【デスチャ】マーキュリー&アルゴス性能インプレッション

デスチャ7月23日のアップデートで新たに実装された「マーキュリー」と「アルゴス」のスキル性能インプレッションを掲載。

マーキュリー&アルゴスインプレッション

マーキュリー

マーキュリー性能

敵の行動を逆手に取るカウンターデバッファー。

スライドスキルはパッと見、相手の攻防を奪う万能デバッファーという感じ。しかし、攻守転換を使う敵に対してはまるで違う表情を見せる。

まず「攻守転換」というバフ(デバフ)について話をしよう。

攻守転換はその名の通り、対象の攻撃力と防御力をそっくり入れ替えるもの。バフとデバフの2種類があるが、どちらも効果は同じで、使う状況や相手によって好かれたり嫌われたりするパクチーみたいなやつだ。

実は、この攻守転換、入れ替えるのは攻撃力と防御力だけではない。攻防デバフの効果まで反転させるのだ。すなわち攻守転換中に限り、攻撃力デバフは防御力デバフに、防御力デバフは攻撃力デバフとして扱われる。

つまり、攻守転換を頻繁に使う敵(要するに今回のワールドボス)が相手の場合、マーキュリーの攻撃力デバフは防御力デバフへと変貌を遂げる。

よしんば相手が回避率を上げる能力(要するに今回のワールドボス)を使ったとしても、回避率減少デバフがそれを許さない。拳の終点が敵の命であることに変わりはない。

加えて同時付与する弱点防御デバフ、効果量は後発キャラらしく、初期キャラのミダスをはるかに凌駕する。火属性でなおかつ攻守転換を使う敵(要するに今回のワールドボス)に対する、無類無比のシールドブレイカーと化すのだ。

と、いうのも今回だけの話。

強力な弱点防御デバフは火属性限定だし、攻撃力デバフは相手が攻守転換を使ってくれないとイマイチありがたみが薄い。当地での鮮度は抜群だが、火属性ワールドボスという離島から出たとたん、食味がガタ落ちするデスチャ界の首折れサバ。

幸いにも火属性ワールドボスの連続開催が予告されているので、1体引いておけば、とりあえずこの夏はエンジョイできる。ただし、サバは非常に腐りやすいことだけは覚えておこう。

アルゴス

アルゴス

挑発を覚えてバリアをちょっと忘れたダナ

忌憚ないインプレッションを述べるとこのようになる。

防御力アップは自身オンリーだが、挑発が機能している間は実質全体バフと変わらない。さらにデビルランブルなら味方3体へのバリアまでついてくる。防御&バリアで自身の被ダメージを抑えつつ、味方へのケアも忘れないなんて、防御型としてはそつがない。

しかし悲しいかな、デビルランブル外ではバリアが没収されてしまう。

できることは「挑発+自身の防御アップ」だけだし、その組み合わせはすでにアテナが通った道。また、今現在のアテナが活躍しているかどうかを見れば、アルゴスの前途も自ずと知れる。

アルゴスの持つもうひとつの可能性として「回避率増加バフ」というのもあるにはある。しかしな、その昔、回避に特化した挑発タンカーのアライグマというキャラがおってな。……。