9月30日より開催されたデスチャ×キャサリン・フルボディのコラボレイド「Story as K’s another World」。本稿ではレイドボスLv40真紅の暴走女王キャサリンの攻略情報および攻略編成についてまとめる。
Lv40キャサリン基本情報
- 弱点防御力↓(弱点防御減少率:40%)
- 弱点攻撃力↑
- 推定防御力:約2355(いつもと同じ)
- 特殊属性補正:弱点&等倍属性以外からのダメージ20%減 ※
- デバフ回避率↑
- デバフ持続時間↓
- スキルゲージチャージ速度↑
- 無力化(凍結、石化、沈黙、混乱、気絶、睡眠)&時間系デバフ無効化
- ノーマル:2体に2連打&攻撃力の高い1体にスキルゲージ削除。自身にドライブチャージ量アップ付与。
前兆セリフ:「さ、最低!」 - スライド:回復型を優先して3体にダメージ&最初に攻撃した1体に標的付与。自身にクールタイム減少&攻撃力重ね掛け15スタック付与。
前兆セリフ:「許すわけないでしょ!」 - ドライブ:全体にダメージ&フィーバー突入(300の固定ダメージ×40)
※弱点防御減少率および防御力は同属性(闇)のノーマルスキルダメージと、実効防御無視ダメージから算出。特殊属性補正は、推定防御力が正しいと仮定した場合の値。
Lv40キャサリンスキル対策
フィーバー対策
ボスのくせにあろうことかプレイヤーのお株を奪うフィーバー突入。こんなルール無用の狼藉も、残念ながら一年前に通った道だ。
遡ること約一年前、ネプチューンという人権の獣を生み出したハイライトアリア戦において、我々はすでに一年分の闘魂を注入していただいている。そこでのフィーバー対策はまんま今回も使うことが可能だ。
生命連結で相殺
これが完全かつ無欠の解決策だ。敵のドライブ直前にネプチューンにドライブを撃たせることで、フィーバーによるダメージを完全に相殺できる。前回のアリアちゃんが手首イカれる勢いで殴ってきたのに比べ、今回のキャサリンは少しばかりリストの鍛錬が弱い。ネプチューンにとっては屁でもなかろう。
秘癒で相殺
フィーバーダメージも秘癒による回復のトリガーになる。生命連結のように全体をカバーとはいかないまでも、どうしても落としたくない味方を守ることはできる。
正攻法(バリア)で被害減少
被ダメージをバリアで一部相殺するというやり方。オーソドックスだが有効だ。敵フィーバーによるダメージは防御力の影響を受けないので、この用途に限りダナもマルスも大差はない。上にあげた中では、ダメージにも貢献できるクリスマスレダがベストな選択になる。
フィーバーバフを消す
対策というより豆知識に近いが、フィーバーも実はバフなのだ。相手のフィーバー中にバフ解除スキルを打ち込むことで、フィーバーに冷や水をぶっかけることができる。あまり実践的とはいえないが、一応紹介しておく。
標的デバフについて
今回のレイドで最も警戒すべきはフィーバーではなくこの「標的」だ。
キャサリンはスライドスキルで標的を付与してくるのだが、レイドボスは基本的に「スライド→ノーマル×3→スライド」というスキルルーティンを持つ。そのため、ひとたび標的を付与されると、その後のノーマルコンボ(2連打×2回を3セット)を、ブチ喰らい続けるのだ。水属性が標的対象になると高確率で落ちる。
そしてもうひとつ、この標的デバフは解除ができない※。
※デバフ無効を先に付与していた場合は、そちらの効果が優先されるはず。
ご丁寧に解除不可の文言までついている。デバフである以上、ポモナで消せばいいと思っていたが考えが甘かった。
標的デバフへの対策
標的はキャサリンのスライド攻撃をはじめに受けた味方に付与される。そしてキャサリンのスライドは、どうやら回復型を優先して攻撃しているようだ。
したがって標的デバフ対策としては「挑発持ちの防御型を入れる」または「防御をガッチガチに固めた回復型を避雷針として置いておく」の二つになる。
ちなみに味方に回復型も挑発持ちもいない場合、標的はランダムに付与される。
ここからは余談になるが、レイドボスがタイプ優先攻撃をしてくるという発想がなかったため、今回の標的対象に全く気付くことができなかった。気づけたのは、巷での「マアトばっか標的喰らうんだけど」という情報によるものだ。
まさかと思い、ポモナで試したところ、2戦続けて非常に一途なアプローチを受けたので確信を得た。今回のレイドボスは、一緒にいると癒やされる母性たっぷりの女性を絶対にぶっ殺そうとするらしい。やばぁ。
スキルゲージ削除対策
攻撃力の高い1体の足を遅らせるスキルゲージ削除。おそらくは花魁バートリーへ嫌がらせなんだろうが、この対策としてティスベがすさまじく噛み合う。
ティスベの「攻撃力の高い味方1体にデバフ無効を付与する」ノーマルスキルと、適度にノーマルを使うAIのおかげで、スキルゲージ削除をかなりの頻度で防いでくれるのだ。
ただしティスベを使う際は、前述の標的ケアを怠らないようにしよう。本当にすぐ死ぬよ。
Lv40キャサリン攻略編成私案
加速ティスベ編成
解説
加速対象は花魁バートリーとティスベ。ドライブ順も花魁バートリー⇔ティスベ。そして攻撃力トップ3にネプチューンを含めている。
ティスベがドライブで付与する高攻撃力3体への加速バフを利用して、ティスベに無理やりコウガの役割を担わせた。
ティスベのドライブバフにネプチューンを含めたのは、諸刃のアップタイムを増やしたかったのと、ヒール面でやや不安があったからだ。
Nモナ・ティスベ・疑似コウガという3種同時加速の目論見は、端末のスペックにもよるが、フルオートでもたまに4FTブチかませる程度には機能している。
ティスベがめちゃくちゃ強いのはもちろんだが、花魁バートリーとの相性がとにかくよい。バフでめかしてからでないとスライドを撃たないこの京女のケツを、これでもかと蹴り上げてくれるのはティスベならでは。
ただ、弱点属性のティスベが落ちやすいのが玉に瑕。この編成でやるなら、かなりティスベにやさしくする必要があるだろう。
スコア例
400万編成と銘打ったものの4FTに失敗すると届かない。スコア平均は370万程度。
テンプレバートリー編成
解説
デスチャを代表する強人類(つよ・サピエンス)をシンプルに並べたテンプレ編成。
加速対象は花魁バートリー&バートリー。ドライブ順も同様。編成そのものは非常にありふれたものなので、細かい部分のセットアップについて解説。
攻撃型以外のステータスも可能な限り攻撃力と防御力に寄せて、スコアへの貢献に期待。水属性がいないので標的事故がめったにおきず、ステータスにも融通が利くのは大きな利点だ。所持しているなら「PPPカルタ」をバートリーかNモナに装備させるとよい。
ロール問わずスライドスキルに防御無視ダメージを付加してくれる優秀なカルタだ。2回攻撃持ちが装備すれば、それなりのダメージソースになる。
とはいえこんなのはただの主婦の知恵。バートリー編成の要はとにもかくにも防御力デバフだ。これとフィーバーが噛み合わないと、ろくなダメージが出ない。なので木バートリーを加速させ、とにかく防御力デバフのアップタイム増加を狙っている。防御面に不安がある場合は、クリスマスレダかネプチューンを加速させた方がよいだろう。
防御力デバフがうまくかみ合えば、ティスベ編成をも凌駕するスコアをたたき出す。噛み合わなくても340万前後で落ち着くので悪くない。3FTさえできればいいので、スペックへの依存度も低い。総じて優秀な編成だ。
ちなみに、この編成の派生形として「ネプチューンをディナシーに入れ替えたもの」と「花魁バートリーをメブ・ティアマトに入れ替えたもの」が存在する。手持ちと相談してベストな形を見つけるとよいだろう。
スコア例
Lv40キャサリン攻略おすすめキャラ
ディーラー
王の系譜、花魁バートリー 最強の自己バフと最大の攻撃性能を併せ持つという、調整担当者の脳の深刻なデバッグ不足が疑われる一品。 自己バフ気合がフルスタックした際の攻撃力増加倍率は、なんと最大105.3%。10%の消費税なんてちっぽけなことに思えてくるからすさまじい。 ノーマル優先AIという宿命的欠点もティスベの登場で見事に補われてしまい、手動・オートどちらの編成でも猛威を振るっている。 | |
最新の火属性フィーバーディーラー、孤剣のティアマト レースチャレンジ対策ディーラーとして実装されたティアマトだが、フィーバー特化のスキルセットがレイドで使えない道理があるわけがない。 さすがに手動編成では花魁バートリーの後塵を拝するものの、オート性能は随一。一度のガチャで二度おいしい、お財布フレンドリーなキャラでもある。 | |
2周年を間近に元気いっぱい、メブ 初代火属性トップディーラーとして生を受けてから早2年、いまだに最前線で割と戦えているのは優秀なスキルセットの賜物だろう。 ノーマル連打型ディーラーなので、クリスマスレダの持つ全てのバフがスライドダメージにも影響するというのも大きい。 総合力では劣るものの、高いスライド率によりオート性能は火バト・ティアマトにも比肩するリビング・レジェンド。 | |
上方修正で息を吹き返した、モーガン ノーマル優先型AIもレイドでは大したハンデにならない。むしろノーマルで付与するクリティカル率増加バフが、メリットにすらなっている。 攻撃性能だけでいえばかなりのものだが、結局メブでいいじゃんということで使用者は非常に少ない。決して弱いわけではない。時代が悪い。 | |
ディーラー不足にお悩みなら、ヘスティア&ユーナ メブも花魁もティアマトいない場合は、このふたりが頼りになる。メブと同等のノーマルスキルダメージを有するヘスティアに、小粒ながらすべてのスキルが高い水準でまとまっているユーナ。 いずれも育てておけば、しばらくワールドボスでも活躍してくれる優秀なディーラーである。なお、この2体であればユーナを特に推す。 | |
ヒーラー
汎用性抜群の忍耐ヒーラー、シュリンクス 標的で集中攻撃を受けるなら、耐えてゼロにしちまえばいいというヒールゴリラ。来るとわかっている攻撃に対してはめっぽう強い忍耐バフが、標的とよく噛みあう。 ただし標的デバフは回復型を目の敵にするため、起用するなら防御をとにかく固めておこう。 | |
被弾回復のエース、アストレア 標的で集中攻撃を受けるなら、気持ちよくなっちまえばいいというポジティブなマゾ。秘癒はドライブ後のフィーバーでも発動するため、そちらの対策としても有効。 恒常キャラではないので入手しづらいのが難点。 |
バッファー
火属性レイドの最重要人物、クリスマスレダ 効果量の高い攻撃力バフにスライドダメージ増加にバリアと、火属性限定ネプチューンといった性能で地元じゃ負け知らず。 さらに強烈なリーダーバフと、ノーマルスキルでの「ノーマルダメージ増加」がメブ姐さんと相性抜群。メブが未だ最前線で戦える理由のひとつにもなっている。 つむじからつま先まで火有利レイドに特化している。いるなら必ず編成すべきキャラ。 | |
レイドの母、ネプチューン ラグナブレイクに挑む全プレイヤーを、おはようからおやすみまでを見つめ続ける慈愛に満ちたスキルセットは今回も健在。登場から約一年間、レイドの玉座からビタイチ動かなかったのはさすがの一言。 もう理由を説明するのも野暮だが。やってほしいことは全部できるので、いるのなら編成しなさい。 | |
防御型の面影なし、ディナシー ロールとしては防御型だが、タンカーとしての働きを期待することがほぼないので諸刃バッファーとして紹介。 諸刃バフの最大倍率はネプチューン以上ではあるものの、加速も回復もないので運用難度はかなり高い。クリスマスレダを所持しており、なおかつクリスマスレダだけで回復をまかなえるのであれば、有効な選択肢となる。 そうでなければ素直にネプチューンを使った方がよい。 | |
加速の竜虎、コウガ&ティスベ 加速特化型バッファーとして真っ向から競合するかと思いきや、コウガはメブの相棒・ティスベは火バトの相棒としてそれぞれの縄張りを確保し、もののけ姫みたいなエンディングを迎えた二人。 その加速力は強烈そのものだが、標的デバフの対象になると落ちやすいのが難点。八つ当たりおみくじで大凶を引くとスコアが大きく下振れるので、ちょっとだけ使いにくい。 回復型を編成しない場合は、可能な限り防御力を固めておこう。 | |
クリティカル兄妹、パンテオン&メルポメネ クリティカルの価値が下がったわけではないが、ノーマル優先型AIと相性が悪い・クリスマスレダが強すぎる、などの理由で今回は相対的に出番が少ない。 強烈なクリティカルはスライドで発生させてなんぼなので、スライド率の高いメブと相性が良い。逆にそれ以外だとちょっと微妙。 | |
おつ。 |
デバッファー
普通の顔でオート編成に居座るな、バートリー とうとう手動編成のみならずオート編成にも出張りだしたデバフエンプレス。レイドは戦場効果で「デバフ回避率アップ」と「デバフ持続時間減少」がつくからデバッファーは活躍しにくいよ、つってんだろうが。 バートリーの前ではレイドボスの体力増加も、電気椅子がリクライニングできるようになりました、程度の話でしかない。 登場当時からヤバいとは思っていたが、まさか防御力デバフの一芸だけで、ここまで支配的になるとは。アプリのアイコンがバートリーじゃないことに違和感を覚えるレベルである。 |