デスティニーチャイルド一周年イベントに沸いたのも束の間、アイドルレイド・ニコルレイドと慌ただしく時は過ぎ、気づけば2018年も暮れようとしている。
2018年最後のこの区切りに、これまでの振り返りを兼ね、個人的に気に入っている記事を所感と共に紹介しようと思ったが、ついこの間も一周年の節目にとかいって検索ワードの供養をしてた気がする。記念日のスパンが付き合いたてか。
まあ、いいでしょう。
2017~2018年の吟味記事振り返り
2017年12月:デビルランブル ランカーデッキ所感
デビルランブル黎明期にランキングを彩ったキャラや編成について所感を述べた記事。なんでこれをやろうと思ったのかは覚えていないが、なぜやらなくなったのかは覚えている。書くことが一瞬で尽きたからだ。
デビルランブルの環境が数週間で激変するわけもなく、基本的にランクインする編成とキャラは似通ったものになる。はじめのうちはいいだろうが、大して変わり映えもしない編成に毎週違った感想を持つのは難しい、ということに二週目にして気づいたため、やめた。
編成への所感については、全て私なりにありったけの賞賛を込めて書いたつもり、なのだが、今読み返すと褒めてんだかなんだかよくわからないものもある。「名状しがたい狂気を感じる」とか、言われて喜ぶの邪神ぐらいだからね。
2018年2~3月:出血デッキの可能性追求(ヴェルデレト特集)
日本版で死ぬほど弱体化された出血ディーラーが息を吹き返す最初のきっかけ、それがヴェルデレトである。
可能性の塊のようなこのキャラに魅入られた私は、ヴェルデレトを軸にした出血デッキでブロンズからプラチナまで駆け上がるその一部始終を四つに分けて連載した。単体キャラの特集にこれほど時間を割いたのは、後にも先にもヴェルデレトだけだ。
停滞していたブログ更新を再開するきっかけにもなったキャラなので愛着もひとしおだ。それだけに現在の冷遇ぶりがちょっぴり悲しくもある。
2018年3月:デスチャ運営ゴリさんとは何なのか(ゴリさん特集)
ヴェルデレトに続き、ゴリさんに魅入られて書いた記事だ。
ふつう、この手の職位の方がツイッターをするときは必要以上に前に出る印象があったのだが、ゴリさんにはそれがなかった。私はそれが不思議だった。だから調べた、というともう病気だが、過去のツイートやデスチャリリース前に出演したニコ生の様子を観察してみたわけだ。
そこで私の目に映ったゴリさんは、少なくとも嬉々としてツイッターを始めたり、あるいは承認欲求に駆られて迂闊な発言をするような人物ではなかった。用心深いというか、慎重というか、とにかくそういうものだった。だからこそ何か使命があってツイッターを始めたのだろうと推測し、そしてそれはスケープゴートなのではないか、と結論付けたわけだ。
ちなみに、どのようなリプライにも誠実さを保ち、権柄ずくな態度を取ることもないゴリさんの人となりを、私は好ましいと感じている。こう言うといらぬ誤解を招きそうなのでもう少し正確に言おう。デスチャで唯一機能している挑発タンカーだと思っている。
2018年3~4月:木属性バランス調整前夜から当日まで
これはもうノリノリで書いたのを覚えている。
ゲームの種類に依らず、私はバランス調整というものをとにかく好む。それまで幅を利かせていた強キャラが無残にも弱体化されたり、猫の吐いた毛玉以下の価値しかなかったキャラが一気にスターダムに躍り出たりすることに、無上のカタルシスを感じる。どんな大病を患っても、強キャラが爆裂nerfされるパッチノートで千羽鶴でも折ってくれれば即日完治するだろう。
そんな私にとってこれはもうご馳走だった。指先までアドレナリンたっぷりで文章を手繰ったことをよく覚えている。実際の調整内容はいまいちだったにも関わらず、これらの記事に対する満足感だけはやけに高い。
2018年4月:シェアガチャ全キャラレビュー
完全なる八つ当たりで書かれた記事である。
この時期にちょうど防御無視ダメージの仕様と算出式の検証を行っていたのだが、それがとにかく難航を極めた。答えの出ない検証作業の繰り返しに精神が摩耗しきっていたころ、★5確定シェアガチャの報が飛び込んできたのだ。私は怒った。なにを浮かれたことを言っているんだと。そっちがそう来るなら、こっちだって全キャラレビューしてやるんだからね! と。
そんな迷宮入りした情緒によって書かれた記事がこれだ。作成された記事の中では最大の文量となっている。その甲斐あってか過去記事の中ではボチボチ読まれている方で、それはとても嬉しい。でも参考になってるんですかねこれ。
2018年8月:自請妃のリーダーバフ検証記事
これは笑いながらキーボードを叩いたのを覚えている。あまりにもヒドすぎて、だ。
自請妃のリーダーバフには、表記から受ける印象と実際の効果が全く噛み合わないという問題があった。それも全て、リーダーバフの効果がスキルレベル上昇によって増加したスキルダメージにのみ影響する、という素っ頓狂な仕様に由来していたのだが、スキル説明文からはそんなことを読み取れるはずもなく、長らく不具合ではないかと疑われていた。公式に問い合わせた方もいたようだが、回答は「仕様です」の一点張り。
じゃあその仕様とやらを突き止めてみようじゃないか、ということで行った検証がこれだ。
あんまりにもあんまりな結果に思わず笑ってしまったが、未だに釈然としていない。光フレイ以降、この手のリーダーバフが姿を消し、かわりに該当スキルの最終ダメージを増加させるもの(つまり、我々が本来自請妃のリーダーバフに期待していた効果)が増えたのもそれに拍車をかけている。
今からでも、上方修正の名のもとに旧態のリーダーバフを変更してくれないかなと思っている。どうせそれでキャラランクが変わったりはしないだろう。それはそれで問題なんだが。
2018年10月:DOAXVVコラボキャラインプレッション
DOAXVVコラボキャラの、想像以上にすばらしいイラストで絶頂に達したテンションそのままで書いた記事。
キャラ性能インプレッションを謳っておきながら、全て性癖の話から入っている。ほのかに至っては冒頭200文字全ておっぱいのために筆を尽くしている。もはやキーボードを介した射精である。なにが「性欲のストーンヘンジ」だ。なにが「かすみとほのかの熱パイ雨林」だ。快楽天の煽り文か。
しかしイラストがエッチぃというだけで人はこんなにも元気になれるものか。スケベから何らかの栄養が摂れているとしか思えない。無人島で飢餓にあえぐ機会があったら試してみよう。かわりに貴重なタンパク質を失うことになるかもしれないけど。
おわりに
スケベ要素で露骨に元気になりすぎ。
こんな有り様のゲームなので、そもそもそういうのが好きでないと続けてないというのもあるが、琴線に触れるキャラが登場した時のはしゃぎ様は冷静に見るとちょっと恥ずかしい。代表としてDOAXVVのインプレッション記事を挙げたが、インプレッション系は概してあんなザマだ。
大人なんだから、もうちょっと落ち着いた態度を見せてもよいだろう。性に対して分泌される脳内麻薬の量が小五の時から変わっていない。果たしてこの妄文を人に見せてもよいのかもう少し考えてから投稿すべきだ。両親に見せても恥ずかしくない文章を書くというのを来年の抱負にしよう。
それでは、よいお年を。