【デスティニーチャイルド】0101新春実装キャラインプレッション

1月1日に新たに実装された”花魁バートリー”と”神楽のワーウルフ”、”双面のモア”の3名。元旦からなかなか人をざわつかせる彼女らのスキル性能インプレッションを掲載。

花魁バートリー/神楽のワーウルフ/双面のモアインプレッション

花魁バートリー

画像参照:デスティニーチャイルド公式ブログ”ワールドボス・トライアル《双面のモア》開催!!”より

妨害型・攻撃型の2階級制覇を目論む花魁ターミネーター。

いろいろ言いたいことはあるがまずは乳よ、乳よ。木属性の頃は、顔だけ鮮明あとはギリモザという、プライバシー以外の全てに配慮した解像度だったため気にしなかったが、花魁バートリーのそれは新年の幕開けにふさわしい鮮やかさ、ふさわしい重量(おも)さ。嘘のないまっすぐな乳である。人間の芯に響く乳である。もし罪を告白するならこういう乳の前でしたいものだよ、まったく、花魁だけに太夫~ん太夫んってか! ガッハッハ!

さてスキルはというと、こちらも負けず劣らず凄まじい。スライドスキルでまずはご挨拶といわんばかりに防御無視&追加ダメージ付きの4連打、そのクールタイムはなんと驚愕の8秒ときた。

この時点でブチブチのブッチ切りである。元祖火属性4連打ディーラーであるメブの初夢がそのまま走馬灯になりかねない。

しかしこれで終わらないのがバートリーの系譜。ノーマルスキルに搭載された、聞き捨てならぬ新バフ、“気合”3回まで重複可能な割合上昇型の攻撃力バフである。

クリスマスレダが割合上昇型の攻撃力バフを持ってきた時点で尿吐くほど驚いたのに、さらにそれを3回まで重ね掛け可能とはおてんばが過ぎる。効果は完凸で最大100%超。しかも気合は独立バフのため、他の攻撃力上昇系バフ(応援、諸刃 etc)すべてと共存する。ノーマルスキルに追加ダメージがついていないが、ついててたまるか。

おまけのように付与される直撃バフや、ワールドボスでも使えそうなリーダーバフも充分強いが、もはや触れる気すら起こらない。ノーマルスキル連打型ではないので、クリスマスレダとの相性がちょっぴり悪いという以外、欠点らしい欠点がない。カタログスペックだけ見れば、まぎれもなく火属性のベストディーラーだ。

性能について詳述すればするほど、そのえげつなさで容姿のインパクトが薄れてゆく。あれだけ無邪気に揺らしてたおっぱいも、その下の帯とあわせて、なんか考えごとしてるヒゲオヤジに見えてきた。

神楽のワーウルフ

画像参照:デスティニーチャイルド公式ブログ”ワールドボス・トライアル《双面のモア》開催!!”より

満を持して登場するは神楽のワーウルフ。テーマはもちろん今年の干支、ケモミミ銀髪胸元はだけ緊縛ミニスカ萌え袖エロ巫女である。

もうなんと言っていいやら。そもそもそれだけダイナミックに袖余らせといて、袴が長めのシャンプーハットぐらいしかないってどういうわけだ。さらにはだけた巫女服から麻縄がのぞいてるとか君、性癖がフランス書院やないか。

蠱惑的な表情も相まって非常にすばらしい。神楽のワーウルフが早くも今年のシコドレナリン最多分泌賞候補に躍り出た。おめでとうございます。

さてスキル。パっと見た限りではコメントしづらいというのが正直なところ。そもそも固定値減少型のスキル防御減少デバフというのが何なのか、どういう効果を持っているのかによって評価ががらっと変わる。

ということで、少し調べた。

固定値減少型スキルダメージ防御減少デバフの効果

一言でいうと、これは防御を減少させるデバフではない。少なくとも、そうイメージしていた方がわかりやすい。

この神楽のワーウルフのスキル防御減少デバフは、表記のスキル防御減少量をそのまま与ダメージに上乗せする効果を持つ。

たとえば、スキル説明文に”ノーマルスキル防御-400″とあった場合、全てのノーマルスキルの最終与ダメージが+400されるということだ。

神楽ワーウルフのノーマルスキルレベル1で左がデバフなし、右がデバフあり時のダメージ。

このデバフによって上昇するダメージは相手の防御力の影響を受けない。スキル防御-400と書かれていれば、相手の防御力が20000だろうがゼロだろうが与ダメージはきっかり400増加する。

効果としてはエルメスの付与する”ノーマルスキル最終ダメージ増加バフ”にとてもよく似ている。これは後ほど検証したいと思うが、おそらく各種補正やバフの影響もエルメスバフと同様に、一部を除いてほぼ受けないと思われる(少なくともクリティカル補正は無視されたが、弱点スキルダメージ増加の影響は受けた)。

もしこのデバフが、スキルの基礎ダメージに影響する類のものだった場合えらいことになるなと思っていたので、これはちょっとホッとした。この調査をふまえて神楽のワーウルフを評価しよう。

まずワールドボスでは属性問わず編成に入るキャラとなる。ワールドボスにおけるこのデバフの効果としては、ごく短い時間、ダメージが数倍に膨れ上がった中毒デバフを付与するのと似ている。持続時間の差こそあれ、紺碧カルタがスコアに与える影響を想像すれば、神楽ワーウルフを編成しない理由がない。

スキル防御減少ということで、サンビーチモナとの競合を心配する方もいるかもしれないが、そもそもサンビーチモナのスキル防御減少は火傷デバフの付帯効果であるため、神楽ワーウルフとは競合しないはずだ。してたら怒る。

ではワールドボス以外ではどうかというと、スキル防御減少デバフによって増加するダメージが防御を無視するところから、アングラ極での採用が考えられる。特に、クロセル戦で活躍が見込めるだろう。

しかし、レイドやデビルランブルは少し厳しいクリスマスレダのノーマルスキルとはまるで効果の違うものなので、通常攻撃型と組ませて確殺竹槍の一芸披露ということもできないし、レイドにしても、デバフの入りづらさとデバフの効果を天秤にかけると、うーんという感じだ。レイドはやはりデバッファー不毛の地である。

ワールドボスでは無類の強さを誇るものの、全体としてみればそこまではちゃめちゃな化け物ではない、という印象である。

双面のモア

画像参照:デスティニーチャイルド公式ブログ”ワールドボス・トライアル《双面のモア》開催!!”より

なぜ闇属性、どうして防御型、そしてよりにもよって挑発タンカー。

こっちはビジュアルよりスキルへの注目が先行してしまった。なぜ、新年一発目のワールドボスの目玉報酬という非常に恵まれたタイミングで、どうして、デスチャ界のセンチネル島こと闇属性防御型挑発タンカー村に足を突っ込んでしまったのか。

スライドスキルは挑発&激怒。激怒が挑発と同時起動するため、効率よく激怒ダメージを蓄積することはできるが、それだけだ。そもそもスライドに防御スキルがひとつもないのがまずい。効率よく激怒ダメージを蓄積したところで、そのまま憤死するだけではないか。

いっそ反射もスライドに含めてしまってよかった。ノーマルスキルなんか空っぽでよかった。ノーマルスキルを使ったら双面モアがただ身を寄せ合ってがぷるんぷるんしてくれればよかった。それだけで当方、ウホウホである。ムチムチスケベすこすこウホウホである。七対子である。

せっかく素晴らしいビジュアルと、気になるバックストーリーでやってきたのにもったいない。しかしこれは双面のモアが悪いというわけではない。挑発タンカーというものがもう泥船なのだ。竜骨が揚げたパスタなのだ。もういっそ挑発中は被ダメ90%減とか、それぐらいやらないとダメかもしれない。