【デスティニーチャイルド】ルイン&デュランダル&ニュービーモナ性能インプレッション

ハーフアニバーサリーという節目に満を持して投入された3体の新キャラ。今回実装されたのは韓国版でも人気の高いニュービーモナ、ルイン、デュランダルだ。人気に比して性能もずいぶんなものだったが、果たして日本版ではどのように調整がなされたか。その性能とインプレッションを掲載する。

ニュービーモナ

対デスヒール用の吸血バッファーから、加速&応援のマルチバッファーへとまさかの転身を遂げたニュービーモナ。彼女のリーダーバフ”味方全体チャージ速度+8%(デビランで+8%追加)”はこの上ないほどわかりやすいオルガ対策だ。加速と減速がかちあった場合の計算方法が減算か除算かわからないが、いずれにせよほとんど気にならないレベルまでオルガのリーダーバフは減殺される。

スライドで付与する加速バフもターン持続かつ”チャージ速度増加”のため、コウガやブラウニーと共存可能。なおかつ応援バフまで撒いてくれるのでデビラン以外にも居場所はある。特にブラウニーとのシナジーは強烈だろう。ダブルの加速にデバフ短縮で有効成分が奥まで届き、イヤ~な沈黙も完全シャット・アウトだ!

テンションが小林製薬になったが、実際有効な組み合わせである。

ルイン

露骨なスキルを引っ提げてとうとうやってきたダナシュリンクスキラー、まさかの木属性から。デビルランブルに深く根を張るバリアタンカーとシュリンクスを、文字通り根こそぎ伐採するためだけに運営から送り込まれたデビラン環境破壊者。

デビルランブルにテコどころか重機を突っ込んできたわけだが、正直、業者(私はこの手のキャラを”業者”と呼んでいる)の手が入らないとどうにもならないところまで来てしまっているので、これはこれで歓迎したい。スキルのワードセンスも個人的にはとても好きだ。なんだ忍耐爆発って。社畜の奥義か。

しかし前述のニュービーモナといい、デスヒール絡みのキャラが軒並み方向転換をさせられている。デスヒールを実装する気がないんだろうか。実装されるとマフデトが即死するので、その辺のバランス調整を考えてのことだろうか。でもだったらアシュトレスの立場は? よくわからない。

デュランダル

個人的に、今回追加された3キャラの中で一番まずいのではと思っているのがデュランダルだ。

加速とスライドダメ―ジアップ同時付与もたいがいだが、なによりえぐいのはリーダーバフ。クリティカル率とクリティカルダメージ同時アップはちょっとやりすぎだろう。吸血スキル検証の時に判明した”リーダーバフは別枠なので同一効果のスキルとも重複する”が、これにも適用されるとしたら竹槍デッキがとんでもないことになる。デュランダルパンテオンのバフで武装したアルテミスなんかはもはや竹高周波振動プラズマ単分子槍だ。竹重力子放射線射出装置槍だ。バンブーの面影はどこにもない。

無論、闇に限定されないスライドスキルはRAGNA BREAKその他コンテンツでも有用なので、デビラン以外にも活躍の場は広い。さすが半年記念だなという気持ちとまだ半年だぞという気持ちがせめぎ合うキャラだ。あと攻撃力がクソ高いのはいくらなんでも誤植だと思いたい。