【デスチャ】ワールドボス攻略:マーカラ(ローラ無凸1800万編成)

5月28日より開催されたワールドボス「マーカラ」。本稿ではマーカラの基本情報および攻略情報をまとめる。記事内に登場するバフ型、デバフ型、ハイブリッド型などの編成タイプについては、以下関連記事を参照。

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更新履歴
  • 2020/5/29 記事作成

マーカラ攻略:基本情報

マーカラのステータスと使用スキル

  • 無力化デバフ無効
    (石化/沈黙/混乱/気絶/睡眠/強打)
  • デバフ回避率30%増加
  • デバフ持続時間20%減少
  • スキルゲージチャージ速度20%増加
  • 推定防御力:4000
  • 弱点防御ダウン値:40%
  • 推定特殊属性補正:闇属性以外からの追加・防御無視除くダメージを20%減少
  • スキル①:HPの残りが多い対象5体にダメージ&12秒間、分解&妨害型の対象に1000の追加ダメージ
    前兆セリフ:「我慢してくださいねっ♥」
  • スキル②:HPの残りが多い敵5体にダメージ&10秒間、70%の確率でデスヒール&デスヒール中の敵に即時回復&45秒間、自身にスライドスキルダメージ防御+50%
    前兆セリフ:「準備はよろしいですか~?」
  • ドライブ:前列の敵全体にダメージ。14秒間、80%の確率でデスヒール&80%の確率でバフを1つ解除

防御力および特殊属性補正は、同属性のノーマルスキルダメージを基準とした場合の推定値である。数値の正確性は保証しない。

マーカラ攻略編成例

ローラなしデバフ型

マーカラ攻略編成

ドライブはSモナ→光モナをループ。リーダーはニルティ。

スコア例

マーカラ戦スコア

上振れて1700万。普段は1500~1600万をうろうろ。

スキル予約

ローラなしデバフ型編成解説

デバフ型編成をベースに、マーカラ対策をいくつか盛り込んだ編成。この編成の要諦は以下の通り。

  1. 木属性を可能な限り多く編成する
  2. デスヒール対策を盛り込む
  3. ボスのスライド防御バフをマジでさっさと消す
  4. Nモナコウガのバフをナヴィバトとディーラー2体に当てる

順に説明していこう。

①はナヴィの強殖効果アップのためだ。アホほどバラまかれるデスヒールのせいで頼りにしてたボタン、アストレア、ヘケトが使いにくいぞサアどうしよう、ということで白羽の矢が立ったのはエポナバリアはもちろん、対象を選ばない吸血付与がデスヒール対策として効果てきめん。

とはいえ、エポナだけではデスヒール対策として不十分。そこで②の話に移る。

デスヒール対策は取りたい。でも編成枠を割きたくない。そんなアンビバレンツなせめぎ合いの果て、光芒のモナドライブバリア全体化現象を利用することにした。

光モナドライブバリア全体化現象
光モナ

巷で大いに話題となっているので知っている方も多いであろうこの発見。要するに、対象5体であるはずの光モナドライブバリアが、ワールドボスでは20体全員に付与される現象のことである。

光モナドライブ

光モナドライブでバリアが全員に張られている様子

前列にバリアを張るだけならシトリーでも良いが、光モナドライブはドライブ加速まで付与してくれるため、3FTの安定度が段違いだ。

誤表記なのかスキルのバグなのかはわからない。ただ、このゲームでは起こっていることだけが真実だ。使わない手はない。発見者の異次元めいた嗅覚に敬意を込めて、がっつりパクらせていただいた。

さて続いては③のスライド防御バフへの対策だ。ダメージカット倍率と付与頻度がとんでもなく高いため、消さない限り未来永劫ダメージを半分カットされ続ける、リボ払いみたいなバフ。ハイスコアを目指す上で、最大の障害といっても過言ではない。

今回はバフ解除のニルティと保護系バフ無効を持つセルケトの両名を採用。保護系バフ無効は、保護系バフ解除だけでなく、保護系バフの付与阻害まで行ってくれるので非常に効果が高い。セルケト自身が攻撃型なので、ロビンの加速を受け取れるのもありがたい。

さて最後に④、Nモナコウガの加速バフコントロールだ。まず、デバフ型編成におけるナヴィバト加速バフ独占問題について解説しよう。

ナヴィバトのバフ独占問題
Nモナ

「デバフ型編成」とは、ナヴィバートリーの攻撃力を編成内トップ2になるよう調整し、Nモナコウガの二重加速をぶち当てることでデバフのアップタイムを極限まで高める、という編成の総称だ。これの何が問題か。

Nモナの応援付与タイミングがコウガより後、またはほぼ同時だった場合、応援の効果によりナヴィバートリーの攻撃力が1.2倍されてしまうのだ。

1.2倍後の攻撃力をディーラー勢が上回れないと、Nモナコウガのバフが一生ナヴィバートリーに独占され続けてしまう、というのがナヴィバトのバフ独占問題だ。

この問題を解決する方法は実にシンプル。応援で攻撃力上昇が起きないようにすればよい。

バフがなにもない状態でNモナの応援を付与すると、攻撃力上昇倍率は0%になる(参考記事)。したがって、Nモナの応援をコウガバフが入るより先に付与すればよい。

Nモナを初手必ずボスに殴られる位置※へ移動させ、被弾加速でスキル使用を先行させた。百発百中ではないが、高確率で応援がバラけるので満足。

※味方全員のHPが満タンの場合、前列左端から1,2,3,4番目と右端1番目のキャラが必ず攻撃対象に選ばれる。

弱点克服デバフ型編成(ローラ無凸)

マーカラ攻略編成2

ドライブはSモナ→光モナのループ。リーダーはニルティ。

スコア例

マーカラ編成

上振れて1800万。普段は1600万付近をうろうろ。

スキル予約

弱点克服デバフ型編成解説

今回の編成の要諦は以下の二つ

  1. デバフ型の弱点克服
  2. ローラの応援ホールインワン

まずはデバフ型の弱点克服について解説しよう。そもそもデバフ型の弱点とはなにか。ディーラー勢の攻撃力が大きく制限されることである。では、いかにして克服するか。

やり方は実にシンプル。まずナヴィバトの攻撃力を、木属性トップ3内に入るよう調整する。次に、ロビンの初手使用スキルをスライドに設定し、戦闘開始初巡でボスに必ず殴られる位置に置く。これだけだ。

要するに、ロビンの強烈な攻撃力バフで、ナヴィバートリーの攻撃力をほんの束の間編成内トップ2まで押し上げ、その間にコウガNモナのバフを掠め取ってしまおうというわけだ。ロビンバフが切れれば自動的にディーラー勢の攻撃力がトップになるので、無理なく応援や加速が行き渡るという寸法である。

デバフ型の利点をいっさい損なわずに、ディーラーの攻撃力制限を撤廃することができる夢のような編成だが、注意点が二つある。

  1. ナヴィバートリーの攻撃力はディーラーより20%ほど低くしておくこと
  2. コウガNモナは被弾加速に含めないこと

①は、応援込みでもナヴィバトがディーラー勢の攻撃力を上回らないための調整だ。今回の編成では上で述べた「加速バフの付与順コントロール」が使いにくい。ロビンバフが消えても応援のせいで加速対象になり続けてしまったら意味がない。

②は、ロビンより先にコウガNモナが動かないようにするためだ。ロビンによる攻撃力上昇が加速バフ付与の前提なので当然である。

ローラ

続いて、「ローラの応援ホールインワン」についての解説。これは、ローラの攻撃力を一瞬だけ編成内トップ2に押し上げ、そのスキに応援をもらってしまおうというものだ。思想的にはロビンバフ利用とよく似ている。

やり方は簡単、Nモナが応援を使うタイミングでローラに諸刃が付与されていればよい。

私の場合は、Nモナが3回目の応援を使うタイミングでローラが諸刃中になるよう、スキル使用タイミングを調整した。この辺の調整は人によって変わるので、何度か試行錯誤しつつ自分なりのタイミングを見極めるしかない。

マーカラ攻略:スキル対策

デスヒール

回復をダメージへと転換するやっかいさナンバーワンデバフ「デスヒール」。マーカラ戦における最大のストレス要因だ。いかにしてこれを克服していくか。

デスヒール対策の方向性は大きく分けて2つある。

  1. デスヒールそのものに対策を施す
  2. デスヒール以外のダメージを減らす

①と②、それぞれ具体的な方法をざっと羅列すること以下のようになる。

デスヒールそのものへの対策
  • デバフを回避・解除バフで対処
  • ボスのデバフ命中率を下げる
  • バリアでしのぐ
  • 吸血・HP吸収スキルでしのぐ
デスヒール以外のダメージ対策
  • 失明で被弾率を下げる
  • 細工で「スライド被弾ダメージ減少」つける

デスヒールを回避・解除する

嫁ポモナ

デスヒールに真正面から立ち向かうタイプの対策。使用キャラが限られる上に、ボスのデスヒール付与頻度を考えるとやや確実性に欠ける。心意気は男前だが効率は悪い。

この手の対策を取りたい場合、最適解は嫁ポモナになる。デスヒールを解除するばかりでなくその後のヒールフォローまで万全だ。

キャラ以外でデスヒール回避率を上げたい場合は、装飾の細工オプションかカルタに頼ろう。デスヒール回避カルタとして役に立つのは「とこしえの誓い」と「無垢なる悪意」の2種。細工効果と重複するので、組み合わせれば高確率でデスヒールを避けてくれる。

ボスのデバフ命中率を下げる

闇ダビ

避ける確率を上げるのではなく当たる確率を下げよう、というアプローチ。闇ダビを持っていればこの対策が取れる。というか、闇ダビがいないと現実的ではない。

バリアでしのぐ

エポナ

多くの人が採用しているであろう対策。バリアはデスヒールの影響を受けない上に、分解やスキルダメージにも効果を発揮するため非常に便利。

バリア要員として適任なのはマルスダナエポナマルスは対象が全体、ダナは同時に防御アップも付与、エポナは対象数こそ少ないものの吸血同時付与と、それぞれ特色がある。お好きなものをどうぞ。

吸血・HP吸収でしのぐ

バズランボー

スキルによる吸血、HP吸収による回復はデスヒールの影響を受けない。デスヒール影響下で、唯一許された回復行動といえる。

吸血付与要員としてポピュラーなのはエポナだが、エポナだけじゃ間に合わない、という場合は、ドライブでパーティ全体に吸血を付与できるヘラかバズランボーをおすすめする。

フィーバー直前に全体吸血を付与すれば、フィーバー殴り&その後のスライド一巡でHPをかなり戻せる。スコアを出すどころか完走すら怪しい、という人には非常に有効な手段だ。

失明で被ダメージ減少

バステト

マーカラには失明が効く。失明で攻撃命中率が下がれば、自ずと前列の被ダメージも軽減される。

デスヒールへの直接的な対策にはならないが、前列の生存力を上げるという意味では非常に有効。失明付与役はディーラーとしても優秀なバステトが最適。次点で闇ダビ、ホルス。いなかったら諦めようね、という感じだ。

ちなみに、失明が下げるのは物理攻撃の命中率だけで、デスヒールの命中率は下がらない。

細工で被ダメージ減少

細工オプション

前列キャラの防具に細工で「スライドスキル被弾時のダメージ減少」をつけまくる、というもの。スライドスキル頻度が異常に高いマーカラの攻撃力を効果的に削ぐことができる。

上述のあらゆる対策と同時に実施できる、というメリットはあるが、いかんせん物資量と運が絡むので初心者では実施しにくいのが難点。

分解

対策不要。

ノーマルスキルの頻度がそこまで高くない、マーカラの脅威の核心はデスヒールであって分解ではない、などの理由により無理して個別の対策を取る必要はない。バリア要員やデバフ解除要員を編成してれば、まとめて解決してくれる。