃のスキルレベルが上昇しても下限値は固定。
  • 諸刃の防御デメリット下限値は(おそらく)50%。

おわりに

ずいぶんやさしい諸刃の剣だこと。

とはいえこの結果は非常によく納得できる。完凸ディナシーで諸刃倍率最大95.2%。もし本当に諸刃倍率と同じだけ防御力が減少していたのなら、こんな何食らっても即死するような状態になるデメリット、問題になっていないはずがないのだ。

防御力が50%までしか減少しないのなら、これほどありがたい話もない。特にこちらが属性有利な場合(不利属性相手に諸刃を使うことはないだろうが)は防御力の心配する必要はまったくないといってよい。仮にもともとの防御力が5000だとして、諸刃のデメリットによってこれが2500まで減少しても属性有利を取れているのなら、受けるダメージは防御力5000の等倍属性キャラと大差ない。

しかし敵からしたらたまったものではないだろう。

さも防御と攻撃の等価交換と言わんばかりのバフ名を謳っておきながら、実際はスキルレベル最大でも上着ちょっと脱ぐぐらいの防御デメリットしかないとは。不公平感がすさまじい。バッティングセンターの脱衣麻雀だってもうちょっと脱ぐぞ。

しかし私は微塵の文句もない。なぜならこちらにめちゃくちゃ有利な仕様だからである。プレイヤーにとってはそれが正義だ。そして正義とは、プレイヤーのことである。