デスチャ運営ゴリさんより投下された以下のツイート。
7月7日が誕生日だったのですが、お祝いのメッセージや返信をいただき、ありがとうございました。デスチャと出会っても1年と少し経ちました。まだまだ様々なアップデートが控えています。歩みが遅く感じることもあると思いますが、今後ともよろしくお願いいたします。
— デスチャ運営ゴリさん (@destiny_gorisan) July 9, 2018
お誕生日おめでとうございます。
さておき、“まだまだ様々なアップデート”という部分が非常に期待をそそる。本家韓国版にあって日本版に未実装のコンテンツが本当に山ほどあるからだ。
バランス崩壊を懸念して見送られたと思しきものもあるため、全部が全部そのままの形で実装されるわけはないだろうが、とりあえず現時点で主な未実装コンテンツをまとめた。
温泉
2019年4月に満を持して日本版にも温泉が実装された。以下の内容はすべて韓国版のものとなる。日本版温泉の効果などについては下の関連記事を参照。
概要(韓国版)
温泉はレベルやキズナとも違う、新たな育成コンテンツだ。プレイヤーはコウガの経営する温泉街で、用意された五つの浴場に好きなチャイルドを漬けることができる。
温泉に漬けられたチャイルドは好感度レベルが上昇し、同時に基礎ステータスもアップする。好感度上昇によるステータスアップにはレアリティごとに上限が設定されており、★5で2倍、★4で2.5倍、★3で4倍(!)となっている。
強化量が凄まじいため、韓国版では新キャラが追加されてもしばらく温泉に漬けておかねば使えないのだという。乾燥メンマとほぼ同じ扱いである。
また、温泉には専用の温泉スキンがあり、各チャイルドの個性的な入浴シーンが楽しめる。
しかしこれがタダのはずはなく、温泉スキンを獲得するためには後述するミニゲームをクリアしなければならない。温泉スキンがない状態で入浴すると、鬼火のような見た目になる。温泉の効果自体は変わらない。
また、入浴中のチャイルドにはプレゼントをあげることが出来る。プレゼントの内容によって好感度が追加上昇するが、チャイルドによって好みがあるらしく、ピンとこないプレゼントをあげるとそれ相応のリアクションを返される。
入浴中にプレゼント渡しに来た時点で好感度は底のような気はするが、そのあたりは気にしないようだ。
ミニゲーム(韓国版)
スキン獲得用のミニゲームだ。各属性色の提灯を持って夜道を歩き、鬼火が出たらミニゲーム開始。クリアするとランダムで温泉スキンを獲得することができる。
画面下部のボタンをうまいこと押して、伸び縮みするバーを指定範囲内に収め続けるというゲームなのだが、覚悟してほしい。これが、よく時代が許したなと思うぐらいにレトロでシンプルだ。自分のなかに感情の無風地帯があることを知るだろう。神が一切の娯楽を禁じても、おそらくこれだけは見逃される。
ENDLESS DUEL
概要
レアリティ制限付きの15vs15のマッシブ対人コンテンツ。
レアリティごとにリーグが存在し、ランキングもそれぞれ個別に行われる。存在するリーグはフロンティア・デュエル(★3以下限定)、エキスパート・デュエル(★4以下限定)、アンリミテッド・デュエル(無制限)の三つだ。
ここでいうレアリティ制限というのは初期レアリティのことだ。★6まで育成した★3は全てのリーグで使用することができる。
ひとつのデッキに15体までキャラを編成することができるが、一度に戦うのは最前列の5体だけだ。前列の誰かが落ちると、後ろの同じ列のキャラが前に出てくるという仕組みになっている。
報酬はクリスタルと装備強化アイテム。この辺は日本版で再調整されると思われる。
各リーグの情報は上位ランカーの編成や自身の戦績だけでなく、リーグ内使用率の高いチャイルドまで見ることができる。
これがとてもよい。プレイして間もないころ、よくこのランキングを見てどの★3が有用なのかを判断した。画像はごく最近の使用率ランキングだが、サキュバス三人娘が上位を独占しているあたり流石という感じだ。
戦闘バランス
私はこのコンテンツをそこまで真剣にプレイしていなかったので、当時聞きかじった情報で申し訳ないが、どうも非常にバランスが悪くあんまり流行っていないようだ。
特に★3リーグのバランス調整が極端で、出血キャラや中毒キャラはいるのにデバフを解除できるキャラが存在しないため、ダビやティケがやりたい放題という話を聞いた。
日本版はだいぶバランスに気を使っているようなので、同じ轍を踏まないでほしいとは思う。エンドレス・デュエルのわちゃわちゃ感は結構好みだった。
還生館
還生館は「転生館」を名を改め、日本版に実装済み。以下の内容はすべて韓国版のものとなる。
日本版転生館へのインプレッションや、限界突破優先度考察については下の関連記事を参照してほしい。
概要(韓国版)
おそらく待ち望まれ度ダントツナンバーワンの被り救済コンテンツ。
不要な★4あるいは★5(または一部の育成済み★3)と紅石、オニキスとを引き換えに、任意に選択した6体の★5と交換することができる。
交換可能な★5は数体の還生館限定チャイルド(+ピックアップチャイルド)および、自身の手持ちチャイルドから選ぶことができる。限定か恒常かに関わらず、1体でも所持していれば獲得対象に選ぶことができるのだ。還生館が重宝される所以である。
還生館で行える交換システム(ゲーム内での呼称は”召喚術”)は以下の三種だ。
- 召魂術
任意の★4を最低5体生贄にして新たなチャイルドの召喚を行う。生贄にしたチャイルドの数によって召喚成功率が変化し、5体生贄時は10%。成功率100%にするために必要な★4チャイルドは40体。
※生贄にできるチャイルドは初期レアリティが★4のもののみ。 - 歸魂術
任意の★5を2体生贄にして新たなチャイルドの召喚を行う。成功率は100%。 - 満魂術
★5かつレベルを最大まで上昇させたキャラ3体を生贄に、新たなチャイルドの召喚を行う。使用する★5チャイルドは初期レアリティが★5未満であってもよい。
還生館の役割(韓国版)
機能としては不要チャイルドのリサイクルだが、役割はそれだけに留まらない。限定チャイルドも交換対象になっていることと、★4が5体あれば利用可能というハードルの低さが非常に絶妙なのだ。
韓国版デスティニーチャイルドは、過去に炎上したことからもわかる通り、とても良心的とはいいがたいガチャ確率を貫いている。それが何となく許されているのは、この還生館のお陰だろう。
限定キャラを限界突破できなくとも、1体だけでも引いておけば還生館で獲得のチャンスがあるというのは無課金者・課金者問わず非常に大きな光明だ。
★4が5体あればチャレンジできるというのもいい。だいたい飲み込まれて終わるのだが、それでも10%という確率表記は母の愛に匹敵する安心感がある。
日本版でも中堅プレイヤーは★4が飽和状態になりつつあるし、店主キャラのバリも登場した。そろそろ実装の頃合いではないだろうか。