【デスティニーチャイルド】ヴェルデレトの可能性、出血デッキの可能性②

前回の記事で組んだ即席出血デッキで一週間ほどデビルランブルを遊んでみた。その経過を感想とともにお伝えする。

ブロンズ帯

とりあえずという感じで組んだ出血デッキで始めた。

タンカー出血ディーラー出血ディーラー出血バッファーヒーラー

結果から言うと無敗だった。しかしそもそもブロンズ帯なので、出血どうこうは関係なさそうに思える。まさに通り過ぎたという表現が正しい。

シルバー1~シルバー3

デッキは特に変更せずにシルバー帯。ぼちぼち落とす試合も増え、勝率が75%程度まで下がった。1ターン目で★5のジュピターが落ちて、削り切れないままジリ貧になる、というのが王道の負けパターンとなった。

ジュピターを★6にすることでややマシになるも、竹槍相手に事故るのは相変わらず。シュリンクスダナばかりが残った状態で押し切られるという展開が多く見られたため、タンカーの変更を決意。デッキを以下の通り変更する。

タンカー出血ディーラー出血ディーラー出血バッファーヒーラー

ディーラー勢の生存率が上がり勝率が8割程度まで回復。

シルバー4~ゴールド1

勝率は8割前後。シルバー帯でやけに多かった雪ミクが減り、むしろ安定してきた。2ヒーラーか2嫌がらせ(オルガモア)編成相手に落とすことが間々あったため、対策として以下のデッキを編成。

タンカー出血ディーラー出血ディーラー出血バッファーディーラー

イブのスライドスキル対象がヘスティアと同じなので決定力が向上。2ヒーラー編成相手にはほぼ負けることがなくなった。2嫌がらせ編成に対してはさほど効果的ではないが、少なくとも殺したいやつは殺せるのでメンタルの対策にはなっている。でもこれならマフデトで良いような気もする。

編成に再考の余地はあるがゴールド帯は抜けられそうだ。先週の結果は以下の通り。

出血デッキインプレッション

楽しい。

デバフでじわじわと追い詰めるタイプのデッキなので爽快感とは無縁と思っていたが、そんなことはなかった。出血を仕込んだ敵が画面端でひっそり弾け飛ぶ様子は何度見ても良い。マフデトとエリシオンが同時に溶けたときは、凄まじい多幸感が全身を支配した。ステージ3までのガンなら治っていたと思う。

ヴェルデレトを編成しなければならない、リーダーバフの融通がきかない、など色々と制限の多い出血デッキだがその分割り切ることができる。とりあえず生き残って出血をばらまければよいのだから、装備は生存力に振り切ったものでよいし、ヴェルデレトジュピターヘスティアは固定なのだから編成で悩む必要があるのは二枠だけだ。選択の少なさをポジティブに受け止められるプレイヤーには向いているだろう。

そしてジュピターヘスティアの相性が想像以上によい。ジュピターが殴りHPが減ったところをヘスティアが殴り、さらにヴェルデレトが追撃する。この時点で結構なダメージだが、そこへ重複した出血デバフが襲い掛かる。回復なしでこの猛攻を凌げるキャラは多くはないだろう。出血ディーラーの組み合わせとしてはおそらく現状のベストに近い。

出血デッキ天敵考

アイコン解説
田舎老人の水打ちばりに中毒デバフをばら撒くことでお馴染みのエリシオンだが、出血デッキにはさほど脅威ではない。6凸されても所詮は★4、出血デバフが重複すれば難なく落とせる。ただ長期戦になると彼女のバラまいた中毒で劣勢に追い込まれることもある。編成次第では無視できない。
最初の1ターンで2体落とす、あるいはドライブ一発で落ちる状態に持っていくのが勝ち筋になっている私のデッキにおいて天敵といってもいい。挑発タンカーという時点どちらも嫌だが、不死持ちのディアブロの方がより生理的に無理。
嫌いだ。嫌いだが、思っていたほど嫌いではない。リーグを登る上でもっと露骨な障壁となるかと思っていたが、そうでもなかった。単体で編成されている分には普通に勝てる。少なくともオルガが原因で落とした試合というのはあまり思い当たらない。マズいけど食べられないほどではない、という意味ではハリボーのタイヤグミと大差ない。
最悪。
石化デバフのいやらしさたるや妨害型の中でも群を抜いている。的確に出血ディーラーをつぶしてくる上に時間も10秒とやたら長く、確率もオルガの沈黙より遥かに高い。こんなキャラ、対戦相手のお母さんのこととか考えたらとてもじゃないが編成できないだろう。部下がいかに優秀な企画をプレゼンしてきたとしても、デッキにモアを編成しているとわかった時点で私は企画書を裏返す。人を不愉快にさせるために生まれた立方体。かわいいストレス。
ドライブを撃つな。