4月30日より開催された平成最後のワールドボス・トライアル”オロラキング”。本稿ではボスの基本情報および攻略情報をまとめる。
オロラキング基本情報
- 時間系デバフ無効
- 沈黙・気絶デバフ無効(失明・混乱は有効)
- スキルチャージ速度20%増加
- スキルダメージ20%増加(lv10のみ)
- 推定防御力:3000(lv1~lv10までおそらく同値)
- 弱点防御ダウン値:40%(lv1~lv10まで同値)
- 推定特殊属性補正:等倍属性(光)以外からの追加・防御無視除くスキルダメージを20%減少
- スキル①:4体にダメージ&即時・持続回復量減少デバフ(※1)付与。自身に重複型防御バフを14スタック付与。
前兆セリフ:「降参しロン!」 - スキル②:5体にダメージ&呪い(※2)付与。自身に重複型防御バフを18スタック付与。
前兆セリフ:「オロロン、怖いかロン?」 - ドライブ:前列全体にダメージ
防御力および特殊属性補正は、同属性のノーマルスキルダメージを基準とした場合の推定値である。そのため、数値の正確性は保証しない。
※1 回復量減少デバフの効果量はオロラキングのレベルによって徐々に増加する。はじめは回復量3割減ぐらいだったものが、レベル7を過ぎたあたりでは4割減になり、前列の回復がだんだん困難になる。
※2 呪いデバフの効果量はオロラキングのレベルによって徐々に増加する。最初はよくてもだんだん無視できないダメージになってくるだろう。また、呪いデバフは効果時間終了時に2.5倍ダメージを発生させるが、ワーウルフの呪い解除ならこれを回避することができる。
対オロラキング:編成私案(クババなし700万)

ディーラー
![]() | 褒めて伸ばすディーラー、フレイ。 前回のレイドではサターンにトップの座を奪われてしまったものの、バフを山ほどもらえるワールドボスでは、やはりまだまだトップディーラー。 フレイの特殊スライドスキルは、バフや装備の効果を増加させるのはもちろん、温泉で増加した攻撃力にまで作用する。 持てる全ての札束と自動車の鍵をフレイの口にねじこんできたのは、全てこの日のため。満を持してのぼせ上ってほしい。 |
![]() | 隠れたトップディーラー、エリザベート。 サターンを差し置いてエリザベートを攻撃力二番手に置いたのは、決して判官びいきなどではない。フレイほどではないにしろ、彼女も装備(バフ)倍率増加型スライドスキルの持ち主。バフを山盛り満載すれば、DPSはサターンにも匹敵する。 エリザベートの火力を信じて存分にすこるがよい。 |
![]() | 闇属性最優ディーラー、サターン。 追加ダメージ付きノーマルに追加&防御無視ダメージ付きスライドスキル、なんともわかりやすいメッセージ。これで殴れば人は死ぬ、という無限の説得力を感じる。 しかし今回は、これといってバフとのシナジーがなかったので攻撃力序列三番手に甘んじてもらった。 |
![]() | 強いけど正確に難あり、マーズ。 追加・防御無視もろもろ込みの単体三連打が弱いわけがないのだが、いかんせんワガママ。お気に入りの自己バフをいっさい手放そうとしてくれない。 加速をしなければ延々ノーマルを撃ち続けるこのじゃじゃ馬をどう乗りこなすかが課題の一つ。 |
![]() | 四連打は強いんだけどね、ケプリ。 闇属性唯一の四連打持ちだが、早い時期に実装されたキャラらしく追加ダメージや防御無視ダメージがかなり控えめ。しかもクールタイムも10秒。 低凸ということもあって非常に迷ったものの、失明による防御フォローに期待して採用。 |
![]() | ★4最強のワールドボスディーラー、モリーユ。 スライドスキルはフレイの下位互換だが、ノーマルに自己バフがないため、スライド使用率が非常に高い。 この手のオートでただただ殴ってもらうコンテンツにおいて、モリーユは無類の強さを発揮する。 あんまりバフを与えてあげられないのだけ残念。 |
ヒーラー
![]() | 全体回復が強い以外の言葉はすべて蛇足。 |
![]() | 非常に珍しい回復型のブーストチャイルド。入れなくてもパーティを支えきれるプレイヤーにとってはジレンマの塊。 |
デバッファー
![]() | 令和に持ち越された平成の怪物、バートリー。 ただ防御力をめちゃくちゃに下げるだけのことで、ここまで孤高の人権バッファーとなるものかとしみじみ思う。 クババがやけに追加や防御無視満載性能で来たもんだから、超防御ボスですわバートリー潰しかと身構えたが、まったくの杞憂だった。元号が変わってもバートリーの治世はまだまだ続く。 |
![]() | 地味ながら唯一無二、サンビーチモナ。 火傷によるスキル防御減少というユニークスキルによって、独自の立ち位置を堅持し続けるサンビーチモナ。ワールドボス報酬キャラ、唯一の生き残りでもある。 効果はそれほど大きくなくても"誰ともかぶらない"というだけで重宝されてる様は、寓意に満ちている。 |
![]() | スタメンデバッファー、神楽のワーウルフ。 効果時間中、敵の属性・防御に関わらずダメージに一定値を加算するちょっと変わったスキル防御減少系デバフ。 簡単に言ってしまうと、効果時間が短い代わりに超強い中毒デバフみたいなものだ。ドライブで付与するデバフも強いし、サンビーチモナの火傷とも共存する。すばらしい。 |
![]() | ここにしか居場所がないがここから退く気配もない、ミダス。 初回のワールドボスからずーーっとここにいる弱点防御デバフ地蔵。上位互換でも現れない限りスタメンを退く気配もないが、あからさまな上位互換キャラを実装しないのがこのゲームのいいところでもある。 おそらくサービス終了まで、ミダスはここで苔むしていくのだろう。 |
![]() | おじいちゃんを見飽きたので、イブ。 いつもならタナトスを起用するところを今回イブにしたのは、お爺ちゃんもうちょっと見飽きちゃったかな以外に理由がない。中毒の実力は大差ない。 |
![]() | ワールドボス最重要キャラ疑惑、ニルティ。 正月の双面のモア戦では、ニルティが防御バフをすっ飛ばすことでスコアが劇的に向上したので、もしかしたら今回も思って編成したら案の定。 混乱もバカスカ入るので、オロラキングをだいたい裸のままにしておける。バートリーとの相性も良い。防御バフを張る相手には無類の強さを誇るのがニルティだ。 |
バッファー
![]() | お疲れ様で~す。 |
![]() | |
![]() | 後列加速バフ無限の可能性、シトリー。 ワールドボス特化性能で強いのは今さら言うまでもないが、実は"後列5体加速(クールタイム減少)"がとんでもない。 後述するが、なんとなくディーラーを加速させるよりもバッファーやデバッファーを加速させることに可能性を感じている。 |
![]() | クリティカル界の大頭目、パンテオン。 ガネーシャだの姫ミクだのいくつもの対抗馬を退け、未だトップをひた走るクリティカルバッファー。 今回実装されたクババもリーダーバフがクリティカル絡みだが、パンテオンと問題なく共存してしまうため、特に地位は揺るがない。 |
![]() | 意外と万能な闇属性バッファー、ワーウルフ。 レイド特化バッファーとして実装されたものの、ワールドボスでも問題なく強い。 スライドスキルダメージを最大60%上昇させる覚醒は、バフ全盛りフレイに与えるとたまに9万ダメージ×3とか出したりしてウケる。 |
![]() | 結局どこでも強いネプチューン。 レイド特化バッファーだったはずなのに、結局デビルランブルやワールドボスなどあちこちで顔を見る便利屋。今回は前衛に追いやったディーラーの回復および加速役として起用。 |
対オロラキング:ドライブ順

ドライブ順解説
対オロラキング:加速対象を限界まで増やす
加速バートリー&加速ワーウルフ
前回からやたらと気に入ってる加速バートリーへさらにもう一声。バートリーだけでなくワーウルフまでシトリーのクールタイム減少バフの対象にしてしまおうという目論見だ。すべては防御力デバフと覚醒バフのアップタイム増加のためである。
しかしこれを実現するには、バートリーとワーウルフを後列攻撃力トップ5に入れないといけない。
バートリーだけならまだしもワーウルフもとなると、さすがにディーラーのダメージロスが無視できない。どうにかしてディーラーの攻撃力を下げずにバートリーとワーウルフをバフ対象にする方法はないものかと考えた結果。

追い出した。
見ての通り、モリーユとケプリとマーズを後列から前列へと移動させている。
ディーラーを前列へ追いやってしまえば、いくら攻撃力を上げたところでシトリーバフの対象にはならない。当然、彼女らのDPSは多少下がるが、それはバートリーとワーウルフの加速でお釣りが来るので問題ない。
高レベル帯だと死にやすくはなるがそれはしかたない。生きてれば死ぬこともあるでしょう。
加速マーズ
ノーマルスキルに自己バフ(クリティカル率アップとか)を持つディーラーは、そっちを優先して使う傾向にある。闇属性でいうと、マーズやフレイ、クババがその類だ。
フレイはそもそも加速させるので良いとして、マーズはなんとかして加速させないと使い物にならない。
ということで今回はネプチューンを使うことにした。

前列にいるマーズは当然ダメージを受ける。もとよりHPが低く、そして不利属性のマーズがダメージを受ければ、当然他のキャラよりもネプチューンの回復&加速の対象になりやすい。
あえて前列に出し殴られてもらうことで無理やり加速対象にする、というものだ。少し気の毒だがやむをえない。わかってほしい。加速する方も痛いのだ。
対オロラキング:スコア例

スコアはうまくいって700万。ふだんは630~670万あたりをウロウロ。ちなみにLv10オロラキング相手でもあんまりスコアは変わらない。
ダメージ内訳
バフを盛ったフレイとエリザベートが桁違いのダメージを出してくれるので気持ちいい。
対オロラキング:編成私案改善版(クババなし800万)

変更点は、前列に出していたケプリとモリーユを後列に戻し、攻撃力をワーウルフよりほんの少しだけ低くした、だけ。限界突破数、リーダー、ドライブ順に変更はなし。
後列7人加速体制
ケプリとモリーユの攻撃力をワーウルフより低くすると、後列のバフなし攻撃力序列は以下のようになる。
すると、バフのない状態ならバートリーとワーウルフにシトリーの加速バフ(時計みたいなアイコンのアレ)が飛ぶ。

アレ
しかし、ひとたびワーウルフの攻撃力上昇バフが回りだすと序列が変化。ケプリとモリーユもシトリーバフの対象になり、最終的にはこうなる。

後列7人にクールタイム減少バフが付与された状態。付与バフが多すぎて見えてないが、フレイとエリザベートにも入っている。
後列に下げたケプリとモリーユにもはや死の影はなく、前列にひとり残されたマーズも、ネプチューンの回復と加速をほぼ独占できるため生存力とDPSいずれも向上。スーパーウルトラハッピーエンドを迎える。
スコア例

普段は670~750万をうろうろ。はじめのNモナドライブで応援がうまいことディーラーに飛べば800万を超える。
ダメージ内訳
後列の攻撃力序列維持のため、ケプリとモリーユの攻撃力を調整する必要があったが、女体化サンタカルタのおかげでDPSはほとんどドロップしていない。むしろ加速の影響で伸びている。