4月26日より唐突にシェアガチャキャンペーンが開始された。それも以前のように★3や★4の混在したものではない、出てくるキャラクター全て★5が確定しているというものだ。ラインナップの中から好きな★5が出てくるまでひくことができ、しかも期間は無期限。
どうした。大丈夫かデスティニーチャイルド運営。
社内のアロマディフューザーに誰かがよからぬケミカルでも仕込んだか。頑なに★5配布を拒んでいたはずが、この変わりようはどうしたことだ。これが引き波でないことを祈りつつ、せっかくの豪華キャンペーンなので今回獲得できる★5キャラの所感を掲載する。
これからゲームを始めるか、または始めて間もない方向けに書いたつもりだ。何かの参考になれば幸甚。
すでにある程度★5が揃っている中級者向け記事は以下を参照。
★5確定シェアガチャ全キャラレビュー
ディーラー
キャラ | 評価 |
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![]() | レイドのコアディーラー。 装備倍率増幅型のスライドスキルを持ち、攻撃回数も3回と申し分ない。パンテオンやワーウルフなどとのバッファーととにかく相性がよく、バフをガツ盛りしたフレイは異次元のダメージを叩き出す。 しかし敵が単体でないと攻撃対象がバラけてしまうため、レイドイベント以外では他のディーラーに席を譲ることが多い。また、限界突破を重ねられないと高凸の★4ディーラーに並ばれてしまう。シェアガチャの選択肢としてはやや微妙かもしれない。 |
![]() | 汎用性抜群のアンチヒーラー。 デスティニーチャイルドはソシャゲには珍しく、タンクとヒールがしっかり機能している。ヒーラーを厚く張ればいくらでも耐久することのできるゲームデザインだが、それをマフデトは一人で打開することができる。 スライドスキルそのものの攻撃力も申し分なく、ディーラーとしても一流。長く使える優秀なキャラだ。テカテカの鼠径部にピンときたなら。 |
![]() | ★4に席を奪われた悲しき中毒ディーラー。 対象2体に高倍率のダメージと作中屈指の強デバフ"中毒"を付与できるのが彼女の強みだが、★4キャラであるエリシオンがほとんど同じことができる上に攻撃対象も3体と上回っている。もちろん★4と★5なので基礎ステータスに大きな差はあるものの、圧倒的な限界突破のしにくさにより今や完全に高凸エリシオンに席を奪われ隅っこで体育すわりだ。 昨年の12月には"クリスマス・イブ"などという、酒の席でもギリ許されないクソダジャレスキンも実装されるなど迷走している。キャラ設定として方向音痴らしいので、設定準拠と言えばそうか。決して弱くはないが、あえて選ぶようなキャラではない。 |
![]() | 水属性の連打ディーラー。 スライドスキルで対象2体にダメージと中毒付与と、イブと似たようなスキルを持っているがゆえに、イブと似たような理由でエリシオンに席を奪われてしまっている。タナトスの特徴としてノーマルスキルでの単体連打攻撃があるが、単体火力という意味では★4ダヌなど他にも候補がいるためあまり日の目があたらない。 通常攻撃連打型スキルは敵防御力の影響を受けにくいという特徴があるため、超高防御力の敵を相手取らねばならないコンテンツ(アンダーグラウンド極)においては無類の強さを発揮する。 しかし使える場面は非常に限られているため、ヘッドセットをうまくつけられない老人が大好き、とかでなければあえて選ぶキャラではない。 |
![]() | 火属性最強の連打ディーラー。 メブのスライドスキル"対象2体にノーマルスキルを2連打"は、対象が1体の場合は4連打となる。タナトスやセイレーンの通常攻撃連打スキルと違い、ダメージ倍率の高いノーマルスキルを用いての4連打であるため一撃が非常に重い。シナリオでの活躍はもちろん、木属性レイドボスに対して無類の強さを誇る。しかし殴る以外のことはできないので、搦手が重要になる対人戦において出番は少ない。 |
![]() | かつての弱キャラ筆頭候補ディーラー。 少し前までは★4かと見まごうほどのスライドスキルと、いまいち使いにくい通常攻撃連打スキルによってハズレ扱いされていたセイレーンだが、スキル修正によりだいぶマシになった。 限界突破を重ねれば、ワールドボスなど一部コンテンツで活躍できるようにはなったのは間違いない。が、未だ汎用性には乏しく、初めてのシェアガチャで選ぶようなキャラではない。 それでも選びたい!という気持ちになるなら、それは恋か第三度酩酊だ。しじみの味噌汁を飲みなさい。 |
![]() | 気づいたらなぜか2凸ぐらいしている失明ディーラー。 バステトはスライドスキルで対象に"失明"デバフを付与する。失明は相手の攻撃命中率を下げる効果を持つが、効果対象はダメージを与える攻撃行動のみで、デバフなどの命中判定に影響はないため、デバフ型全盛期の対人環境においては出番が少ない。 かといって、同じ光属性攻撃型のマフデトなどと比べ、攻撃能力が特別高いかというとそういうこともなく、やや中途半端な立ち位置にいる。直殴りの痛い敵を相手取る際に起用するぐらいだろう。望んで獲得するほどでもないと思うが、ガチャから出やすいのか、なぜか気づいたら2凸ぐらいされてる不思議なキャラ。 |
![]() | ジュピターと双璧をなす出血ディーラー。 ヘスティアの強みは、スライドスキルによる的確な追撃と出血デバフ付与にある。 ターゲットを選ぶことのできないこのゲームにおいて、残りHPの低い相手を狙撃できるというのはそれだけで強力な武器となる。出血デバフを重複させやすいため、ジュピターと共に編成されることが多い。 ドライブスキルも貴重な全体攻撃で、序盤はこれを撃ってれば大体のステージはクリアできる。 ひとりで大ダメージを出すというタイプではないものの、優秀なサブディーラー性能を持つ。 |
![]() | 上方修正後もいまいちパっとしないダメージディーラー。 セイレーンと並んで木属性弱キャラツインピークスの一峰だったアバドン、彼もスキルの上方修正を受けたが劇的強化とはいかず、これまでの評価を覆すには至らなかった。スキルセットはセイレーンとほぼ同じ、使いどころも似たようなものになる。 ただしアバドンのドライブスキル、これだけは侮ってはいけない。ターン制持続のバフだが、1ターンがやたら長いワールドボスにおいてはこれがほぼ永続となる。 基本的に出番がないくせに、一部コンテンツではめちゃくちゃ刺さる、地下芸人みたいなディーラー。 |
![]() | 闇属性版、通常攻撃連打ディーラー。 注文取ってほしいのに店員がなかなかこっち来ない、みたいなポーズ以外、これといって特徴のない連打ディーラー。通常攻撃連打スキルはフィーバータイムでダメージを稼ぎにくいという欠点もあり、現在あるコンテンツとの噛み合わせも悪い。 ただしスライドスキルはなかなか強力。倍率はフレイに劣るものの、スライド率がフレイより高いため、ワールドボスではトップクラスのダメージ効率を叩き出す。 しかしそれも高凸してからの話なので、やはりシェアガチャで選ぶようなキャラではない。 |
![]() | 木属性のコア・ディーラー。 初回レイドイベントの目玉報酬だったクランプス、イベント報酬キャラでありながら隙のないスキルセットにより一気に最強の座をかっさらった。 スライドスキルにはHP吸収効果もあり、殴れば殴った分だけ回復する。ノーマルスキルには有利属性への追加ダメージが完備されており、フィーバータイムでのダメージも申し分ない。そのスキルのどれか一つでもセイレーンかアバドンに分けてやれなかったのか。 レイド、シナリオ、対人戦いずれのコンテンツでも有用だ。ダメージディーラー全体を見回してもその能力は上位に入る。ダメージディーラー全般にいえることだが、★4である程度代替えが利く。それでもクランプスなら狙っていいかもと思えるほど強い。 |
ヒーラー
キャラ | 評価 |
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![]() | 唯一の蘇生スキル持ちグループ・ヒーラー。 彼女のもつ味方全体への持続回復付与は、文字通り味方が5体だろうが100体だろうが、全体が対象だ。最大20体のキャラで戦うワールドボスにおいてはほぼ必須、また20秒という超長時間の持続ヒールはあらゆるコンテンツで有用。 蘇生も言わずもがな強力だが、そもそも彼女がいると人死にがほとんど出ない。いるといないとではゲームの難易度がガラっと変わるキャラ。 |
![]() | デビランクソキャラ四天王の一角。 シュリンクスのロールはヒーラーだが、その本領は回復にはない。あらゆるダメージスキル(デバフによるダメージも含む)を規定回数完全無効化する"忍耐"バフが彼女の最強最大の武器だ。ダメージの高低に関わらず攻撃を一律無効化する忍耐バフは、特に対人において無類の強さを誇る。必殺の一撃を忍耐でいなされ苦汁を飲んだプレイヤーは少なくない。ヒール力が少し弱いという欠点はあるが、そんなことはどうでもよくなるほどに忍耐が強い。 グループヒールはマアトに劣るものの、それ以外のあらゆるシーンで活躍できる。シェアガチャ獲得筆頭候補のひとり。 |
![]() | かわいいヒーラー。 強い★5の条件として、ユニークスキルがある・唯一無二の役割がある、といったものがあるが、それをビジュアルに一点突破させてしまったかわいさの地獄単騎。一応、彼女のスライドスキルにある"ダメージ減少効果を解除"というのがユニークスキルになるのだが、そもそもダメージ減少効果に苦戦する場面がひとつもない。また、ヒールロスの少ない持続回復がもてはやされる現状、即時回復しか持っていないという点もなかなか厳しい。シェアガチャのキャラ一覧でメブと並べて、CV的にWelcome to ようこそジャパリパーク感を出そうとしているのは運営の温情か。 |
![]() | シュリンクスに食われた不死ヒーラー。 ルサルカの特徴は、一定時間HPが1より下にさがらなくなる不死バフの付与だが、これが非常に使いにくく人気が低い。持続が8秒と短いのもあるが、死にそうにならないと死ななくならない"不死"と、いつでもダメージ無効化の"忍耐"どちらが使いやすいかは明白だろう。ヒール力も強いとは決して言えない。ベンチで無聊をかこつ★5ヒーラーのひとりだ。 |
![]() | ベンチで無聊をかこつ★5ヒーラー、ふたりめ。 日常系アニメの二期タイトルみたいな評価だが事実だ。彼女のスライドスキルもルサルカ同様、不死バフを付与する。もうこれ以上何をかいわんやという感じだが、メティスにはもう一つユニークスキルがある。ドライブスキルで付与する"狂暴化"だ。 味方2体を一定時間無敵にしたうえ、さらに攻撃力を70%増加させる。効果時間終了後に付与対象者が必ず気絶状態になるとはいえ効果は非常に強烈だし、ヒーラーでありながら攻撃アップ系のバフを付与できるのはメティスだけだ。攻撃を反射してくるボスの対策や、ダメージブースト用途としても有効。 ただしヒール力がかなり乏しく、低凸では使いにくい。庭に野生のiTunesカードが自生しているとかでなければオススメしない。 |
バッファー
キャラ | 評価 |
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![]() | ぶっちぎりの加速性能に加え恵まれた容姿と声帯を持って生まれてきた人権の擬人化。 高倍率加速のスライドスキルに、確率でゲージフルチャージのノーマルスキル、おまけにドライブスキルでは気絶デバフを3体に付与とやりたい放題。レイド・シナリオ・対人あらゆる場面で常にスタメン候補に居座る強欲スキルセットは、偽物語からてーきゅうまで彼女の声を聴かない方が難しかった2012年あたりの花澤香奈無双を想起させる。こんな人間が現実にいたらさぞかしアナルが弱かろうという完璧超人ぶり。未所持であれば迷いなく選ぶべきキャラ。 |
![]() | 最強のクリティカルバッファー。 味方のクリティカル率とクリティカルダメージを上昇させるそのスキルは、アプリリリース当初あまり評価されず「買い物帰りの大学生」「フリーター」「ラーメン」などと散々な言われようだったが、ダメージレースであるレイドイベントの実装や他キャラとのシナジーによりその価値が見直されたキャラ。主戦場はレイドおよびワールドボスだが、デビルランブルにおいても、ディーラー単体の攻撃力を最大化させ相手を確殺する"竹槍デッキ"のパーツとして採用されることもある。 クリティカルバフ自体はユニークスキルではないので、無凸状態では同じスキルを持つ★4メルポメネに席を譲ることもある。最初の1体をシェアガチャであえて選ぶことはない。 |
![]() | ドライブゲージ加速アイドル。 スライドスキルで味方全体のドライブゲージ蓄積量を増加させるという、非常に珍しいスキルを持つ。 ドライブゲージの回転率が上がれば、フィーバータイムに入れる回数が増え、結果的に総ダメージ量が増加するという仕組みだが、貢献の仕方がやや迂遠かつ「そもそも全員のスキルチャージ速度を上げてしまえばドライブゲージの溜まりも早くなんじゃね?」というコウガその他加速チンピラに席を奪われがちな不憫アイドル。 それでも諦めず、いつか見返してやるという気持ちで努力したのが報われたのか、一周年の折にとうとうレイドボスに抜擢された。逆境に対し「全員ボコボコにしてやる」という方向で開花したアリアちゃんだが、レイドボス時のスキンの作り込みは頭のおかしい域に達しているので一見の価値はある。でもシェアガチャの選択優先度は低い。 |
![]() | 二つの顔をもつ加速バッファー。 味方3体のスキルクールタイムを減少させ、なおかつ敵2体にスキルゲージチャージ速度減速デバフを付与する。 補助型なのでバッファーなのかと思いきや、ナイアスの恐ろしさは永遠とも思える時間持続する速度減速デバフだ。 対人戦で相手にナイアスがいた場合、数ターンの後にはこちらの味方全員に減速デバフが付与されているということも少なくない。減速割合も高く、遅々として進まない味方のゲージを眺めながらボコられる羽目になる。 なぜこんなキャラが補助型なのだろうか。相手全員を遅くすれば相対的に味方が早くなる、だからデバフじゃなくてバフだとかいう理屈なんだとしたら、とんでもないサイコ野郎だ。 |
![]() | 火属性のピュアバッファー。 あらゆるスキルでとにかく仲間の攻撃力を上げまくるエルメス。役割が非常にわかりやすく、使いどころも選ばないが、スキルの効果量が各コンテンツに特化したバッファーには遠く及ばないため結局使われないことが多い。シェアガチャであえて選ぶこともないだろう。 アニメPVでマアト相手にバチバチのステゴロをかましていたエルメスだが、あれはあくまでイメージだ。彼女自身の攻撃性能はそこまで高くない。 |
![]() | 修正一転大攻勢のバリアバッファー。 味方にバリアを配るバリアバッファーとして生を授かるも、付与対象が少ない・バリア量がダナの半分程度などの理由により逆リセマラランキングの永世横綱だったエポナ。韓国版からして最大のハズレ扱いを受けており、その弱さたるや日本版リリース直前に韓国プレイヤーがわざわざ自動翻訳と思しき日本語で「エポナだけは引くな」とツイートするほどだった。 しかし先日行われた修正により、エポナに革命が起こる。 バリアバッファーというコンセプトはそのままに、あらゆる数値にヤケクソじみた上方修正を受けたのだ。その結果、長時間持続する超大容量バリアを短いスパンで撒きまくり、さらに吸血バフまで付与するため、極まったエポナがいればヒーラーがいらないという事態にまで発展した。 個人的にはダナに匹敵する最強バリアキャラだと思っている。最強とまで言ってしまうと反論の声もあるだろうが、私はエポナ楯の会として最後まで戦うぞ。いいか。ええい、静聴せい、話を聞け、男一匹が、命をかけて諸君に訴えてるんだぞ。いいか。いいか。 |
デバッファー
キャラ | 評価 |
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![]() | 対人戦高勝率! の看板に偽りなく、いやわかってんならどうにかしろよと誰もが思う最強最悪のデバッファー。 スライドスキルで相手に付与する"沈黙"デバフは、一定時間スキルの使用を強制封印するだけでなく、それまでチャージされていたスキルゲージをもリセットする。リセットまではやりすぎだ。また彼のリーダースキル"敵全体のスキルゲージチャージ速度-15%"により、抜群の先生率を誇る。それが嫌ならこちらもオルガかNモナを入れるしかないという理不尽さ。本当にひどい。お母さんこのこと知ってるの? |
![]() | 一部コンテンツ出禁のドライブゲージ減少デバッファー。 ドライブスキルを放つために必要なドライブスキルゲージ。スキルを複数回使用することでやっと溜まるこのゲージを、慈悲なく奪い去るデスチャ界の税務署。それがランフェイという女だ。 このドライブゲージ減少デバフは非常に強力で、完凸ランフェイを編成しておけばレイドボスだろうがなんだろうが、ドライブスキル完封が可能だったほど。 だった、と過去形なのは、本当に完封しすぎて運営から出禁を食らったからだ。 この鎖国によりデビルランブルでかろうじて見る希少種となったランフェイだが、運営が態度を軟化させ、ワールドボスでのドライブゲージ減少スキルがめでたく解禁となった。 ワールドボスの放つドライブスキルは初心者にとって鬼門。絶滅を免れる盾としてランフェイは機能してくれるだろう。 |
![]() | 妨害型の皮をかぶった出血ディーラー。 防御無視・重複可能・高ダメージと三拍子そろった出血デバフによって、韓国版では出血デッキが対人において長らく覇権を握っていたが、日本版リリースに伴い出血デバフが大幅に弱体化されてしまった。 そのためリリース当初の評価はなかなか奮わないものだったが、出血ダメージを大幅に増加させられるヴェルデレトの登場により評価が一転。妨害型の"スキルクールタイムが短い"という特徴も相まって、デビランでの強ディーラーのひとりに数えられている。が、出血ディーラーの特徴として限界突破しないとあまり強くない、というのがあるためファーストチョイスとしては微妙。 |
![]() | レイド御用達の弱点防御デバッファー。 防御ではなく、弱点防御力を減少させる少し特殊なデバッファー。弱点防御デバフは他の防御デバフとも共存するため、デバフ重ねが重要になる大規模レイドにおいて重要な役割を持つ。 ユニークスキルをもたない★5キャラの宿命的弱点として、同スキルを持つ★4に限界突破数の関係で席を譲るというのがあるが、ミダスも例外ではない。無凸状態では同じく弱点防御デバフスキルを持つ★4ベルセポネに数値が劣ることもあるため、ファーストチョイスには向かない。 |
![]() | 意外と汎用性の高い混乱デバッファー。 ナチュラルボーン抱き枕カバーの裏側ことニルティ。彼女はスライドスキルで対象2体に"混乱"デバフを付与する。今のところスライドスキルで付与できるのはニルティだけだ。 混乱デバフは相手の行動のベクトルを真逆にするバフだ。攻撃行動であれば味方に向かうし、バフやヒールなどは敵に向かう。混乱系デバフによくある"向かうこともある"ではなく、確定だ。 実質行動不能に等しいので鬱陶しいことこの上ないが、混乱デバフにはもう一つ使い道がある。レイドボスに付与することで、NPCボスだけが使えるバフを盗むことができるのだ。 このバフ強盗がボス戦において有利に働くこともあったりと、意外と使い道が多い混乱デバフ。少し癖はあるがシェアガチャで狙ってみてもよいかもしれない。 |
![]() | 対人戦御用達の石化デバッファー。 スライドスキルで付与する石化デバフは、攻撃を一定回数受けるか一定時間経過するまで相手の動きを止めるというものだ。 スキルゲージをリセットする沈黙や気絶と比較するとそこまででもないが、沈黙や気絶と共存可能というところにモアのタチの悪さがある。現在の対人環境においてはモアとオルガを同時起用する妨害型デッキ(モルガ、と呼ばれているらしい)が大勢を占めている。 オルガのリーダーバフで足を遅くされ、さらに矢継ぎ早に飛んでくる石化と沈黙バフの威力がどれほどのものか。タンクとヒーラーを沈黙で黙らされた直後、ダメージディーラー2体を石化で止められた際に発した私の「クソボケ四角」という叫びをもって、評価と代えさせていただく。 |
タンカー
キャラ | 評価 |
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![]() | 最強のバリアタンカー。 味方5体に対しバリア(一定量のダメージを吸収するバフ)と防御力アップのバフを付与する。韓国版ではあまりの強さから、新キャラが追加された際は「ダナより強いかどうか」で議論がなされる強キャラ界のメートル原器。 バリアを張れるキャラは数多くあれど同時に割合上昇の防御バフまで付与できるのはダナだけだ。これによりパーティ全体の生存力が爆発的に向上する。一度使用すれば、彼女が"女神"と称されているのが単なるニックネームではないことを実感するだろう。 唯一の欠点として"オート戦闘時のAIがポンコツ"というのがあったが、つい最近のアップデートがそれが改善されてしまい、完全に手の付けられない最強タンカーが爆誕した。まさにリセマラ病患者のファーストチョイスにふさわしい。 |
![]() | 唯一無二の諸刃バッファー。 "諸刃"は攻撃力を大幅に増加させるかわりに防御低下デメリットを持つバフだ。デメリットがあるので普段使いは難しいが、火属性が弱点となるレイドやワールドボスにおいてはほとんど必須級のキャラとなる。 出番がかなり限定的なため、進んで獲得すべきかというと微妙だ。でも火属性レイド/ワールドボスには滅法強い。ほんとだよ。 |
![]() | そこまで悪いところはないのにあまり使われない挑発タンカー。 スライドスキルでダメージ反射、ノーマルスキルで自己防御アップと挑発スキルを持つタンカーのA.I。ダメージ反射は防御スキルとして非常にいまいちだが、ノーマルスキルの挑発+防御アップは組み合わせとして噛み合っているので悪くない。悪くないはずなのに、使われているのをほとんど見ない。かくいう私も持っているが育成していない。なぜだろう。Live2Dだとぷらぷらしている右足がもげそうで怖いからかな。 |
![]() | カッコいい進化素材。 抜群のビジュアルとCVを与えられながら、スライドスキルは反射と回数制限ありのスキル防御を味方少数に付与するのみ、ノーマルスキルはバリアと防御バフを付与するものの対象はたったひとりと、とにかく足りない・噛み合わないスキルセットはまさに弱キャラのフロントライン。レッドクロスへの日韓共通の評価が"カッコいい進化餌"というのが涙を誘う。 シェアガチャでは現状、間違っても獲得候補に挙がらない彼だが、ガチャなどから獲得してもすぐに進化餌にしてしまうのはオススメしない。このゲームでは時折弱キャラへの救済修正が入る。内容によっては一転、最強候補に躍り出ることもあるのだ。じっくり温めておこう。と、こう書いてから二年が経過した。もう腐ってる。 |
![]() | ワールドボス御用達のバリアタンカー。 マルスは味方全体にバリアを配りつつ自己回復を行うバリアタンカーだ。それだけ言うと防御バフのないダナの下位互換のように聞こえるが、彼女がバリアを配る対象は味方"全員"だ。 大規模レイドのように大人数をケアせねばならない状況下においてマルスの真価は発揮される。 前線を維持することが要諦となる大規模レイドにおいて、マルスはとりあえず入れとけと言われるほど重要な役割を担っている。大規模レイド以外でもバリアタンカーとして優秀なため、ダナ同様どこでも連れていくことができる。 目ぼしい強キャラがすでに揃っているなら選んでもよいだろう。 |
![]() | 申し訳ないが挑発タンカーの最強候補。 もともとスキルセットに問題があったわけではなく、挑発タンカーとして一定の仕事はこなせていたマンモン。使用率の低さが能力にあると勘違いしたのか、運営から上方修正を受けた。見た目にではなく、スキルにである。 もともと悪くないスキルに上方修正が入ったため、冗談ではなく挑発タンカーの最強候補に躍り出てしまった。タプタプの腹で。 スライドスキルでの高い挑発率に回数制限のないスキル防御バフ。水属性ディーラーに対し有利属性のマンモンは無類の硬さを誇る。現状、挑発タンカー自体がやや微妙な立ち位置にあるが、なにかを割り切れるのであればシェアガチャで獲得するのを止めはしない。 |
![]() | ダメージ反射もちの挑発タンカー。 本家韓国版では元祖最強挑発タンカーだったハデス、彼の持ち味はダメージ反射バフと挑発バフの同時付与による全方位カウンターだ。ダメージ反射バフは反射分のダメージを被ダメージからカットするという効果もあるため、挑発タンカーと非常に相性が良い。 が、 無凸状態では反射率も低く耐久性も心もとない。限界突破を重ねたところで、挑発タンカーというデザインそのものに難があるため活躍は難しい。シェアガチャでの獲得優先度は低い。 |
![]() | スキンがエッチな異形の挑発タンカー。 ディアブロの特徴としては、挑発バフを回転率の良いノーマルスキルで付与できるため、途切れることなく相手の攻撃を引き受ける無限挑発が可能な点と、スライドスキルで付与する不死&激怒バフの同時付与だろう。 激怒は相手の攻撃を一定量貯め込み、それを防御無視のダメージとして一気に叩き返すカウンター系スキルだ。激怒バフの弱点である、ダメージを返す前に死んでは無意味というのも、不死バフの同時付与で補っている。 ノーマルスキルで付与するスキル防御に回数制限があるため、単純な防御力はマンモンなどに劣ってしまう。限界突破しないと結構あっさり落ちてしまう。 また、ディアブロには女体化スキンが用意されているが、ほぼ全裸に返り血を浴びているだけという非常に扇情的なものとなっている。さらに胸元で滴る血液が、タイミングによっては完全に乳首に見えるというLive2D驚愕のテクノロジーが使われている点も注目だ。スケベのカッティング・エッジはここにある。 |