【デスティニーチャイルド】木属性テコ入れダービー

デスティニーチャイルド運営より唐突に投下されたこのツイートが大きな波紋を呼んでいる。

このゲームはソシャゲのご多分に漏れず、属性相性システムを採用している。すなわち水は火に強く、火は木に強く、木は水に強い。この三すくみが戦略性の一部であったはずだが、強力なキャラクターが揃った水属性に対し木属性が抑止力たりえていない。人差し指と中指を切り落とした状態でジャンケンをしているようなものだ。パーを出すか、パーを出される前にグーを相手の顔面に叩き込む以外の選択肢がない。

つまり、木属性へのテコ入れは全体のバランス調整の意味を持つ。韓国版でのデビルランブルの歴史を見ればわかるように、環境が塗り替わるときは常に”新たなキャラクターの追加”か”既存キャラへのバランス調整”が行われてきた。日本版でも同様の強度で調整が行われるかはわからない、しかし、跋扈する水属性たちに水没させられたデビルランブルのサルベージを祈るタイミングもまた今しかない。

期待を多分に込めて、以下で既存の木属性キャラがどのように調整されるかを予想した。

木属性テコ入れダービー

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期待度所感
上方修正の最有力候補、セイレーン
弱い木属性の代名詞的存在の彼女が堂々のエントリーだ。韓国版から既に弱キャラだったが、なんのテコ入れもされないまま輸入されてきた。転校先でもいじめられているような不憫さがある。流石にそろそろ日の目を見てよい。
しかしスキルセットも韓国版と同じなので、修正されるとしてもどういう方向になるか全く見当がつかない。スライドスキルを3体対象にして木属性版フレイみたいな感じにするのが妥当な線かと思うが、いっそヒーラーとかになったら笑ってしまう。
外れタンカーの代名詞、エポナ
韓国版ではHPの低い2名にバリアと防御バフをかけるという劣化ダナのようなスキルを持っていた彼女。その時点でゴミ扱いされていたのに、防御バフが吸血効果に置き換えられた上にバリアの効果量が減らされるという仕打ちを受けた。
使用率はぶっちぎりの最下位と思われるため、彼女も修正の有力候補だ。
韓国版でのタンカー修正例としては、たった一人でデビランの環境を塗り替えたメデューサという実績がある。あそこまで極端にはならないまでも、中毒ダメージを無効あるいは回復に転化する効果がつけば爆発的に使用率が上がるだろう。
バリアの効果量増加や対象数増加だけでは、うーんという感じだ。
木属性のハズレアタッカーその二、アバドン
韓国版ではセイレーンと並んでクランプス被害者の会の会員に数えられている。スキルセットもセイレーンとよく似ているため、スライドスキルを拡張する方向での修正が濃厚だ。次回のレイドボスが水属性のバリという噂があるため、なぜかリーダーバフにレイド特攻があるアバドンがレイド特化キャラとして強化される可能性も大いにある。
現状、よいところがほぼないためどのように強化されても損はしないだろう。
日本版で大幅弱体化された悲劇のタンカー、ヘラ
韓国版ではスライドスキルで味方全体に全てのスキルに対する割合防御を付与し、特にワールドボスでのスタメンだった彼女。日本版ではスキル防御が固定値にされ、また対象も3名に減少させられた。彼女に残されたのは変な服と変なポーズだけだ。
彼女へのテコ入れは簡単だ、スキルの内容を韓国版に戻すだけでワールドボスタンカーとしての役割を取り戻すし、それが落としどころだろう。修正の有力候補だが、斜め上のぶっ壊れ修正は望めないかもしれない。
数少ない防御デバッファー、ミダス
相手の弱点防御を下げるという貴重なスキルを持ちつつも、効果量が低すぎて使われないという可哀そうな男。防御減少スキルが軒並み弱体化させられているからそういう方針なのはわかるが、使いどころが限られているのだからもう少し効果量を増やしてよいだろう。
彼の期待度を"高"としたのには根拠がある。3/14に韓国版のミダスにスキル修正が入り、スライドスキルの効果持続時間が14秒から25秒(!)へと大幅に増加された。また、最近やたらかっこいいスキンも実装されている。ヤケクソ上方修正の流れは間違いなくミダスに来ている。
意外と優秀な木属性挑発タンカー、マンモン。
挑発確率が90%と高く、回数制限のないスキルダメージ防御も悪くない。ドライブスキルでドライブスキル防御を付与するなど、タンカーとして必要なものを一通り揃えている。なにかテコ入れをするとしたら見た目ぐらいのものだろうが、女体化スキンが実装されたとして、果たしてそれでいいのかという疑問は残る。寝取られモノの竿役みたいな彼が美少女になってどうする。美少女マンモンがマンモンみたいなオッサンに襲われるのか。人類はまた性癖の上でツイストを踊ろうというのか。
極低座ってなさい。

色々予測をしてみたが根拠などあるはずもないので、益体もない妄想に終わる可能性も高い。しかし、バランス調整というのはどんなゲームでもワクワクするものだ。