今年早くも2回目となる火属性レイド「Les Miserables」。本稿ではレイドボスLv40ラウフェイの攻略情報および攻略編成についてまとめる。
ラウフェイ基本情報
- 弱点防御力↓(弱点防御減少率:40%)
- 弱点攻撃力↑
- スキルゲージチャージ速度↑
- 推定防御力:約4200
- 特殊属性補正:弱点&等倍属性以外からのダメージ20%減 ※
- デバフ抵抗率+40%
- デバフ持続時間短縮-60%
- 木属性の攻撃型の敵が受けるバフ適用率-95%
- 無力化(石化、沈黙、混乱、気絶、睡眠、強打)&時間系デバフ無効化
- ノーマル:デバフ中の対象を優先して2体にダメージ&デバフ中の対象2体に追加ダメージ。攻撃力の高い対象2体のスライドクールタイム+1秒&猛毒中の対象3体に20秒間、デスヒール
前兆セリフ:「ロキ様のおもちゃの方ですか?」 - スライド:HPの残りが最も多い対象3体にダメージ。14秒間、デバフ持続時間+50%&24秒間、猛毒&攻撃力の高い対象2体に20秒間、スキルチャージ量-80%
前兆セリフ:「さあ、あなたを抱きしめてあげましょう」 - ドライブ:全体にダメージ。自身に50%の諸刃の剣
※弱点防御減少率および防御力は同属性(闇)のノーマルスキルダメージと、実効防御無視ダメージから算出。特殊属性補正は、推定防御力が正しいと仮定した場合の値。
ラウフェイ攻略編成私案
フルオート攻略編成①:ディーノ&ギルティネ
スキル予約
ドライブループはディーノ⇔レオ。レオのドライブ頻度を増やすことで回復機会の増加を狙う。私の編成に限っていえば、どっちのドライブでフィーバーに入ってもダメージは大差ない。
Nモナのスキル予約を放棄しているのは、猛毒付与と持続ダメージデバフ解除のタイミングを合わせるため。オート挙動にしておけば、勝手にうまいこと立ち回ってくれる。
解説
ヴィルーパーに頼らない編成をとりあえずひとつ。
全体的に凸低めにも関わらずそれなりのスコアが出てるのは、レオさんの持つ「2種加速&弱点最終ダメージ増加&ノーマル最終ダメージ増加」というイチモツキングギドラのおかげに他ならない。お世話になっております。
加速はNモナ、レオ、ギルティネでまかなう。ギルティネは攻撃バフでも貢献してくれるため願ったり叶ったり。
諸刃役は水ダビを採用。完凸ネプチューンより諸刃倍率の劣る水ダビを選んだのは、その効果範囲の広さに重きを置いたからだ。75%を1体に付与するより、57%を4体の方が効果大と判断した。
編成自体はラグナランクでもよく見るオーソドックスなもの。あとはフルオートで事故らないため、細かいデスヒール対策を施しているが、そのへんは以下で解説する。
スコア例
普段は600~650万をうろうろ。事故ると下振れるがあんまりない。
フルオート攻略編成②:ディーラー不在500万
スキル予約
Nモナは猛毒への完全対策のためN運用。ギルティネおよび水ダビのノーマルはドライブ効率アップ以外の意味を持たない。
解説
水属性に強バッファーがひしめきすぎていたので、魔が刺してやった曲芸編成。
ディーラーはレオだが、さすがに打撃力が心もとないので、火力不足をフィーバーの数で補うべくティスベin。ドライブゲージ効率を高めるため、全体的にノーマル使用頻度を増やしている。
また、たとえひとりでも中途脱落されると4FTが破綻するため、NモナN運用により猛毒に対し鉄壁の陣を敷く。これでまず死人は出ない。ただし代償として、応援おみくじが外れまくった時のスコアがひどいことになる。痛し痒し。
さて、このボーカル不在のバフ音楽隊、スコアはいかほど。
スコア例
そこそこ出してんじゃないよ。
ギルティネやダビの凸が高ければ600万など余裕で超えてきそうで怖い。
フルオート攻略編成③:サロメすこすこ4FT
スキル予約
サロメに使わせるのはノーマルのみ。中毒は、入ることは入る(アイコンが点灯する)ものの、持続時間が夏の恋より短かったのでほぼ無意味と判断し封印。
解説
前回のカインレイドで救世主となったサロメが今回もやってくれた。
構成も前回と同じ。変わったことがあるとすれば、レオの凸が進んだことぐらいだ。スキル予約でN連打状態にしたサロメをティスベとレオでさらに加速、4FTに届かせてダメージを最大化する。
ドライブゲージはティスベ&水ダビのドライブで十分稼げるので、スキル予約でそこまで露骨にノーマルを増やす必要はない。ただ、ティスベのノーマルはデバフ対策としてシンプルに優秀なので、たまに使っておくとサロメを守れる。
ディーノのスコアをあっさり飛び越えるポテンシャルを見せたサロメ。このサロメの性能を、さらにレイド向けに尖らせたのがヴィルーパーだ。つまり、そういうことである。
スコア例
ラウフェイのスキル解説と対策
デスヒール&猛毒対策
デスヒールと猛毒の対策をひとまとめにしたのには理由がある。今回のラウフェイ、デスヒールを付与するためすっげェ回りくどいことをしている。
カンタンに言うと「猛毒中の相手にデスヒールを付与する」というメカニズムを持っており、猛毒状態の相手がいない場合はデスヒールそれ自体を使ってこない、という性質がある。
つまり、ラウフェイのデスヒールをなんとかしたいなら、真に対処すべきは「猛毒」なのだ。
ということで猛毒、ひいてはデスヒールの対処法について以下で解説する。
持続ダメージデバフ解除
結論からいうと「Nモナを使いたまえ」になるんだが、解説する。
ラウフェイの「猛毒状態でなければデスヒールを付与してこない」という性質を利用する。スライドで猛毒を付与されたら、デスヒールが飛んでくる前に解除すればよい。仮に間に合わなくても、解除者がNモナなら吸血でヒールケアができる。
つまり、Nモナを使いたまえ。
Nモナはかしこい
Nモナの話ばかりですいません。
Nモナを使って猛毒を速やかに解除しよう、と思っても、スキル予約だとどうしてもコントロールに限界がある。「猛毒状態の仲間がいたらノーマル、そうでない時はスライド」を使ってくれるのが理想だ。Nモナにこの挙動をさせるにはどうすればよいか。カンタンだ。
スキル予約をしなければよい。
NモナのオートAIは、もともと上のような挙動を取る。そのかわり応援付与が途切れる、といったリスクもあるが、どうしてもスキル予約が噛み合わない! という時はいっそ放任してしまおう。
HP調整でデスヒール付与を偏らせる
デスヒールは猛毒中の対象に付与される。そして猛毒はHPの残りが多い対象に付与される。つまり、デスヒールはHPの残りが多い対象に付与される可能性が高いわけだ。これを利用しよう。
では、誰のHPを高くしておくべきか。水属性だ。誰のHPを高くしてはいけないか。水属性以外である。
HPを高くすると猛毒&デスヒールコンボの標的になりやすいが、水属性であれば吸血付与からの一撃回復でリカバリしやすい。かたや水属性以外では与ダメージ不足により回復が十分に行えない。不利属性がこの状態に陥ると非常にきつい。瀕死状態でズルズルと進み、だいたいどこかのドライブで落ちてしまう。
というわけで、水属性のHPを高くし、それ以外の属性はHPを抑えめにしておこう。HP差が3000ぐらいあると良い。
もうひとつ、水属性以外は攻撃力も控えめにしておこう。これが高いとノーマルスキルの攻撃対象になりやすい。
被弾回復オプションの落とし穴
細工による被ダメ・与ダメ調整がもはやエチケットとなって久しいが、対ラウフェイにおいてはちょっと気をつけなければいけない点がある。
「ノーマルスキル被弾で回復」オプションは、使わないほうが良い。
ラウフェイのスキルルーチンは「SNNNSNN」の繰り返しだ。つまり、ノーマルスキルの使用頻度が圧倒的に高い。だったらなおさらノーマルスキル被弾回復が有効のように思われるかもしれないが、実際は逆だ。思い出してほしい。ラウフェイのノーマル連打はデスヒールの付与フェイズでもあることを。
彼女のノーマル打撃の対象になる場合、高確率でデスヒールを罹患している。細工による回復もデスヒールの影響を受けるため、被弾回復どころか追加ダメージを差し出すことになりかねない。
被弾回復オプションをつける場合は、スライドかドライブにしておくのが無難だ。