【デスティニーチャイルド】ヴェルデレトの可能性、出血デッキの可能性

まずはじめに、私の勘違いを訂正する。

先日投稿したラグナブレイクインプレッション記事において、ヴェルデレトのリーダーバフは”出血ダメージ+50,デビルランブルでは+200″と記述したが、これは誤りだ。正確には”出血ダメージ+50,デビルランブルではさらに+200“だ。つまり、ヴェルデレトをリーダーに据えてデビルランブルに乗り込んだ場合、全ての出血ダメージが無条件に+250される。

正確でない情報を掲載してしまい、本当に申し訳ない。いつぞや投稿したフィーバーダメージの記事においても、あたかも通常連打キャラの方がダメージが高くなるような記述をしていた。あれも正確に言えば”超高防御帯においてはダメージ算出式上防御の影響が少ない通常連打キャラの方がややダメージが高くなる、ことがある、かもしれない”程度のものだ。誤解を招いて、一晩泊めて、妹とファックさせたレベルの大デマだ。この記事を真に受けて、フェンリルのキズナをマックスにしてクランプスに持ち込んだ私のような被害者もいる。みなさん、吟味.netのデマに気を付けてください。

さてヴェルデレトだが、どうぞ彼を軸に出血デッキを作ってくれと言わんばかりに露骨なリーダーバフ、無視するのは無粋というものだろう。ということで、私なりに作ってみた日本版出血デッキがこちらだ。

タンカー	出血ディーラー	出血ディーラー	出血バッファー	ヒーラー

腐っても出血デッキの本舗であるジュピターは外せない。相方は迷ったがヘスティアを選んだ。理由は、スライドスキルの対象がジュピターと被りやすく、出血デバフの重複可能という長所を活かしやすいからだ。フェンリルやシャマシュ、ダビも検討したがターゲッティングの関係から除外した。モーガンは、単純に出血スキルの効果を知りたかったという建前と、オニキスが足りないという本音の二点から除外となった。

擦過傷デバフのダメージ上昇値検証

デビルランブルに乗り込む前にまず、擦過傷デバフを簡単に検証してみる。

出血は防御を無視するため、検証が楽でよい。

ステージはゴールドダンジョン最上級。使用するジュピターは無凸のため、出血ダメージは182ダメージだが、ヴェルデレトのリーダーバフによって232ダメージになっている。これを擦過傷デバフの入った敵にうってみる。

出血アイコンに”+”がついているのが擦過傷アイコンだ。

ダメージは432まで伸びた。ほぼ倍だが、増加が固定値なのか割合なのかまだわからない。続いてヘスティアの出血ダメージを見てみる。ヘスティア無凸の出血ダメージは161,リーダーバフ込みで211だ。

擦過傷によるダメージ上昇は固定値が濃厚だ。

ちょうど+200ダメージの上昇。ジュピターの出血スキルと上昇値が全く同じのため、おそらく固定値なのだろう。なるほどという感じの落としどころだ。ちなみに擦過傷デバフは出血デバフの持続時間も増加させるとあるが、それは今回未検証だ。

さて、ではデビルランブルに持ち込んでみよう。

デビルランブル補正の検証

「アリマフ尊い……」

画像はアリアに会えて失神しているガチ恋勢ではなく、ジュピターだ。アリアに放ったヘスティアの出血スキルが擦過傷デバフ抜きで432ダメージを叩き出している。リーダーバフのデビルランブル補正がかかった状態だ。ジュピターの出血スキルも重複しているのがわかる。

この後画面外で死んだ

擦過傷デバフの入った出血ダメージだ。ディアボロにフォーカスが移っているためわかりにくいが、632ダメージとなっている。上昇値は+200、やはり固定なのだろう。

出血デッキの可能性

サボっていたツケにより、デビルランブルでの検証はブロンズリーグ3で行った。何かを言えるようなレベル帯でないかもしれないが、個人的な見解からいうと出血デッキは”アリ”ではないかと思う。属性相性や防御値にダメージを左右されない、シュリンクスの忍耐の影響を受けにくい、重複可能、天敵が少ないなど、出血スキルそもそもの利点と、ヴェルデレトとのシナジー。さらに今回未検証のモーガンの存在もある。ダメージ上昇が固定値ということもあり、高ランク帯ではやはりダメージ不足に陥ってしまうのかもしれないが、充分検討に値すると感じた。

出血デッキを機能させるためにはヴェルデレトで必ず一枠潰さねばならない、というのが悩ましいところではあるが、擦過傷という傷口を引っ掻くだけの行為でこれほどまでに可能性が広がるとは思わなかった。傷口が塞がりかけたら開きなおせばいい、単純なロジックがゆえに”強い”。