9月20日より開催されたRAGNA BREAKシーズン5 “屍の王国”。ボスは性能・ビジュアル共に人気の高い闇属性”リタ”だ。いつやってくるのかと誰もが戦々恐々としていたデスチャ界の南海トラフこと”デスヒール”を、とうとう携えてやってきたリタをどのように攻略していこうか。本稿にてまとめる。
取り急ぎLv40リタ戦の安定する編成を掲載。詳細攻略については後日追記予定。
Lv40リタ 基本情報
- 弱点防御↓(推定弱点防御減少率:40%)
- 弱点攻撃力25%アップ?(※2)
- 推定防御力:約2350
- デバフ回避率↑
- デバフ持続時間↓
- スキルゲージチャージ速度↑
- 無力化(凍結、石化、沈黙、混乱、気絶)&時間系デバフ無効化
- ノーマル:ランダム対象2体に攻撃(対象がバリア中の場合、さらに3220の追加ダメージ※1)。さらにHPの低い対象2体に分解(2秒毎に137ダメージ)付与。
前兆セリフ:「Oremus.」 - スライド:ランダム対象3体に攻撃(対象がバリア中の場合、さらに3000強の追加ダメージ※1)。HPの低い対象3体のうち2体にデスヒール(持続・即時回復をダメージへ転換。吸血・HP吸収で回復は可能)付与、ほか1体に沈黙付与?(※3)
前兆セリフ:「魂の救済を…」 - ドライブ:4体に攻撃(2000~3000ダメージ)
※1 ノーマル、スライド共にバリア中の相手に追加ダメージを発生させている。バリア残量にかかわらず固定値で発生するため非常に危険。ノーマルスキルでの追加ダメージはおそらく3220で間違いない。スライドスキルも同等の追加ダメージが発生すると思われるが、ダメージにブレ幅があるため正確な数値が測定できず。
※2 どこにも記載されていないが、弱点属性(光属性)へのダメージに25%ほどブーストがかかっている可能性がある。クレオパトラ、ダナ、マアトでの被ダメージを計測してみたが、いずれも計算値より25%ほどダメージが多かった。弱点属性以外はほぼ計算値どおり。気のせいかしら。
※3 巷での目撃情報によると”沈黙”を付与しているらしい。デスヒール2体付与は確認できたものの、沈黙付与は未確認のため引き続き調査中。
Lv40リタ 攻略編成私案
編成例①
当初、デスヒール対策のためエポナを編成していたが、バリアを貼っているとかなりえげつない追加ダメージをぶち込まれることが判明したためエポナOUT、かわりにメルポメネをINした形。
加速対象はクレオパトラ&メルポメネ。ドライブはクレオパトラ⇔メルポメネ(応援が入ってなかったらNモナ)となるように調整。メルポメネを加速させたのは、クリティカルフィーバーにメルポメネのバフが乗る確率を少しでも高めるため。
クリティカルフィーバーとクリティカルダメージバフがうまく噛み合うと3倍オートでも200万スコアを出すことができる。事故らなければ150~170万あたりで安定。ただし、クレオパトラが一度もクリティカルフィーバーを出さないと120~130万。
エポナを抜くことで生存力が下がるかと思いきや、一切変わらないということにショックを受けた。それほどバリアへの追加ダメージが強烈ということだろう。無凸マアトでも問題なくヒールしきることができるし、Nモナの分解解除&吸血付与も地味に良い仕事をしている。
編成例②(限定キャラなしデスヒール対策版)
デスヒールのせいでパーティが途中で崩壊してスコアが伸びない人向けの編成。加速対象は探偵少女とバステト、ドライブ順も同様。
エラトで分解をこまめに解除しつつ、エウロペの5体吸血でヒールフォロー。なおかつバステトの失明デバフで、デスヒール以外の被ダメージを極力抑える編成。
エウロペは自分自身にバリアを張ってしまうが、リタのバリア追加ダメージはデバフではないので、攻撃そのものがミスになれば追加ダメージも発生しない。失明デバフは、追加ダメージ直撃のリスクを極力下げるという意図もある。
画像は3倍オートで放置した際のスコア。Nモナ採用編成よりもだいぶアベレージは下がってしまうが、デスヒール起因でパーティが崩壊することはまずない。ディーラーはなんとなく探偵少女にしたが、高凸マフデトやクレオパトラがいるならそっちの方がスコアは伸びる。
Lv40リタ 攻略おすすめキャラ
ダメージディーラー
やはりナンバーワンだった我らがファラオ、クレオパトラ。 掟破りのクリティカルフィーバーはリタ戦においても大健在。威力もさることながらキマったときの爽快感がクセになってしまった人も多かろう。今なら末端価格5600円で販売中(ただし50%の確率)なので、万券握ってランフェイショップに走ってみるのも有効な攻略法だ。 オート戦闘では上手くクリティカルフィーバーがキマらないのでは? という懸念もあったが、100%と言わないまでもそれなりにうまく噛み合わせてくれる。加速させればなお安心だろう。 | |
全ディーラートップクラスの性能なのに、光属性ではナンバー2という変な位置に収まった光フレイ。 装備攻撃力ブースト付きのノーマルスキルが彼の最大の特徴であり強みだ。詳細な説明は省くが、要するに装備やバフで攻撃力を盛れば盛るほど飛躍的にダメージが上昇するものと思えばよい。 攻撃力を増加させるあらゆるバフと相性がよく、応援や狂暴化などと併用することで全ディーラーぶっちぎりのダメージを出すことができる、はず、なのだが、現状ではクリティカルフィーバーという分かりやすい暴力の後塵を拝してしまっているのが少しかわいそう。限界突破を重ねないと強さが実感しにくいというのも逆風になってしまっている。 とはいえワールドボスではクレオパトラ以上にスコアに貢献できるだろうし、単体確殺系ドライブもデビルランブルで有用だ。彼がトップディーラーであることに変わりはない。今後来るであろうインフレの恩恵を最も受けられるのも光フレイだ。今は時代が悪い。時代が悪いだけなのだ。 | |
初代最強光ディーラー、マフデト。 レイドのメインディーラーの座はパトラとフレイに奪われ、回復阻害役もパンチラゴス女に奪われそうと散々な目にあっている彼女。もはや利根型のふりして艦これあたりに亡命するしかないと思われたが、追加ダメージ付きのノーマルスキルはさすがの安定感。ヒルドやシャルル、アシュトレスがレイド向きでない性能ということもあり、まだまだ現役だ。 スライドスキルも充分な強さがあるため、クレオパトラのサブとして編成するのも充分有効である。 | |
探偵少女&ティタニア、いずれもノーマルスキルに闇属性への追加ダメージ持ちの★4ディーラーだ。 スライドスキルも攻撃特化なので、マフデトに勝るとも劣らない働きをしてくれる。 ただ、ティタニアのAIは気まぐれにノーマルスキルを撃とうとするらしく、それで微妙にダメージスコアが減少することがある。オート戦闘においては探偵少女に軍配が上がるだろう。 | |
ヒーラー
最強ヒーラーはデスヒールもなんのその。 デスヒールの被害を最小限に止めるためには、薄く・長く・ゆっくり回復させる必要があり、そのすべてを満たすヒーラーがマアトその人だ。 デスヒールと分解が重なって事故死しても蘇生でケアもできる。手動自動どちらでも十二分に活躍してくれることだろう。 今回のデスヒールは付与率も使用頻度も低いため、マアト以外のヒーラーが息の根を止められてる、なんてことはない。「ちょっとノドいがらっぽいよね」ぐらいで済んでいる。 | |
★4ヒーラーの代名詞・レダ。 彼女も相変わらず活躍する。ただし、ヒール量がマアトより多い・事故死を蘇生でケアできない、などの理由によりマアトよりも事故率が高くなってしまうのが玉に瑕。デスヒールとの噛み合い方によっては安定しない。手動向け。 | |
持続ダメージ解除持ちヒーラー、エラト。 地味にチリ積ってゆく分解の持続ダメージを定期的にお掃除してくれるのが非常にありがたい。マアトがいない場合の選択肢のひとつに上がるだろう。安定感という意味ではレダよりエラトの方が優勢かもしれない。 | |
公式おすすめ対リタ戦ヒーラー、シュリンクス。 ヒール量が低い、デスヒールを付与されても忍耐でいくらか相殺できる、などの理由により彼女もデスヒール被害を抑えられるヒーラーの一人だ。事故率はマアトよりも低くなると思われるが、蘇生によるリカバリができないので一旦事故ってしまえば諦めるしかないのが難点か。 オート戦闘での安定を求めるのならとてもおすすめ。 | |
ランカー御用達のバーサクヒーラー、メティス。 狂暴化によるダメージブーストは今回のレイドでもやはり健在。 今回のリタはバリアへの追加ダメージとデスヒール以外さほど攻撃が痛くないということもあり、メティスの弱点でもあるヒールの弱さがあんまり気にならず、編成のハードルがそこまで高くないのもうれしい。 また、無敵付与時の"それまで付与されていたデバフを全て解除する"という仕様がデバフのケアが必要な今回のボス戦とがっちり噛み合っている。手動でハイスコアを狙うなら是非とも編成しておきたい。 あとこれは個人的な興味だが、今回追加された光フレイに狂暴化と応援を同時付与するとどこまでダメージが伸びるか非常に気になる。もしかしたらクレオパトラのクリティカルフィーバーに匹敵するかもしれない。どなたか。 |
タンカー
不要。
リタがバリア対象にエグめの追加ダメージを叩き込むというスキルを持っているため、バリアタンカーを編成するのはリスクが大きい。挑発タンカーはそもそも編成したところで何か生活が変わったりはしない。
バッファー
何もいうことはない。彼女を編成しない理由がどこにもない。この世のはじめにまずNモナが在り、神はそれをよしとされたのだ。 | |
Nモナの付け合わせにちょうどよい二品。 コウガとアネモネは一長一短である。あなたがどのような環境にあるかでどちらを選択すべきかは変わる。 もし、コウガを外すことでフィーバー回数が減少してしまうのであれば、彼女を外すべきではない。フィーバーダメージはダメージスコアの大半を占め、フィーバーの回数は何よりも重要視されるべきだからだ。また、オート戦闘時でもそれなりにスライドスキルを使用してくれるという利点もある。オート放置が主な場合もやはりコウガを選んだ方がよい。 フィーバーの回数が変わらないのであれば、コウガより攻撃力バフを持つアネモネを編成した方が最終的なダメージスコアは伸びるだろう。辛抱による防御フォローも期待できる。しかし、オート戦闘時に味方のライフが減っているとノーマルスキルを連発するという欠点もある。どちらかといえば手動でハイスコアを狙う人向けだ。 | |
クリティカルフィーバーのベストパートナー。 ただでさえブチブチにブチ壊れているクリティカルフィーバーを、さらに乗算でダメージを増加させるとんでもない狼藉者ふたり、パンテオンとメルポメネだ。 通常であればフィーバーダメージに貢献しないクリティカルバッファーだが、クレオパトラのクリティカルフィーバーに限り、クリティカルダメージ増加バフがそのまま乗っかるという仕様がある。 つまり、クリティカルダメージ+50%のバフを付与してクリティカルフィーバーを撃てば、フィーバーダメージがそのまま1.5倍されるというわけだ。これのなにが強いかわからないのであれば、この世のなりたちから学びなおした方がよい。 クレオパトラに集中付与→クリティカルダメージバフ付与、という手順を踏まねばならないので、オートでは狙ったようにダメージを出せないというのが欠点といえば欠点。 | |
今回のメタ枠として実装された猫耳ネヴァン。 とはいえ、対イゾルデで実装されたビキニリザほど支配的な感じもない。 攻撃力バフ&スライドバフ&ゲージ追加、ここまでやってもクリティカルダメージバフ過積載クリティカルフィーバーというナイルの賜物に一蹴されてしまうのは、ちょっと気の毒でもある。 猫耳ネヴァンを活かすのであれば、攻撃力バフに乗算ブーストをかけることができ、なおかつスライドの手数が多いディーラーと組ませるとよい。要するに、光フレイと組ませるのがベストだ。光フレイがいなければマフデトや探偵少女、ティタニアあたりと組ませよう。要するに、クレオパトラ以外と組ませよう。 クレオパトラとも相性が悪いわけではない。彼女にはもっと適した相方がたくさんいるというだけだ。 | |
まさかのRAGNA BREAK人権カップ二連覇、ビキニリザ。 起用する目的はドライブによる攻撃力アップおよびノーマルスキルダメージ増加だ。たったそれだけだ。しかしダメージへの貢献度が抜群に高い。それこそ猫耳ネヴァンをも凌駕するほどに。 ドライブで付与するノーマルスキルダメージ増加バフは+800。弱点攻撃アップの影響を受けるとはいえ、普通であればフィーバーダメージ1打あたり600程度増加して終わりだろう。しかしクレオパトラと組ませたときに限り、増加ダメージは普通の枠を大きく外れる。 ビキニリザの付与するノーマルスキルダメージ増加は、最終ダメージ増加ではないため、各種クリティカル補正の影響をガッツリ受ける。それが、フィーバーダメージ1打あたり1500前後のダメージ増加という凄まじい結果となって現れるのだ。 スライドスキルは無用の長物になり果てるとはいえ、ノーマルスキルはサブヒールとして有用だ。猫耳ネヴァンと一体どっちが特効キャラなんだかわかりゃしない。 | |
ドライブ加速の申し子、アリア。 ほとんど唯一といっていいドライブ加速バッファーは今回のレイドでも大活躍。フィーバー回数を増やすことでトータルスコアを上昇させることができる。 特に、クレオパトラのようにフィーバー1回あたりのインパクトの強いディーラーと組ませたときの相乗効果は圧巻だ。 アリア自身の火力もなかなかのものだし、ドライブで付与するちょっとしたヒールもありがたい。手動でハイスコアを目指すプレイヤーにも選択肢のひとつとなる、非常に優秀なバッファーだ。 とはいえ、Nモナのようにとりあえず編成しておくだけで強い、というようなモノではない点に注意。フィーバー回数が増えないのであれば編成する意味は薄い。 |
デバッファー
非推奨。
今回のリタもレイドボスのご多分に漏れず、デバフ回避率やデバフ持続時間減少パッシブを持っている。行動制限系はそもそもほとんど無効にされてしまっている。ということでなかなかデバッファーの出番はないだろう。デバッファーを連れていくぐらいなら、バッファーを多く編成した方がダメージが伸びると思われる。
どうしてもバッファーがいない場合はフリージアやジュピター、ティアマトなどの防御デバフ持ちを連れて行くとよいだろう。
Lv40リタ 攻略
デスヒール対策
無視してよい、というのが結論だ。理由は以下の2点。
- デスヒールはスライドで付与するため頻度がそこまで高くない
- デスヒールの命中率が非常に低く、1戦闘に2~3回ほどしか付与されない。
仮に付与されたとしてもそこまで大したものではない。私は、デスヒールが致命傷になる時はデスヒールそのものでなくデスヒールを付与される状況に問題があると考えている。
たとえばバリアを張って追加ダメージを食らってしまったとか、分解を解除せず放置していたとか、そういう状況の中でデスヒールを食らうと致命的なことになるだろう。しかしそれらの行動に対処してしまえば、意外とデスヒールなんてちっぽけなものだ。
しかし、ダメージスコアを求める場合はそうもいってられない。スコアへの犠牲が少なくて済む対策を以下にて紹介する。
真っ向から対策を取ろうとするなら猫耳ネヴァンのデスヒール解除かカルタ”禁断の果実”を取得するしかない。特に、ネヴァンをリーダーにしておけばデスヒールをほとんど見ずにすむだろう。財布のひもを緩めたくない、という方はデスヒールへの直接的な対策を諦めざるを得ないともいえる。
間接的にデスヒールの被害を抑えたい場合は、吸血・HP吸収による回復行動やバリアによる耐久が挙げられるが、バリアによる対策は後述の追加ダメージにより極力採用しない方がよい。ただし、バリア付与対象を1体までに抑えることのできるエウロペだけは検討に値する。
バリアを伴わずに他人に吸血バフを定期的に付与できるのはNモナかヘラぐらいだ。特にNモナは持続ダメージデバフ解除&吸血バフ付与と、ほとんど最適解に近い行動を取ってくれるため非常におすすめである。ヘラも、体力の減った味方がいれば吸血を使ってくれるが、タイミングが合わないと事故るためあまりオススメしない。
バリア対象への追加ダメージ対策(重要)
リタのノーマル・スライドいずれも、攻撃対象がバリア状態だった場合に3000強の追加ダメージを問答無用で叩き込むという機構を有している。これはバリア残量をダメージへ返還するアンチバリア的なものではなく、シャルルのスライドスキルようなものだ。つまり、バリア残量に関係なく強烈な追加ダメージが飛んでくるのだ。
安定を求めるのなら、バリアバッファー、バリアタンカーは決して編成してはいけない。
沈黙対策
沈黙を付与してくるらしいという話だが、未だに確認できていない。公式攻略記事にもあるのだから、きっと付与してくるのだろうが、その兆しすら見えない。心の清い人間にだけ見える妖精のようなものだと思う。
分解対策
ノーマルスキルで2体に付与する持続ダメージデバフ。ダメージ自体は非常に低いため甘く見がちだが、ノーマルスキルで矢継ぎ早に付与してくるため、ほとんど一生持続する。持続ダメージ解除系スキルで消せるので、対処自体はそこまで難しくはない。放っておくと地味にピンチに陥るので、ヒールで回復しきれないようであれば解除すべきだ。