ラグナブレイク、ナラティブ、ワールドボスと、まるで七月の虚無をごまかすようにイベント目白押しの八月。その第一弾として立ちはだかるのは、水属性妨害型のレイドボス「ビリー」だ。本稿は「ビリー」のスキルや有効な編成についての予想記事となる。
※レイドの攻略記事は後日別途投稿予定。
対ビリー考(ボススキル予想)
持続ダメージデバフ
レイドボスといえば持続ダメージデバフ、そして水属性といえば「中毒」だ。しかし先だって行なわれたワールドボス「サロメ」で、嫌というほどを中毒まみれになったばかり。さすがに「中毒」ボスが連発するとは考えにくい。
うるせえそんなこと知るかとばかりに、夏場に一晩放置したサバ寿司をふるまってくる可能性はあるが、どちらにせよ中毒なら対策はどうとでもなる。
デバフ解除あるいは持続ダメージデバフ解除を持つキャラを編成すれば、問題のほとんどは解決する。★4ならエラト・バスト、★5ならNモナが無難なところだ。
上級者であればボタンだけで事足りる。デバフ程度のミジンコダメージなぞ、ボタンとネプチューンのヒールで押し流してしまえばよい。中毒のようにフィーバーを妨害する類のものであっても、狂暴化の前には無力だ。
時間系デバフ
水属性を代表するデバフのもうひとつ、それが時間系デバフだ。
「水風船」だの「沈黙」だのと、色とりどりの冠をかぶってはいるが、結局はこちらのスキルゲージチャージを阻害する効果のものでひとくくりにできる。
しかし対策をするとなるとこれほど面倒なものもない。対策可能なキャラがかなり限られているからだ。
時間系デバフ全般に対応できるのは、ボタンとピュアホワイトポモナしかいない。それらがいないなら、時間系デバフへの対策はあきらめるのも手だ。うっとうしいが、放置しても死に直結することは少ない。
新デバフ
ほぼ内容が予測不可能なうえ、一番確率が高いというのがこれ。
レイドボスが新デバフで困らせてきて、同時期に実装される新キャラがその対策スキルをたまたま持っている、というのはもはやデスチャ恒例行事になりつつある。
なのでもう対策といえば「アニーを引け」にしかならないのだが、それでも無理やり予想するなら複合型のデバフになるのではないかと思う。
デメテルの「猛毒」のような、「持続ダメージ+なにか」や「時間系デバフ+なにか」といったものだ。
複合型デバフの分類は、母体となるデバフ効果のものを継承しがちなので、持続ダメージや時間系デバフとくっついてくれるなら対策はしやすい。なんとなく、凍結の上位互換デバフを持ってくるのではないかという、根拠のない確信がある。
編成と新キャラ性能予想
オート編成
ボスが何をしてこようと知ったことか、という意思で満たされたテンプレ編成。
ネプチューンのヒールと、ボタンの最大HP増加でパーティを支えきることが前提にはなるが、それができればあとは何も考える必要はない。ボスがどんな手管を弄しようが、一発会釈して殴りかかるだけだ。
とにかく加速をバラまくので、半端な時間系デバフ程度ならゴリ押せるし、そもそもボタンなら解除可能だ。持続ダメージデバフもNモナがなかったことにしてくれる。ビリーのデバフがフィーバー妨害系だったとしても、1回は無視できるのも大きい。
ムカつくほど攻守ともに安定している。とりあえずという感じで組むには持ってこいだ。
手動編成
こっちもほぼテンプレ同然のロイヤルストレート人権フラッシュ。とにかくディーラーのDPSを最大化することに特化したおり、ボスと会話する気はまるでない。
とはいえ操作難易度は見た目ほど単純ではない。ドライブゲージの蓄積度に応じてスライドとノーマルを使い分けたり、フィーバーに合わせてバートリーのデバフを入れたりと、考えることは多い。デスチャの違った側面を垣間見ることができる。
アニーがよほどの性能でこない限り、この編成はほぼ揺るぎないだろう。強いて言えば、Nモナをボタンにするかどうかに議論の余地があるぐらいか。
新キャラ「アニー」性能予想
まず「アニー」のロールがなんであれ(補助か回復のどちらかだと思うが)、ビリーの放つデバフへの対策を持っていることは間違いないだろう。
前述したように、ボスの新デバフを新キャラが解決するというのは、これまでの歴史が証明している。ビリーの周囲に浮かぶ水泡を、破壊しているようなアニーのイラストも象徴的だ。
そしてデバフを解除できるなら、ロールは補助型か回復型だろうという予測になる。防御型という線もあるが、その場合、デバフ解除と防御バフのほかに攻撃力に寄与する何かを持ってないと食指は動かない。
とはいえ木属性に限らずバッファーも飽和状態だ。うまく隙間をぬって居場所を確保するなら「割合増加型の攻撃力バフ」か「覚醒」あたりを持ってこないと厳しい。
いっそもう性能なんか関係なく「スケベ! 勝負あり!」でガチャを回してしまってもいいんだが、いろんな使い道を考えてワクワクする、という楽しみは残してほしい。