デスチャ8月20日のアップデートで新たに実装された「ゼピュロス」と「クローソー」のスキル性能インプレッションを掲載。
ゼピュロス&クローソーのインプレッション
ゼピュロス
これみよがしの乳と尻、そして驚異の要骨可動域を備えたデビランディーラーとしてさっそうと登場したものの、同時実装のイグニッションに話題を持っていかれた悲しきレーサー。
性能は単体3連打のいわゆる確殺型ディーラーだが、殴る対象と同時発生する固定ダメージの対象が異なるという点が小憎らしい。さらにノーマル付与の連撃バフで、敵の生き残りにもダメージをおすそ分け。1体に致命傷を負わせて遺族にもショックを与えるスキルコンセプト、まさに交通事故の化身である。
追加ダメージつきの3連打はデビルランブル外でも悪くない性能だが、いかんせん時期が悪い。イグニッションシステムで水属性が大炎上しているのを見る限り、今後ただの3連打にイスが残るとは思えない。
一応、ゼピュロス自身もイグニッションで4連打まで手数は伸びる。彼女の未来を信じるなら、イグニッションを検討してみるのも良かろう。
- ノーマル:攻撃力が最も高い敵を優先して2体にダメージ。20秒間、自身に連撃&デビルランブル時、確率で自身に反射無視
- スライド:HPの残りが最も少ない敵を優先して1体に4連打&追加ダメージ。デビルランブル時、自身よりHPの多い敵1体に固定ダメージ
- ドライブ:敵全体にダメージ&自身よりHPの多い敵1体に固定ダメージ
クローソー
闇属性、防御型、そしてスライドで反射付与という文字列を見た瞬間、CV速水奨の卒塔婆ことレッドクロスが脳裏をよぎった。かっこいいオロラミムに続き、エッチなオロラミムの実装かと慄いたが「忍耐」の文字を見てホッと一安心。レッドクロスは成仏した。
クローソーのスキルコンセプトは「体力のあるものに反射を、体力のないものには忍耐を」付与対象もそれぞれバラけるように調整されている。ただでさえ強キャラの生まれにくい防御型という土壌、その中でもミミズが栄養失調が起こすことで有名な闇属性防御型に実った作物にしては、瞠目に値する。
イグニッションでバリアまで付与することを加味すれば、単純な防御性能はかなり堅牢。ただし、守ることに特化してしまっているため、主戦場はデビルランブルか、相応の耐久が求められる高難易度コンテンツになるだろう。レイドやワールドボスでは宝の持ち腐れ。活躍の幅はあまり広くない、というのが素直な印象だ。