8月30日のアップデートにて新たに”アネモネ”、”ときめくシトリー”が実装された。また同時に”アウロラ”への上方修正も行われた。それぞれのスキル性能についてインプレッションを掲載する。この記事はスキル性能を見ての感想を掲載したもので実際に使用しての所感ではない点に注意願う。
アネモネ/ときめくシトリー/アウロラインプレッション
アネモネ
強バフ鬼マシおっぱい集金マウンテン。
ノーマルスキルで2体に浄化付与。もうこの時点で雪ミクとジュピターはじめ出血ディーラーたちが全身の毛穴から失禁して卒倒する。出血ダメージを持続回復へと転化する浄化バフが出血ディーラーの天敵なのはもちろん、これだけが取り柄だった雪ミクはハンカチほどの居場所すら奪われた。ノーマルスキル紹介だけで死屍累々だ。引っ越しの挨拶でトリカブトを配るな馬鹿。
アネモネの暴挙はこれだけではない。スライドスキルでは加速＆攻撃バフ、この時点で既にimbaの風を感じるが、その上さらに辛抱バフまで付与する。辛抱は受けているデバフの数に応じた忍耐を付与するという新バフだが、デバフがなくとも忍耐付与が最低ひとつは保障されている。なるほど。いいですか。バチクソ殺ヤバべらぼうに強い。
加速・攻撃・耐久そのすべてを高水準にカバーし、しかもスキル回転率の高い補助型。バカタレ。シナリオはもちろん、RAGNA BREAKやデビルランブルでも一線級の活躍が期待できる。コイツにできないのはデバフと関西弁ぐらいだ。
ガチ勢、特にデビラン勢は悲鳴をあげていることだろう。言っておくが忍耐も辛抱も、それを感じてるのはやられてる方だからな。
ときめくシトリー
デビルランブル解体リフォーム業者。
環境にテコ入れすべく送り込まれたはずのルインが、テコどころか歯間ブラシ以下の働きしかしなかったのも記憶に新しい。もはや生態系は閉じ完全に陸の孤島と化したデビルランブルに、とうとうブラックバスが放たれた。
木属性シトリー（以下、木トリー）最大の特徴はスライドスキルで付与する新デバフ“魅惑”だ。その効果は「対象に付与されるバフ無効化、かつ解除不可（持続ダメージ関連デバフ解除などの瞬間的なバフ含む）」。この説明文から匂うのは「ブッ壊してやるよ」という不退転の意思。バリアも忍耐も持続回復も、主なる防御行動はバフによって行われる。それらすべてが木トリーによって無効化される。同時に搭載された減速デバフがおまけにしか見えない。
さらにドライブスキルではチャージ減量＆気絶3体（妨害型優先）。これでもかというほどデビルランブル特化性能。バフ無効化は魅惑付与後のものに限るのか、魅惑付与前のものにまで及ぶのか。瞬間的なバフに即時回復も含まれるのか。などなど未知数の部分も多いが、アネモネであげたデビランガチ勢の悲鳴はほとんど絶叫になってることだろう。
しかし木トリーが猛威を振るうのはおそらくデビルランブルのみだ。その他コンテンツで魅惑デバフはほぼ使えないと思ってよい。ランフェイ以上に相手を無力化するこんなデバフが、デビルランブル以外で許されてたまるか。矛盾もいいとこだ。門限は5時だけどマリファナはOKかって。
なので、デビランを触らないプレイヤーにとっては対岸の火事と思われる。
番外：アウロラ上方修正
どこ？
まさにこの通りの第一声となった。今回名指しで上方修正となったアウロラだ。変更点は3つ。スキルダメージ減少デバフ解除対象が、デバフ中味方2体からスキルダメージ減少デバフ中味方2体へ変更になり、即時回復量の初期値が35増え、さらにドライブスキルに持続ダメージ関連デバフの解除効果も追加された。
気づくか。
ぱっと見ではなにが変わったのかまるでわからなかった。理系の女の化粧か。
アネモネと木トリーのラリったスキルセット相手に正気を保つのが精いっぱいだったところに、サイゼリアの間違い探しみたいなものを出されて気づくわけがないだろう。ラーメン二郎のあとに京野菜のせいろ蒸しを出すな。さて、このアウロラ上方修正への所感だが、
なに？
この感想以外にない。アウロラは冗談抜きで冗談みたいな性能でしかなかったのだ。スキルを全部丸ごと変更してもおそらく文句が出なかっただろう。それをこんな小さじ半分程度の調整で、いったいアウロラの抱える問題のなにが解決されたというのだろう。
もしかして木属性クロセルがスキルダメージ9割減デバフとか、その手のご臨終ムーブをしてくるんだろうか。であれば合点がいく。納得はできないが。
