4月26日より開催されたRAGNA BREAKシーズン2 “オベリスクの降臨”。
回を重ねるごとに改善され、今やゲーム内屈指の人気イベントと化した”RAGNA BREAK”。目玉報酬の★5キャラはもちろんのこと、報酬箱ドロップからは★5キャラやレアコスチュームも狙える。今回からラグナコインからもえる報酬が上方修正され、さらに走り甲斐のあるイベントとなった。
しかしそこに辿り着くため、倒さなければいけないボスの数は100や200で到底きかない。また箱ドロップを狙うならダメージランキングでそれなりの順位に入らなければいけないが、倒すボス全てを手動でというのがなかなか厳しい。
口もきかず、わき目もふらず、諸行いっさい差し置いてスマホをこすり続けられる杜子春マインドの持ち主以外はオート戦闘に任せることになるだろう。
ということで、ここでは3倍オートでlv40クレオパトラに総ダメージ150万を狙うための編成を考える。
ボス情報:太陽のクレオパトラ
- 自身に集中バフ付与:必中&クリティカル確定
- HPの低い対象に呪いデバフ付与
- 攻撃力の高い対象2体に優先攻撃
狼はこない
突然だが今回の編成でワーウルフは使わない。そんなキャラはいないものとする。なぜか。ナンセンスな問いだ。水が低きに流れるように、空がすべてつながっているように、私の編成にワーウルフはいないのだ。
編成思案
スマホではバッテリー状況でダメージが大幅にブレるため、計測はDMM版デスティニーチャイルドで行った。
現在の編成
私がlv40まで登る際に使用した編成だ。見ての通り、何をしてくるのかがよくわからなかったため生存力にかなりウェイトを置いたものとなっている。3倍オート時の平均ダメージ量は100~120万、上位を狙うには心もとない。
ダメージを詰め込む前に、まずは生存力をギリギリまで切り詰めなければいけない。
マアトOUT
ダメージのボトルネックはわかりきっている。マアトだ。たまに事故るイナンナを即座に起こしてくれるので安定はするが、マアト自身のDPSは皆無に等しい。しかし現時点でヒーラーを完全に抜いてしまうのは非常に勇気がいる。
ということで折衷案。
マアトのかわりにゼロスを入れてみよう、という試みだ。ヒーラー勢の中で唯一殴りにも少し期待できる、ということで起用してみたが、結論からいうといまいちだった。ゼロス自身はしっかり動いてくれているものの、ダメージが思ったより伸びない。がんばっても130万を少し超えたところで止まってしまう。150万までのポテンシャルを感じられなかったためボツ。
1タンク or 1ヒーラー
ゼロスがダメだとなると、タンクかヒーラーやはりどちらかを削るしかない。ここは巷で流行っている6凸レダ単騎を試してみよう。私は巷をだいぶ信用している。
エポナ、ゼロスを外しレダとベルセポネを入れてみた結果。
ダメでした。
どうにも安定しない。加速レダでもボロボロとディーラーが落ちてしまう。完走するのが精いっぱいだ。これではいけない。装備を守備寄りにすればなんとかなるかもしれないが、それでは本末転倒だ。
だめだ、ということはわかった。それでもしばらくこの編成で走らせて、どういうときに崩れるのかを観察したら、なるほど、ドライブを撃たれた直後にイナンナかフレイがスライドスキルの直撃を食らって死ぬケースが多い。では、敵にドライブを撃たせなければよいわけだ。
編成試案
全滅の起点が敵ドライブスキルであれば完封すればよい、ということで上記の編成に行き着いた。コウガの加速対象はイナンナとレダ。何周か走ってみた結果、
よい。とてもよい。ランフェイは★5だったが非常によく仕事をしてくれる。思惑通り、ドライブさえ撃たれなければ、ヒールはレダ一人でまかなうことができる。ランフェイの自身のDPSも大きく貢献してくれる。ダメージは125~140万で安定した。
しかし、まだ目標の150万には到達していない。ここで手打ちにはできない。
第二のボトルネック
ダメージが出るときと出ないときの違いは非常に単純。イナンナがフィーバーに入る前にフリージアの防御デバフが入っているか、ただそれだけだ。であれば、取りうる対策はふたつ。
言うは易し、だが①には大きな問題がある。
①をやろうとすると必然的にレダが加速対象から外れてしまう。加速なしでディーラーを支え切れるのか、そこがかなり不安だ。
ドライブさえ撃たせなければなんとかなるのかもしれないが、ランフェイが常にスライドを使ってくれるとは限らない。相手のドライブゲージがパンパンなのにも関わらず、すました顔でノーマルスキルを撃つことがある。ランフェイのおすましノーマルでパーティが何度半壊したかわからない。レダあたりは給湯室でめちゃくちゃ愚痴ってることだろう。
そのため取れる手段は必然的に②となる。
編成試案②
加速対象はイナンナとランフェイ。ドライブ順はイナンナ⇔フリージア。
これがドライブ完封と防御デバフのアップタイム増加両方を叶える最適解だ。
レダのヒールが行き渡るかわからないのなら、いっそレダを外してしまえばよい。そもそもの懸念はレダのヒールが行き渡らないことではない、ディーラーが落ちてしまうことだ。であれば、レダよりエポナの方が適任だ。吸血バフは攻撃力をそのまま生存力に変える。今度はエポナやフリージアが落ちるかもしれないが、いや大丈夫でしょ。いけるいける。
いけた。
レダからエポナへの変更が気持ち悪いぐらいにカッチリはまった。加速ランフェイは相手のドライブゲージをほとんどゼロ%張り付きにし、加速がなくともエポナのバリア&吸血は見事にディーラーを守り切り、エポナ自身も落ちることはない。ダメージ量は130~145万の間で安定。頻度は少ないとはいえ150万の壁もぼちぼち破れるようになってきた。目的は達成された。
と、思った。思ったのだが、ひとつ気になることがある。
コウガ、いらなくない?
編成私案
コウガを編成する目的は生存力の確保だった。しかし加速しなくてもエポナがパーティを守り切れることが証明されてしまった。
無論、加速バフはDPSに大きく貢献するだろうし、ランフェイの安定感向上もある。しかし逆に言えばそれだけだ。コウガよりDPSに寄与し、なおかつ敵ドライブに対し安定感を発揮できるキャラがいればコウガを外すことができるのではないか。思案の末、辿り着いた編成が以下だ。
ベルセポネの攻防デバフでDPSと生存力を高め、さらにダメ押しにランフェイのリーダーバフを重ねる。ドライブ以外ではまず落ちないはずだ。ベルセポネ自身のDPSもコウガよりはるかに高い。ドライブを撃たれたら、それは、困る。困るのでやめて。絶対やめて。人の嫌がることはしないって言われたでしょ。学校で先生に言われたでしょ。ほら見て、お母さんこわい顔してる。お母さんこわーい顔してるよ~?
うちの子、天才。
ベルセポネを入れてどうなることかと思ったが、攻撃デバフでむしろ安定感が増した。画像は割とうまくいった例だが、そうでなくとも140~150万超は硬い。3倍オートでもほぼ3位以内に食い込める。掲題の楽して150万稼ぎたい、という目的は見事に達成されたといえよう。
おわりに
RAGNA BREAK共通のテーマとして、瀕死のままどれだけ殴り続けられるかというのがある。
生存力を攻撃力に変換し続け、その二つがギリギリ釣り合う一点を探るのがレイドイベントの醍醐味だ。ディーラーを増やすか、加速バッファーで4フィーバーを狙うか。答えは人それぞれで、鍵となるキャラも人によって違う。
私の、今回のケースで言えばランフェイが鍵となった。ただ、たまたま2凸だったためドライブ完封が安定しただけで、無凸だったらこううまくはいってないかもしれない。人の編成をそっくり真似てもうまくいかないのが非常におもしろい。
ドライブを完封できる程度のランフェイがいることが条件ではあるが、楽して150万を稼ぎたい人にはとてもオススメできる編成だ。イベントもあと二日で終わる頃に何を今さらとも思うが。
……。
特になにも考えず、今回のイベントに対する純粋な欲求を掲題にしたら信じられないぐらい胡散臭くなってしまった。ゴミみたいな自分語りからカスみたいな商材に誘導する衝動を抑えるのが大変だった。150万を楽して稼げると思って来た方には本当に申し訳ない。誰だってお金はほしい。私もそうだったけど、この副業を始めてから自由な時間の方が増えちゃった(笑)興味ある人は固ツイ見てみて~!