レアリティ | 属性 | ロール | 戦闘力 | HP | 攻撃力 | 防御力 | 機敏性 | クリティカル |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
★★★★★ | 木 | 妨害型 | 2219 | 2073 | 1062 | 825 | 788 | 940 |
基本攻撃
対象に102の通常攻撃
ノーマルスキル
バフが多い敵を優先して1体に399のダメージを与え、20秒間、デバフ効果回避率-10%&8秒間、防御力-10%
スライドスキル
HPの残りが最も少ない敵を優先して2体に702のダメージを与え、14秒間、踊る刃&防御力-700
ドライブスキル
バフが多い敵を優先して3体に2089のダメージを与え、20秒間、烙印効果付与
リーダーバフ
敵全体のドライブスキル最終ダメージ-25%(デビルランブル時、敵全体の持続ダメージ関連デバフダメージ-50%)
評価
デスチャ史上最強、最大、最優の何か。
一般にこの手のキャラを紹介するときは、”史上最強の〇〇”といったようコピーをつけるのがならわしだと思うが、バートリーについてはそれが非常に難しい。コンテンツごとに、彼女はあまりにも違った顔を見せる。
バートリーを語るなら、まずは彼女の防御デバフについて触れねばなるまい。
踊る刃(防御減少効果付き)と固定値減少型防御デバフの同時付与。この、これまでサンビーチモナとフリージアの二人がかりでようやく実現可能だったコンボを、バートリーは単騎でやすやすとこなしてのける。
たとえば、完凸バートリーが防御力2300程度のレイドボスに対しこれらのデバフを全てぶち込んだとしよう。その影響を少し大げさに言うと、デバフの効果時間中すべての攻撃がクリティカルになるのに近い。
固くて喰えないのなら柔らかくすればいい。なるほど理にかなっている。
筋張ったマンモスの肉に顔をしかめた時から、あずきバーに乳歯を持っていかれた時から、それは人類の本能的教養とも言うべきものになった。だからってやりすぎだ。バートリーはこの一芸でワールドボス最強防御デバッファーの座を射止めただけでなく、妨害型不毛の地のレイドですら存在感を示したのだから怪物である。
しかしこれは彼女の力の、ほんの一端に過ぎない。
ふつう、PvEコンテンツで活躍するキャラはいわゆるPvP的な場所では影が薄くなるものだが、そんな無礼な通例を女王陛下がお許しになるわけがない。
ジュピターの出血にも匹敵する”踊る刃”の性能に加え、リーダーバフで付与する”敵全体の持続ダメージ関連デバフダメージ-50%”。「あなたのデバフは通したくないが、私のデバフはブチ食らわしたい」そんな揺れる乙女心で鋳造された最強の矛と盾、その矛盾の上に彼女はみごとに君臨した。
彼女がデビルランブルにもたらした天変地異は、ランキングの状況が何より雄弁に物語っている。
あらゆる場所でこれほどまでに支配的な力を持つ妨害型は前代未聞である。狂気の深淵から生まれたとしか思えない。バランス調整担当が何か重大な犯罪に手を染めても、バートリーの性能を印刷して法廷に提出すればいくらか減刑されるに違いない。
いくつもの表情を持つこの無慈悲な血の女王、もしお目通りかなう機会に恵まれたのなら、そのまま傅いておくことを勧める。
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