硬って。
イベントに対する感想を有り体に言ってしまえば上記の通りとなる。
イベントのシステムや概要は韓国版とほとんど差異はない。ラグナショップの品ぞろえが全体的にグレードダウンしているが許容範囲だ。ラインナップ更新がクリスタルではなくラグナコインを消費するのも、何となくそうなるだろうと思っていた。ボスからのドロップテーブルに★5チャイルドが含まれていることには驚いた。そこはてっきり削ってくるものと思っていた。ボスを倒してレベルを上げていきスレイヤーの仲間入りを目指すのも変更はない。だがボスだ。肝心のボスだ。
ボスの硬さ、あれはなんだ。
確かにマルチバトル形式のイベントなのでそれなりのものを用意せねばなるまい。デビルランブルで辛酸を嘗めても、この日輝くためにと、メブやヘスティアを育ててきたプレイヤーもいるだろう。しかしこれはどうしたことだ。全体のステータスバランスから体力だけが余りにも外れている。硬さが強さに見合わない。オート放置してても殺されないようなボスを、どうして時間切れ寸前まで殴らねばならない。歯ごたえあるボスであってくれよと、確かに思った。だが歯ごたえしかなくてどうする。誰かが噛んだあとのミノか。
勝てる勝てないの話ではない。ただもうひたすらにつらい。一応各レベル帯ごとに攻略点のようなものは存在するが、付箋紙一枚で事足りる程度のものだ。それを頭にインプットしたら、あとは自分自身と向き合う時間が続く。クランプスの持ってる鈴が除夜の鐘に見えてきた。一応スレイヤーズの仲間入りをすべくクランプス坂を上ってはいるが、すでにLv25あたりから黄昏よりも昏い気持ちになっている。
判明した攻略情報は別途クランプス攻略としてまとめていく予定だ。私の精神がシャンバラへ旅立たなければの話だが。