デスチャ8月29日のアップデートで新たに実装された「正義の華マフデト」「タマモ」のスキル性能インプレッションを掲載。
正義の華マフデト/タマモインプレッション
正義の華マフデト
都条例違反、マフデト。
全裸に神々しさ一丁の挑戦的コーディネートで、光の攻撃型から水の攻撃型へと見事な大転身を遂げたガトリングスケベ観音。この世の風紀に真っ向からケンカ売っといて「トゥルージャスティス」とは。どの乳が言ってんだ。
さてスライドスキルは、防御無視追加ありの2体2連打クールタイム8秒。強い。しかし悲しいかな、ノーマルに備えた「覚醒バフ」のせいで、彼女はノーマル病を患ってしまっている。
自身に覚醒バフがつくまでノーマルを繰り返し、覚醒がついてからようやくスライドを使用するため、総出力ダメージは意外と控えめ。スキル表記から受ける印象ほど、ぶっ壊れてはいない。
またリーダーバフにも注意が必要だ。ワールドボス限定で、水属性の攻撃力がトータル30%も上昇するのは破格もいいとこだが、昨今のトレンドであるデバッファー加速編成とはやや相性が悪い。
とはいえ単体火力としてみれば、水属性トップクラスなのは間違いない。覚醒バフの仕様上、加速対象にでもしてバフを集めてやれば、ダメージはさらに飛躍するだろう。
ちなみに、この覚醒バフ付与がワールドボス限定効果のためか、ワールドボス以外だと普通にめちゃくちゃスライドばかり使う。君、ワールドボスじゃないときの方が強くない?
水マフデトのリーダーバフについて
正義の華マフデト(水マフデト)のリーダーバフの効果における「水属性の攻撃力上昇量」については、以下の方法で検証を行っている。
左をダヌA、右をダヌBとする。それぞれ攻撃力は6672と8672。ダヌBは、ダヌAの攻撃力が+30%されたのとほぼ等しい攻撃力を持つように調整している。
マフデトのリーダーバフが水属性の攻撃力を+30%するのだとしたら、マフデトのリーダーバフを受けたダヌAと、なんらリーダーバフの恩恵を受けないダヌBとでスライドダメージがほぼ同値になるはずである。そして検証した結果がこちら。
左がダヌAのダメージで、右がダヌBのダメージである。見ての通り同値になった。
マフデトのリーダーバフは「ワールドボス限定で水属性の攻撃力を+30%、それ以外の属性の攻撃力を+15%する」効果を持つと考えて間違いない。
タマモ
新たな出血女王、タマモ。
エジプトのクレオパトラ・中国の妲己と並んで、世界三大どう調理してもエロくなる人物こと「玉藻前」。その題材にデスチャが包丁を入れたらどうなるか。
こうなる。
小難しい蘊蓄もひねた解釈も必要ない。性癖の塊を最速・最小手順でさばいて供するスケベの刺身である。
そして、その性能は「出血」に特化した持続ダメージデバッファー。令和の時代に、なんとも渋いスキルセットだ。
付与する出血ダメージはトップクラス。補助型スナイプのスライドターゲットにはダメ押しのごとく防御無視ダメージが添加され、ノーマルには自前の出血増幅バフ「擦過傷」を備える。
かつてデビルランブルを出血デッキで遊んでいたときに、もしこんなキャラがいたらな、と夢見た姿そのものに近い。すばらしい。現実になるのが一年半ほど遅いこと以外は。
もはや魔窟と化したデビルランブル、これだけ盛りに盛った出血ディーラーでもサバイブできるかは怪しい。勝ち筋は、コウガ・ネプチューンあたりを真っ先に沈める、とかになるんだろうが、それがどこまで通用するのか。
不安を覚える一方で、一波乱起こしてほしい気持ちもある。デビルランブルに適応できなければ、あとはデビランのアウトレットことリバース・ラビリンスぐらいにしか居場所はないだろうから。
怨と業
強いけど汎用性爆低カルタ。
カルタそのものに設定されている制限は「水属性専用」と「ワールドボス限定」のふたつだけだが、発生するダメージが「弱点スキル最終ダメージ」なので、効果をフルに発揮できるのは水属性有利ワールドボスのみ。今を逃したら次の出番はおそらく来年という、真夏の恋のようなカルタ。
その分、オプション効果は非常に強力。弱点スキル最終ダメージは装備者のステータスや敵の防御力に依存しないため、攻撃回数が同じなら、ディーラーが使ってもデバッファーが使っても効果は変わらない。
上昇ステータスがHPと攻撃力なので、前列のバッファー・デバッファーに装備させやすいのもうれしい。ただ、入手方法が限られまくってるのが難点。
出番も少ないので、積極的に狙うべきかというと微妙。うっかり無凸で入手したなら、適当な2回攻撃デバッファーあたりにつけておくとよいだろう。