【デスティニーチャイルド】対サンビーチモナ:持たざる者編成で300万チャレンジ

今回のワールドボスは火属性”サンビーチ モナ”。ボスの能力もさることながら、ワールドボスの報酬周りにも大きくテコ入れが入った。特に目を引いたのはトライアルミッションのひとつ”1回のバトルで3,000,000ダメージ達成”だ。

この数値は、シトリーなどワールドボストライアルのキーキャラを持っているプレイヤーにとってそこまで難しい目標ではない。しかし果たして、それらキーキャラをどれひとつもっていないプレイヤーでも到達しうる数値なのだろうか。検証をかねて挑戦してみよう。

ボス基本情報

  • デバフ効果回避↑
  • 時間デバフ無効
  • 沈黙デバフ無効
  • 混乱・気絶は有効
  • 弱点防御↓
  • スキルチャージ加速
  • スキル強化2【レベル10のみ】
  • スキル①:HPの少ない対象4体にダメージと防御力減少。自身に攻撃力重複。
    セリフ:「ビッグウェーブ到来!」
  • スキル②:防御の高い対象5体にダメージ。火傷付与。自身に攻撃力重複付与。
    セリフ:「スプラッシュウェーブ!」
  • ドライブ:前列にダメージ。

編成私案

今回の編成では以下のキャラクター及びカルタを使用しない。

  • イベント獲得キャラを除く全ての非恒常★5キャラ
    ※図鑑でモアより後に実装されたキャラすべて(RB,WBで獲得できるキャラ除く)
  • カルタ”紺碧の少女イブカルタ)”

編成

アタッカー

装備は攻撃力とクリティカルをとにかく積む。中毒を上書きする可能性の高いディーラーは中毒ダメージの上がるカルタを、それ以外はオプションを無視してとにかく攻撃とクリティカルの上がるカルタを貼っておこう。

何はなくともエリシオン。
高い中毒ダメージに三連打と隙の無いスキル構成で今回の編成での堂々たる主砲だ。加速はじめあらゆるバフがエリシオンに集まるようにステータスを調整し、彼女の攻撃力を最大化していく。特に、加速を集中させてエリシオンの回転率が上がれば、その分エリシオン中毒のアップタイムも増加する。装備はとにかく攻撃力とクリティカルにすべてを振り切る。カルタは中毒ダメージの上がるものを。
今回の主砲その②、ダヌ。
追加ダメージと防御無視ダメージのついたノーマルスキル三連打は文句なしの火力だ。ノーマルスキルに中毒付与を持っているものの、スキル上書き優先度により他キャラの中毒を上書きすることはまずない。装備はエリシオンと同じく攻撃力とクリティカル重視。カルタも攻撃力とクリティカルの上がる"ハイジャンプ"を装備。ノーマルスキル連打型は機敏性でスライドダメージが上昇しないため"小さな襲撃者"は微妙。
今回使用したイブは4凸だったため、中毒ダメージ・スライドダメージともにエリシオンの後塵を拝することとなったがそこは腐っても★5、攻撃力はさすがの一言。装備は攻撃力とクリティカルに寄せて、カルタは中毒ダメージの上がるものを装備。
バリは中毒を阻害しない貴重なディーラーだが、相手が防御型でないため防御無視ダメージが発生しないのは少し残念。烙印の持続ダメージなどを勘案してもイブにちょっと劣るだろう。しかし他に有効な選択肢もないため編成入り。
中毒上書きというデメリットはあるものの、火力自体は高めなタナトス。ノーマル、スライドどちらを使っても安定したダメージを出せるうえに、通常攻撃連打型特有のフィーバー殴りが弱いという欠点もワールドボスではほとんど無視できる。バリよりもこっちを★6にしておくべきだったかと後悔した。
6凸なので上書きのよる中毒ダメージの減少を気にする必要がないのはありがたい。スキルセットはタナトスの下位互換なので、同じ理由で火力が安定している。
ついに★3まで手を伸ばす羽目になった。とはいえ侮るなかれ、防御無視ダメージつきのスライドスキルはそれなりの火力を出してくれる。中毒もノーマルスキルでの付与なので上書きの心配もない。3凸だが10~11万ぐらいはダメージを稼いでくれるのでおすすめだが、たぶんだいたいエサにされてたりするので手持ちにいない人の方が多いかもしれない。ジャンヌがいなければ★3アタランテでも可。

タンカー

不要。

いた方がもちろん安定するが、マルスではダメージが心もとない。低レベル帯であればマアト一人でもパーティを支えきることができると判明したためバッサリカットし、その分殴り要員を詰め込むことにした。

ヒーラー

今回唯一のヒーラー枠として採用。サンビーチモナの攻撃力自体は大したことがないので、マアト一人でもヒールは充分まかなうことができる。マアトは自分自身のライフ残量を参照して、スライドスキルを使うかどうか判断している(ような気がする)。そのため、防御力を高めにしてできる限り殴られるようにした。ちなみに、レダ単騎でも低レベル帯なら死人を出さずに戦いぬくことが可能だ。

デバッファー

前衛に配置することもあるため、死ぬようであればHPの上がる装備をつけてもよいが、そうでない限りはディーラーと同様に攻撃力とクリティカルを重視していく。デバッファーの殴りも重要なダメージソースとなる。

デバッファーというよりは殴り要員での抜擢。オルガのもつデバフが全て門前払いされているが、ただ水属性で二回攻撃という理由だけで採用している。オルガよりダメージが出せれば別に彼でなくともよい。
サンタも殴り要員での採用だが、凍結デバフは一応入るのでその辺でのダメージ貢献にも期待。本人の殴りダメージはオルガと同等。
オルガとほとんど同じ理由で採用した殴り要員。デバッファーとはいえ、凸を重ねればオルガ並のダメージを出してくれる。アルゲースでもよかったかもしれないが、わずかに初期ステータスの高かったこちらを採用。
弱点防御減少デバフがだいぶ有用なリベンジガールシリーズの青。火属性限定という縛りはあるものの、6凸までいけば減少割合はベルセポネに並ぶ。殴りもそれなりに強く、ドライブでは防御力減少デバフを付与と隙が無い。今回のような編成ではほぼスタメン。
割合減少の防御デバフのためだけに採用したジュピター。特に、ドライブスキルでの防御減少-25%が非常に強く、フィーバー前に打つことでダメージを伸ばすことができる。出血と殴りでのダメージはそれなり。
固定値防御減少デバフでおなじみのフリージア。採用理由はジュピターと似たようなもの。ただしこちらはあらゆるスキルで防御減少デバフを付与できるので、デバッファーとして非常に優秀。フィーバー前のダメージブースト要員。

バッファー

バッファーの殴りはさほど重要でもないので、装備は余ったものでよい。装備が潤沢にあるのなら、やはり攻撃力とクリティカルを積んでいこう。もちろん死なない程度に。

3フィーバーの要、ナイアス
ゲージ減少デバフはもちろん無効だが、リーダースキルの水属性ゲージチャージ速度+10%とスライドクールタイム減少が非常に大きい。今回の編成で3フィーバー(+そのあとの殴り)を安定させるため、ナイアスのリーダー運用はほとんど必須。
そりゃそうでしょ枠。
コウガを入れない理由を探す方が難しい。とにかく3フィーバーの要でありダメージブーストの要でもある。殴りに期待できないところだけが残念だが、それ以外の貢献度が段違いなのでむしろ「えっ、殴っていただけるんですか!?」という感じ。
加速要員その②。いなくても3フィーバーが安定するのなら他のもっとダメージの出せる水属性を入れた方がよいかもしれない。コウガとの共生を考えるなら、マヤウェルよりもバフのかぶらないこっち。
クリティカルおみくじ要員。メルポメネ自体の殴りは全く期待できないが、300万に届かせるためにはクリティカル発生がかなり上振れてくれないと難しいと判断し採用。それなりに凸が進んだパンテオンがいればそっちの方が断然よい。
攻撃力バッファー枠として採用。とにかく広範囲の攻撃バフが強い。今回3フィーバーを安定させるためには少なくとも★3でドライブを3回打つ必要があったため、文句なしの採用。
3フィーバーの要その③。もちろんドライブゲージ加速要員としての採用だが、限界までヒーラーとタンカーを削っている今回の編成ではドライブで付与する持続回復も地味にうれしかったりする。水属性でないのでダメージにはあまり期待できない。

ドライブ順

解説

初手コウガはドライブゲージの加速と気絶でボスの手を遅らせることを意図している。フィーバー中にボスのドライブが重なってしまうと、私の環境ではフィーバー殴りが10hit分減少する。これは非常に痛い。コウガの気絶でその可能性を少しでも減ずるための初手采配だ。はじめのフィーバーにドライブが重ならなければ、ほぼその戦闘でドライブ被りが起こることはない。

各フィーバー手前のタイミング(3番手、6番手)には防御減少効果を持つキャラを配置。2番手も最後のフィーバー直前のドライブになるため防御減少効果のあるリベンジガールフラッドを采配。

4,5,7番手はなるべく強化バフ系を持っているキャラを采配したいところだが、今回の編成ではとにかくフィーバータイムを3回発生させないと話にならないので、★3キャラを多めにドライブ要員として采配。残り戦闘時間15秒あたりで最後のドライブ→フィーバーが発生するように調整できれば、フィーバータイム後の殴りも含めてフルヒットする。

結果

PC版でlive2D設定などを最低にし、なおかつ等速でギリギリ、本当にギリギリではあるが3,000,000ダメージに到達できた。ダメージランキングは以下の通り。

エリシオンとダヌがぶっちぎりなのは当然として、タナトスが★5にも関わらずかなりいい仕事をしている。中毒ダメージ分を加味してもイブとそん色ない。ちゃんと★6にしておけばよかった。

今回のために育成したリベンジガールフラッド、ジャンヌ、ヤーガもきちんと仕事をしてくれている。特にジャンヌはちゃんと★6の完凸まで育てていればバリの次ぐらいにランクインしたのではないか。結構侮れない。

ちなみにダメージランキングの数値を全て足してもリザルトのダメージ量にならない(ランキング合計の方が少し多くなる)のだが、なぜかはわからない。どっちみち300万を超えているのでまあいいか。

おわりに

最も困難だったのは、おそらく今後使う機会のないであろうキャラに育成素材やゴールドをつっこむ決心をすることだった。いろんな気づきがあったので後悔はしていないが、もっと素材が溢れてる時期にやるべきだった。

今回の挑戦は、デスティニーチャイルド公式ブログに掲載されたワールドボス攻略記事に触発されている。300万ダメージ到達への道と称して、イブカルタやBOOST CHILDをギリモザ解像度の画像と共にお勧めされたりすると、負けず嫌いの私は逆張りに走る。

そうしたものがなくとも300万ダメージは到達しうる地点だと証明できたからよいものの、育成のために2000クリスタルほど使ってるので、思う壺にハマってるような気がしなくもない。

今回はバリを使用したので純粋な恒常キャラ限定編成とはいかなかったが、★5で運用したキャラも多くいるため伸びしろは充分ある。育成状況次第ではバリを抜いて、完全恒常限定編成で300万ダメージを超えることも可能だろう。私はもういいです。