【デスチャ】付き合うならゲージ追加、結婚するなら加速バフ

だんだんと使用キャラが増えてきた「スキルゲージ追加」。今後、加速バフとどちらを採用するか迷う場面も増えそうなので、加速バフごとの計算方法とそれぞれの長所短所を比較した。

加速バフの計算方法

ロール別の基礎チャージ速度

  • 補助/妨害型:約11秒
  • 防御型:約12.5秒
  • 攻撃型:約14秒
  • 回復型:約16.5秒

上は、ビーチビュッフェの効果検証(参考記事)にて、ついでに調べた各ロールの基礎スキルゲージチャージ速度だ。見ての通り、足の速さがかなり違う。補助型や妨害型に防御・回復スキルを持たせると誰が職を失うのか、これを見るとわかりやすい。

加速バフを与えた際の短縮秒数などは、すべてこの基礎スキルゲージチャージ速度を基準に計算される。細かい数値まで覚える必要はないが、加速バフがどのような影響を与えているかは、知っておいて損はない。

加速バフの計算方法

チャージ速度加速バフの計算方法

加速バフの計算方法
  • 加速後のチャージ速度=基礎チャージ速度/(1+加速バフ効果量)

チャージ速度加速バフ(スキルゲージチャージ量/速度アップ)は、ゲージの進行効率を高める効果を持つ。加速バフ付与時のチャージ速度は、初期速度を100%として計算され、加速バフの効果が+50%なら150%(1.5倍)、+100%なら200%(2倍)になる。早い話、加速バフを+100%付与するとフルチャージまでの時間が半分になるわけだ。

ゲージ追加バフの計算方法

ゲージ追加バフの計算方法
  • ゲージ追加付与後のチャージ速度※=基礎チャージ速度×(1-ゲージ追加効果量)
    ※ゲージ追加でフルチャージ超過が発生していないと仮定した場合の数値

ゲージ追加の効果はバフの効果量の分だけ即座にゲージをチャージする。ゲージ50%追加なら、一気にゲージが半分進むわけだ。ゲージチャージ中に付与されないと無意味、という欠点はあるものの、単純な短縮効果は脱法レベルに高い。

加速バフとゲージ追加の比較

チャージ時間短縮量早見表

※チャージ短縮量/加速バフ換算値は、ゲージチャージ中にゲージ追加が1回だけ付与されたと仮定した場合の数値

攻撃型(チャージ速度14秒)への加速バフとスキルゲージ追加、両者の効果を秒数に置き換えて、なかば無理やり比較すると上のようになる。そもそも性質の違うものなので、単純にイコールでは結べないが、だいたいの目安にはなる。

ゲージ追加のすさまじい伸びしろ

加速バフ比較

加速バフ+152.5%(完凸コウガ+完凸レオ)と、スキルゲージ追加+61.8%(2凸テイワズ+4凸悲劇ルサルカ)の比較。

数値と短縮量が比例増加するゲージ追加に対し、加速バフは数値が増えるにつれ短縮量が相対的に減衰する。ゲージ追加が+45%を超えると、単独で太刀打ちできる加速バフは存在しなくなる。スライド一発でゲージを60%以上追加するティスベがいかにイカれてるか、という話である。

チャージ速度加速バフのメリットとデメリット

加速バフのメリット
  • 持続するバフなので付与タイミングを問わない
  • 行動/被弾時のゲージチャージも増加する(チャージ量アップバフのみ)
加速バフのデメリット
  • 沈黙や石化など行動不能状態の場合、効果を発揮しない
  • 積みまくることのメリットが薄い
  • バフ解除などで消されるおそれがある

チャージ速度加速バフの利点を簡単にいうと「つけときゃうまくやってくれる」である。付与タイミングを考えなくても、とりあえず与えれば安定加速してくれる。ただし、多重複によるメリットは薄く、加速150%以上は積んでも思ったほど効果が伸びない。バフ付与のイメージとして、太く短くよりは細く長くを目指したほうが良い。

ゲージ追加のメリットとデメリット

ゲージ追加のメリット
  • 沈黙や石化など行動不能状態でも効果を発揮する
  • 効果が即時発動する
ゲージ追加のデメリット
  • 対象がゲージチャージ中でないと効果が無駄になる
  • フルチャージ超過分は持ち越されずロスになる

高いパフォーマンスを誇るが、対象がゲージチャージ中でないと効果が全ロス、フルチャージ超過分もロスなど、効果的に使えるタイミングが加速バフに比べて限定的。その性質上、編成全体をまんべんなく加速するのには向かない。特定のノーマル多用キャラをぶん回すなど、加速バフの穴を埋める・効果を上乗せする形で使うのがよろしい。