デスチャ8月15日のアップデートで新たに実装された「ケイノウ」のスキル性能インプレッションを掲載。
ケイノウのスキル性能インプレッション
マジかよ。
波紋しか呼ばない新バフ「無力化系デバフ無効」と身じろぎひとつで即ギルティなお召し物というふたつの火種を、終戦記念日に投げ込んできた火属性防御型、ケイノウ。
目玉は火属性限定で処方される抗うつ剤こと「無力化系デバフ無効」の存在だ。相手を無力化させることに手管を尽くすデビルランブルに放り込まれた新たな環境かき混ぜ棒だが、私の興味はここにはない。冒頭の「マジかよ」はそこに向けられていない。
ノーマルスキルによる「スライドスキルダメージ防御アップ」これだ。これこそがケイノウの核心ではないか。
仮に、これが神楽のワーウルフが付与する「スライドスキルダメージ防御ダウン」と真逆のものなのだとしたら、スライドスキルの最終ダメージから表記数値分をカットする効果を持つと予想できる。
言い換えれば「スライドスキルダメージ防御+800」は「スライドスキルによるダメージを800カット」だ。スライドスキルの最終ダメージが5000だとしたら、それを強制的に4200にする、ちょっとゾッとする代物だ。
この上さらに「木漏れ日の温泉(通称:パンダカルタ)」を併用したら? 反射バフを重ねたとしたら? 邪悪な想像がもりもり膨らんでしまう。
もちろん、デビルランブルで立ちはだかる脅威はスライドスキルだけではない。いくらスライドスキルを防げても、デバフダメージや固定ダメージには無力だし、フィーバーにも弱いという性質がある。しかし、スライドスキル完全シャットアウトという可能性の泡立ちに、心躍らさずにはいられないのだ。
ここで「可能性」という言葉を使うと、ハイいつものやつねと思われそうでアレだがマジマジ、今回はマジ。マジなんだって。