【デスティニーチャイルド】1114新実装キャラインプレッション

デスチャ11月14日のアップデートで新たに実装された「オフォイス」のスキル性能インプレッションを掲載。

オフォイスインプレッション

オフォイス

追いはぎディーラー、その可能性の萌芽。

二周年を間近に控えたこのタイミング、思い出されるのは去年のナラティブだ。

誰もが一周年に来るであろう強キャラをまだかまだかと待ちわびる中、突如死角からブチ込まれた超巨大隕石「バートリー」。予報無視のにわかメテオに、クリスタルが財布のヒモごと蒸発したのを覚えている。

はたして今年はどうなるか。バートリーの再来なるかと、固唾をのんで見守る中、現れたのは闇属性攻撃型オフォイス。

なるほどね。

難っず。

ノーマルで2体攻撃スライドで2体2連打の単体4連打と、攻撃性能は上々。だがアンチバリ保護系バフ爆発、これが難しい。

そもそもこの二つはディーラーと相性がよくない。なぜか。アンチバリアにしても保護系バフ爆発にしても、スキル攻撃の後に発生するものだからである。

つまり、スキルダメージがバリアや保護系バフにバッチリ遮られた後に効果が発動するのだ。してどうする。保護系バフへの対抗策というのなら、事が起こる前に発動してくれ。カレーうどん食った後に紙エプロンを渡すな。

こんな使い勝手の悪いものを、今さら、なぜよりにもよってディーラーに搭載したのか。ここに妙な胸騒ぎがある。

どうにもオフォイスというディーラーは、二の矢を想定してデザインされているように見えるのだ。

オフォイスが真に輝けるのはディーラーを複数編成して違和感のないコンテンツ、つまり現状だとワールドボスだ。もちろん4回攻撃なのでそのままでも活躍はできるだろう。しかし彼女が目指すのはきっとそんなところではない。これから保護系バフを多用するボスが出現する中で、唯一それに対抗できる存在、全属性対応バフ追い剥ぎディーラーとしての台頭だ。

そう、お気づきかとは思うが妄言はもう始まっている。

以前から私なりにPvEコンテンツでのバートリー対策を考えてきた。それも誰かを巻き添えにしたり「防御デバフ無効」みたいな露骨なものではなく、的確かつ自然にバートリーの影響力だけを削ぐ方法だ。その答えのひとつが「防御ステータスに頼らない防御手段を常にボスに持たせる」だった。

つまり最終ダメージカット系のバフを搭載するというやり方。それは防御重ね掛けバフでもいいし、スキル防御バフでもいい。これらを適量駆使すれば、バートリーの重要度だけを下げることができる。しかしそうなると、今度はこういったバフへの対抗手段が必要になる。バフ解除とも違う、ピンポイントに防御バフだけを剥がす存在……。

オフォイスこそが「それ」なのではないか。

今のところ、そんな状況にはなっていない(闇ダビに片鱗はあったが)ので、これは本当に妄言に過ぎない。ガチャ引く理由をたらればに求めるなんてのは終末メンタルの極点だし、客観的にスペックだけ見ればデビランでのアンチ保護系バフディーラーというのが妥当なところだろう。

しかし嫌な予感がする。このタイミングで実装された「対象から何かを奪うディーラー」に何の意味も持たせないなんてこと、デスチャ運営がするだろうか。いや、するか。するかも。なんか意味もなく服のそでちぎってる人とかいたしな。