2月28日より開催されたRAGNA BREAK シーズン7 “Girl on Fire”。本稿ではレイドボスLv40デメテルの攻略情報および攻略編成についてまとめる。
Lv40デメテル 基本情報
- 弱点防御↓(推定弱点防御減少率:40%)
- 弱点攻撃力↑
- 推定防御力:2355前後(いつもと同じぐらい)
- 特殊属性補正:光&闇属性からのダメージ20%減 ※1
- デバフ回避率↑
- デバフ持続時間↓
- スキルゲージチャージ速度↑
- 無力化(凍結、石化、沈黙、混乱、気絶、睡眠)&時間系デバフ無効化
- ノーマル:HP残量の高い2体にダメージ&猛毒(217ダメージ/2秒毎、10秒持続。対象への持続・即時回復量半減)
前兆セリフ:「緊張しないで~」 - スライド:HP残量の低い対象2体にダメージ&踊る刃(368ダメージ/2秒毎)&自身にスキルチャージ重ね掛け(10スタック、スキルダメージ被弾で減少。通常攻撃やデバフダメージは減らない模様)
前兆セリフ:「私を怒らせたら怖いわよ!」 - ドライブ:全体にダメージ
弱点防御減少率および防御力は同属性(火)のノーマルスキルダメージと、実効防御無視ダメージから算出。特殊属性補正は、推定防御力が正しいと仮定した場合の値。※1
※1 火属性を基準として考えた場合、闇・光属性にダメージ減少補正がかかっている。木属性にこの特殊属性補正は入っていないようだったが、そもそも不利属性なのでダメージは低い。
ノーマルとスライドで2種類の持続ダメージデバフを矢継ぎ早に付与してくる。さらに付与対象がそれぞれ異なるため、気づくと全員がなんらかのデバフに苛まれている、という状況になる。オート戦闘で安定させたいのなら少なくとも1体、できれば2体は持続ダメージデバフ解除役を連れて行った方がよいだろう。
猛毒デバフはダメージのほか回復量を減少させる効果を持つが、持続時間が短い上そもそも付与対象がHP残量の多い味方(たぶん)なので、ヒール対象とかぶることがあんまりない。ヒーラーをマアトにしている場合はちょっと鬱陶しいだろうが、そこまで警戒するほどでもない。
Lv40デメテル 攻略編成私案
オート戦闘編成例①:ミュリナ編成(ディーラー:イブ)
攻略の足掛かりを作るため、とりあえずの一品。攻撃力トップ2はイブとネプチューン、ドライブはイブ⇔ミュリナの順となるよう調整。
Nモナ、ミュリナ、ネプチューンと加速持ちが3人もいるため、何もせずとも3FTが安定するそこそこ足の速い編成。持続ダメージデバフ対策はNモナだけでなんとかなるかなと思ったが、3倍オートでは厳しかった。補助としてエラトを追加。
Nモナの加速対象をミュリナでなくネプチューンにしたのは、ヒール補助および諸刃維持を優先させたためである。そもそもミュリナの本体はスライドやノーマルではない。リーダーバフとドライブだ。女王に執政は不要である。
仮組みの編成とはいえそれなりにハマっているようで、スコアは250万前後で安定。
オート戦闘編成例②:ミュリナ編成(ディーラー:ディーノ)
幸運にもディーノが手に入ったので無凸で試運転。上の編成でのイブをディーノに入れ替えただけだが、
ちょっと笑っちゃうぐらい強い。
狂暴化による攻撃力90%上昇が強いのはわかりきっていたが、まさか無凸で完凸イブに匹敵してくるとは思わなかった。ディーラーとしての単体性能で見れば間違いなく水属性最強だろう。狂暴化の付帯効果である”無敵”のお陰で、フィーバー中の無防備に事故死するということもなくてよい。
ちなみに、ディーノのドライブとミュリナのドライブでは、最終ダメージへの影響が高いのはディーノドライブの方である。フィーバー前に撃つならディーノドライブ一択となる。
つまり、ディーノを編成するとミュリナの存在意義の半分が失われるわけだ。そういう意味でこの編成はまだまだ改良の余地がある。
オート戦闘編成例③:ダブル加速ネプチューン編成(ディーラー:ディーノ)
ダブル加速ネプチューンでなんとかなったりしてと思って組んだらなんとかなった編成。攻撃力トップ2はディーノとネプチューン。ドライブ順も同様。
いくらダブル加速でもネプひとりでヒールしきれるか甚だ不安ではあったが、杞憂であった。1凸にも関わらず、いっさいの危なげなくパーティを支えきるとはどういう了見だこの化け物。
ネプチューンの性能が並外れているというのもあるが、ディーノの狂暴化によるデバフ解除(&無効)の恩恵がでかい。一番落ちやすいはずのディーラーが、一番固いというワケの分からない状態になる。あとのメンツは充分なHP量(14000前後)さえ確保しておけば、そうそう死ぬことはない。
この編成だとミュリナの仕事はほぼない。君臨するだけの簡単なお仕事だ。それでもオート頭のパンテオンよりスコアを稼ぐのだから大したものである。スコアは270~280万程度。
オート戦闘編成例④:ダブル加速ネプチューンプラスウルトラバートリー編成(ディーラー:ディーノ)
ミュリナを立たせておくだけもどうかなと思い、いろいろ模索したうちのひとつ。攻撃力トップ2はディーノとネプチューン。ドライブ順も同様。
周知のとおりレイドボスにはデバフが入りにくい&持続しにくいため、デバッファーを連れていくのはあまり有効でないとされてきたが、これもまた周知のとおり、バートリーだけは例外である。デバフが入った時の効果が絶大過ぎるというのが理由だが、もうひとつ、なんらかのデバフを入れやすいというのがある。
バートリーの付与する防御力減少系デバフは2種類ある。踊る刃と防御力減少デバフだ。これらはそれぞれ独立したデバフで、付与判定もそれぞれ独立している。踊る刃しか入らない・防御力減少デバフしか入らない、という状況はあれど、どちらも入らないというのは実は意外と少ないのだ。
いずれかのデバフがうまくフィーバーとかみ合えば、ダメージ増加量はミュリナのリーダーバフを軽く凌駕する。一撃11000ダメージ超のフィーバーは抗いがたい中毒性がある。
ただしめちゃくちゃ博打感が強いうえ、バートリーの防御力減少デバフの効果量は限界突破数に依存するため高凸であることが条件である。スコアは220~300万。
Lv40デメテル 攻略おすすめキャラ
ダメージディーラー
水属性のブランニューゴリラ。 ただでさえピュアディーラーの少ないこの属性で、ステゴロ一番なスキルセットで来られた時点でお手上げである。議論の余地なく今回のベストディーラー。 ドライブの自己狂暴化で、ブレーキを外した装甲列車と化したディーノの叩き出すフィーバーダメージは圧巻。 その腕っぷしは、3凸程度でこれから以下に並べる水ディーラー全員をぶっちぎるほど強い。 | |
殴り特化のコラボディーラー。いずれも格闘ゲーム出身のキャラらしく、肉に拳をめり込ませることしか考えていないスキルセットである。 チュンリーはノーマル4連打、かすみは効果量多めの防御無視ダメージと少し毛色が違う。今回のレイドにより適しているのはチュンリーの方だろう。ミュリナのノーマルスキルと相性も良い。 ただいずれもコラボキャラなので、所持していないのなら選択肢に入らない。所持してても低凸の記念品だとやはり厳しい。所持しててなおかつ完凸にもしてるような人なら、どうせディーノも引くでしょあなた。 | |
ワールドボス特化型ディーラー。3連打に妨害型への追加ダメージと必要なものは全て揃っているものの、やたら長いスライドクールタイムが全ての足を引っ張っている。 凸数に大きな差がなければイブより火力は出ると思われるが、ディーノやコラボディーラーには一歩劣る。いいとこかすみとトントンといったところ。 | |
デスチャ黎明期より存在する太古の水ディーラー。 攻撃回数が少ない代わりに一撃が重い、というのがウリだった近代ゴリラもディーノという名の現代ゴリラに取って代わられてしまった。 しかし中毒デバフも含めたフィーバーダメージはまだまだ現役。Nモナやミュリナでサポートしてやれば十分に戦える。 | |
デスチャの夜明けから無課金プレイヤーを支え続けてきた優秀な★4ディーラーふたり。 イブもない、かすみもない、希望のディーノは何者だ、という方はこの辺を完凸させて使うとよいだろう。 しかしいくら完凸させても、無凸ディーノにあっさりあしらわれるほどの性能差があることはお忘れなく。 | |
タンカー
今回のデメテルはそこまで攻撃が強烈というわけではないので、わざわざタンカーを持っていくのはあまり推奨しない。 どうしてもという場合は、バリアタンカーを編成しよう。その場合、持続ダメージ回避バフを同時付与してくれるベスが最も有効になるが、エポナやダナでも全然問題ない。 | |
ヒーラー
回復量を減少させる猛毒バフを放っておくと終盤ジリ貧になる。 ヒーラーを編成するなら持続ダメージデバフ解除可能なパラス、エラト、バストを連れて行こう。 ただし毎度のことながら、ネプチューン単騎でパーティを支えられるプレイヤーならヒーラーを編成する必要はない。 | |
回復量減少なんか知るか死ぬほどヒールすれば死なねえんだよ、というヒールゴリラのお二人は今回も健在。特にマアトは蘇生でアフターケアも万全である。 | |
バッファー
水属性レイドバッファーの最高峰、実に一年ぶりのひのき舞台。 当日追加されるディーラーの性能によっては転落もありうるなと思っていたが、しっかりひな壇に残っていて一安心。 彼女の本領はリーダーバフとドライブスキルで付与するバカげた効果量の弱点スキルダメージ増加だ。 特に効果が永続するリーダーバフが非常にエグい。ただそこにいて立ったり座ったり歩いたりしてるだけで兵の士気が上がるのだ。キングダムの31巻かよ。 水属性で他に競合するようなバッファーがいないのも強みではあるが、リーダーにしない・ドライブを使用しないような状況だと編成する意味が半減する。 また、パンテオンやバートリーのような爆発力もない。とにかく安定しているというのが長所であり短所でもある。 | |
クリティカル加速バッファー、プリンセス雪ミク。 クリティカル業界に単身乗り込んできたはいいものの、やや半端なスキルセットによりすわ死産かと思われたところを、クリダメUP付きのディーノリーダーバフに救われる形となった。 また、彼女の役割はクリティカルバッファーだけではない。スキルゲージ追加という第三の加速スキルにより、4FTへの道を切り開くこともできる。 加速スキルの活用は手動が前提にはなるが、ほかのトップバッファーに勝るとも劣らない活躍を見せる姫雪ミク、コラボキャラの面目躍如といったところか。 | |
いるよね~。 | |
加速諸刃回復完備のスイス・アーミー・イカれバッファー。 攻撃力バフ・加速バフ・回復、パーティに必要な役割を凄まじい握力でもって圧縮し他バッファーの付け入る隙を与えない、ラグナブレイクの白色矮星。 前回に引き続き今回も、加速バフさえ与えれば凸が低くともパーティをヒールしきる呆れた超人ぶりを見せつけてくれる。 ネプチューン一人では回復がまかなえないほど強烈な攻撃力のボスを出るその日まで、彼女の天下は続くことだろう。コウガ・Nモナに次いで、もうコイツなんも書くことねえよリストの筆頭。 | |
応援バフの創始者でありながら後発のNモナに存在意義を丸呑まれた最大の被害者。 応援の効果量そのものはNモナとそん色ないものの、持続時間があまりにも短すぎる。 応援が最大効果を発揮するためには計6種のバフを所持した状態で応援を受けなければならないが、初音ミクだとそれが非常に難しい。自身で付与したバフまでバフ所持数に含めてしまえるほど持続時間に余裕のあるNモナとは雲泥の差がある。 攻撃力上昇バフもミュリナや姫雪ミクと競合するしで散々である。 Nモナがいなければ選択肢に入るかなという感じ。 | |
ワールドボス特化型の諸刃バッファー。 諸刃付与役にはネプチューンという、競るにはあまりに分の悪い海神が立ちはだかっているが、単純な効果量だけでいえばスク水ダビに軍配が上がる。 ネプチューンがおらず、ヒーラーを別途用意しなければならないような状況であれば採用に値する。 | |
毎度おなじみのクリティカルバッファーふたり。 手動編成には毎度必ずと言っていいほど顔を出す彼らだが、今回はちょっと出番が少ない。水属性にはミュリナがいるからだ。 デメテル攻略予想記事でも述べたように、常に効果を発揮するミュリナのリーダーバフと、確率でしか発動せずなおかつフィーバータイムに影響を及ぼさないクリティカルとでは、前者に軍配が上がる。 とはいえそれでもワンパンに足るぐらいのインパクトは与えてくれるので、充分っちゃ充分。 | |
デバッファー
レイドに巣食うただ一人の例外デバッファー。 デバフ持続時間減少・デバフ命中率減少、さらに不利属性、これだけの悪条件全てに上等かまして手動編成の最適解に食い込んだ血の女帝。 オート戦闘だと冗談抜きにスコアが±50万ぐらいブレるのであまりオススメできないが、手動でイッパツ当てるのを目的とした場合、バートリーを編成しないという選択肢はないし、今後もおそらくない。 |
Lv40デメテル ボス攻略
踊る刃&猛毒デバフ対策
持続ダメージデバフ解除スキルで消す
踊る刃の防御力減少にしても猛毒の回復量減少にしても、対策らしい対策が存在しない。持続ダメージデバフごと解除してしまうのが最も手っ取り早い。パラス・エラト・バスト・Nモナなどで解除できるため、どうしてもジリ貧になる場合は検討しよう。
ギリギリ死なないラインを見極める
対策というより考え方になる。
まずデメテルの主兵装は持続ダメージデバフで、しかも付与対象がパーティ全体にバラける傾向にある。ドライブスキルのダメージもそこまで痛くない。睡眠からのドライブみたいな事故コンボもない。
ということは、パーティメンバーのHPを常に高く保っておく必要はないわけだ。
どれだけジリ貧になろうと最終的に立ってさえいればいいとなれば、そこまで手厚いヒールケアは必要ない。
持続ダメージデバフを一切解除しない場合、一回の戦闘でLv40デメテルから受けるダメージは一人当たり35000~40000だ。雑に言えば、ここから味方のHP量を引いた分だけヒールしきれれば死人は出ない。というところから逆算して装備やヒーラーを決める。
参考までに、味方のHPが14000~15000程度あってネプチューンが1凸だった場合、だいたい9秒に1回スライドスキルが撃てればギリ全員死なない計算になる。実際はドライブの生命連結やNモナの吸血なんかもあるし、ディーノは狂暴化の無敵でほぼ被弾がないので計算よりだいぶ余裕はある。
常に計算通りに行くとは限らないが、ネプ単騎でヒールしきれるかを測る目安ぐらいにはなるだろう。