デスチャ1月14日のアップデートで新たに実装された｢唯一無二のヴィーナス｣と｢がんばるキミのネプチューン｣のスキル性能インプレッションを掲載。
唯一無二のヴィーナス
攻防一体の加速バッファー
のじゃロリ貧乳八重歯高飛車という立派な銘を持ちながら、ついぞ鞘走ることのなかった名刀が加速バッファーとして見事に再刃。それもただの加速バッファーではない。時関系&持続ダメージデバフへの防御機構を備えたPvPバッファーである。
スキルセットの内容的に主戦場は無論、デビルランブルなどのPvPコンテンツになる。しかし、スキルゲージチャージ量増加と時間歪曲の二重加速はPvEでも非常に有用。キャラ単体の加速力だけでいえばファンシーシトリーと同等である。ファンシーシトリー未所持なら、ナヴィバト加速役として起用するのは大いにアリだ。
しかし、ノーマルの反射無視がワールドボスでは無用の長物であること、そして加速バフのターン持続化にはフルイグニッションが必要なことなどを考えると、コストとリターンが釣り合ってるとはいえない。ファンシーシトリーでナヴィバト加速運用が完成しているなら、乗り換えるほどではないだろう。
とはいえ、回復型だった頃に比べスキルの有用性・汎用性は大きく向上した。性能が性癖にようやく追いついたことは、素直に歓迎したい。
がんばるキミのネプチューン
孤高のデバフカウンタータンカー
かつてレイドを牛耳った諸刃の女王が、PvP特化型の減速タンカーとしてデビランカチコミ大転生。
被弾で効果を発揮するアイスシールドと、相手の攻撃を強制的に集弾する挑発タンカー、この邂逅により減速の付与効率が大幅ジャンプアップ。スライドを1回弾いたが最後、ステージは死ぬまでネプチューンの聖域と化す。接触目当ての不埒者の足をローで刈り取る様は、まさしくデスチャ界のキース・リチャーズ。
しかし、問題は耐久力だ。
挑発とアイスシールドの持続中は文字通り死ぬまで減速をバラまけるが、死ねばもちろんそれまでだ。ユミルには不死があったが、ネプチューンはどうか。アイスシールドの防御力増加だけでは心もとない。この辺の課題を解決しなければネプチューンの安定運用は難しい。
PvP特化で、しかも刺さるかは相手次第。レイドの覇権バッファーだった時代から考えると、防御型ネプチューンの汎用性はお世辞にも高いとは言えない。活躍範囲は立って半畳、寝て一畳、だがハマれば彼女の独壇場だ。デバフカウンターつき挑発タンカーに浪漫を感じるなら、手を出しても良いだろう。
