【デスチャ】誓いの騎士テレサ&ミリアム性能インプレッション

デスチャ4月8日のアップデートで新たに実装された「誓いの騎士テレサ」「ミリアム」のスキル性能インプレッションを掲載。

誓いの騎士テレサ

誓いの騎士テレサのスキル性能

Nモナへの引導Season1配信開始

シンプル。そして芳醇。

コウガの気配漂うノーマルに始まり、レオや悲劇のルサルカのニュアンスを含んだスライド、そして極めつけはNモナの遺伝子を感じさせるドライブ。見る角度でさまざまな歴代加速ヤクザどもが明滅する、加速バッファーの走馬灯である。

何かが起きている。絶対不可侵だったはずのノーマルとスライドの壁を濡れ障子戸がごとく踏みにじった光自請妃といい、加速バッファー界の地層が無理やり塗り替えられようとしている。これまで幾度もの加速バッファーの契約更改をすんなりくぐったNモナも、さすがに今回は分が悪い。汎用性以外で、騎士テレサに勝てる要素がほぼ見当たらない。

まず火属性への応援付与性能が、デフォルトでイグニッションNモナと同等性能である。この時点でNモナの席を奪うのに十分だが、とどめと言わんばかりのスキルチャージ速度アップとスキル最終ダメージ増加バフのダブル付与。

火属性有利のレイドやワールドボスでNモナを追い出せるのはもちろん、他属性ワールドボスでも悲劇ルサルカの相方として、火属性キャラ爆速大回転役の片棒を担げる化け物だ。

もちろん、バフはすべて火属性限定なのですぐさまNモナバイバイとは行かない。しかし、Nモナを黄泉へと送る般若心経、そのAメロぐらいまでは聞こえてきている。

ミリアム

ミリアムのスキル性能

侵食のスペシャリスト

ミリアム

このあられもない天罰執行コスチュームを見て、お前どのツラ下げて聖職者だよと思ったのも束の間、よく見るとムチを振り上げたその格好が「人」の字を模しているではないか。人と人が支え合っている時と、鼠径部丸出しドスケベボンテージシスターにムチ打たれている時、より「人の生」を実感するのはどちらか。無論、後者である。私は己の不明を恥じた。彼女もまた、人道を説く立派な聖職者であった。

さて、そんなミリアムのメインウェポンは「侵食」。刺し貫くルインに次ぐ、第二の侵食ユーザーである。

その初代侵食使いのルインはとても影が薄かった。私が自前で作っているキャラリストに刺し貫くルインが入っていなかったことを、いま気づくほど薄かった。しかし、そんな先代の無念を感じてか、ミリアムの侵食は非常に獰猛。ルインの侵食と遜色ない性能に加え、ノーマルという回転率の刃を手に入れたのだ。

持続ダメージデバフは他のデバフとは異なり、多重付与でも上書きされない。付与すれば付与した分だけダメージが伸びるわけだ。加速を入れてぶん回してやれば、侵食の瞬間最大火力は侮れないものになる。

侵食の持続時間は、ノーマル付与の持続ダメージデバフの中では最高峰。チックレートも2秒に1回と良好。さらに同時付与の回復不可で復帰すら許さない。あどけない顔して、頭は相手を凌遅刑に処すことでいっぱいの、とんでもねえケバブプリーストである。

スライドでの打撃力もそれなりだが、本体はノーマルの侵食付与だ。デビルランブル凌遅デッキの核となれる逸材といえる。