デスチャ8月12日のアップデートで新たに実装された｢チェイサークババ｣「漆黒の影ユーナ」のスキル性能インプレッションを掲載。
チェイサークババ
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駆けるドスケベ道交法
属性変更で「誰？」となるキャラも多い中で、さすがクババである。属性が変わろうが役割が変わろうが「巨大な鉄を駆るぶりんぶりんのブロンド美女」という強みを一瞬たりと手放そうとしない姿勢はただただ、老獪。乳と尻という黒鉄の二輪が、男子の性癖にどれほど致命的な轍を残すかをよく理解している。
並べて眺めても、闇属性攻撃型だった頃とは服と車種以外の違いがわからない。闇属性が土曜日、水属性が水曜日ですと言われても納得する。一応、レイドコスで姿を変化させられるが、こちらも原作者が乳ノ森章太郎から尻ノ森章太郎になったぐらいの違いしかないので安心したまえ。
一方で、スキル性能はどうか。ワールドボスディーラーだった以前からは一転、スキルゲージ削除に特化した減速デバッファーへと変化を遂げている。無理もない。こんなのが前を走ってたら、誰だってブレーキを踏む。
減速性能そのものは中々だが、残念ながらPvP環境の外では腐敗だけが取り柄のデバッファーになってしまう。腐敗、時間系バフをトリガーにダメージを与える初出のデバフである。
威力は未知数だが、発動時のダメージが低い、発動頻度が敵の行動に依存すると、なんともパッとしない。何かのキッカケで腐敗がPvEで大活躍する可能性もないではないが、まずはPvPで運用するのが正道だろう。
漆黒の影ユーナ
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誰？
誰？
エコバッグに入ったネギみたいな角度で登場していただいたところ本当に申し訳ないが、名前を見るまで誰だかわからなかった。ユーナ、星4だった頃の天真爛漫さが微塵もない、恐るべき変貌ぶりである。聞けば、ユーナの中に眠る影の人格が表出した結果らしい。つまりこの姿は、ユーナの心に巣食う闇というわけだ。
しかし、面影と引き換えに手に入れた性能はシンプルなフルイグニッション6連打。ノーマルにターン持続の攻撃力バフもあるが、レイド限定のため用途は狭い。強いのは強いが、突出した何かがあるかと言われると難しい。闇は深いが、影は薄い。
誤解のないよう言っておくと、レイドでのディーラー性能は木属性でトップクラスだ。ノーマルの攻撃力バフは、ロビンを内蔵しているに等しいため、他のディーラーよりもバフをひとつ多く搭載可能という利点がある。リーダーバフの攻撃力上昇量も申し分なし。ダブルディーラー編成を組む際の相方としても、非常に心強い存在である。
今回はもちろん、今後もレイドでは強い。それは間違いないが、高みを目指す人以外にはややオーバースペック気味なのが玉に瑕。ダメージチャレンジ報酬を取り切るなら、イグニッションしたあやねやダフニス、アニーで可能だろうし、ワンパンしたいだけならそれこそバズコマンドでも良い。今回のレイドでラグナランク上位を狙う、とかでない限り、既存のキャラでお釣りが来てしまう。
てっぺんを狙う上級者か、手っ取り早く強い木ディーラーが欲しい初心者以外には魅力を感じにくいキャラである。強いて理由を挙げるなら、今後、木有利レイドでもダブルディーラー編成が流行った時のために1体確保しておくぐらいか。
