6月27日より開催された令和最初のワールドボスそのお相手は「サロメ」。本稿ではサロメの基本情報および攻略情報をまとめる。
サロメ攻略:基本情報
- 行動制御系デバフ無効(凍結、石化、沈黙、混乱、気絶、睡眠)
- デバフ持続時間20%減少
- スキルチャージ速度20%増加
- 推定防御力:3000
- 弱点防御ダウン値:40%
- 推定特殊属性補正:等倍属性(水)以外からの追加・防御無視除くスキルダメージを20%減少
- スキル①:前列の4体に2連打&後列含む4体に回復不可。自身に攻撃力重ね掛け付与。
前兆セリフ:「勝つのはアタシよ!」 - スキル②:前列の5体にダメージ&後列含む6に中毒。自身に攻撃力重ね掛け付与。
前兆セリフ:「そろそろ飽きてきたわね」 - ドライブ:前列全体にダメージ
防御力および特殊属性補正は、同属性のノーマルスキルダメージを基準とした場合の推定値である。数値の正確性は保証しない。
サロメ攻略:編成私案(ナヴィ入り1000万)
ディーラー
シンガーソングデストロイヤー、セイレーン。 「歌の力」などという胡乱な力学を、かつてここまで定量的に示したものがあっただろうか。 バフや装備で増加した攻撃力を、をさらに増幅させる特殊技能によって、バフを集めたセイレーンはまさしく最強の音波兵器と化す。 ノーマル優先AIという欠点も、吸血バフがターン制のため気にならない。むしろ吸血による回復が、サロメ戦にはメリットでしかない。 攻撃力を限界まで高め、バフを受け取る準備をすれば、あとは勝手に幕が開く。 ファンからの熱い声援を、スライドスキルに塗り込め殴れば、踊る数字に客は湧く。うねりとなって満場を包む。床がきしむ。誰かのブラジャーが飛んでくる。熱い夜は更けていく。 | |
腐っても4連打、クランプス。 スライドクールタイムが10秒と長く、4連打に付属する追加ダメージ量もやや時代遅れの感がある彼女。 しかしそれでも4連打という強みは廃れることはない。バフを乗せればじゅうぶん現役だ。ノーマルに吸血バフがないため、スライド率が高めなのもうれしい。今回も加速対象に抜擢。 | |
次世代4連打トップディーラー、ダフニス。 スライドクールタイム8秒、4連打、高スライド使用率。見事な殺意のお品書き。面構えからわかるように、人を殴って壊せるかどうかでしか判断してない。面接会場にこれが座ってたら逃げた方がいい。 ワールドボスに限っていうなら、防御無視ダメージが発生しない点を加味しても、クランプスを凌駕する。限界突破数の関係で、今回は加速対象をクランプスに譲っているが、条件が同じなら紛れもなくダフニスがトップだ。 | |
話題に上がる頻度もハロウィン並、オハド。 尖ったものこそないが、3回攻撃、防御無視ダメージ、烙印デバフと、それなりに優秀な性能をしている。 ただ問題はそのスライド率の低さだ。ノーマルスキルに吸血バフを持つ者の宿命として、どうしてもオート戦闘ではノーマルを優先しがち。 加速すればマシになるが、さすがにクランプス・セイレーンを押し退ける程ではない。今回はサブディーラーとして、そこそこ殴ってもらおう。 | |
ナメててすいません、アバドン。 ディーラー枠がなかなか決まらず、かくなる上は助けてアバドえもんとばかりに、押入れから引きずり出してきた古代兵器。無凸だし電池入れるとこサビてっけど大丈夫かな、と恐る恐る起動したが、いやなかなかどうして、予想以上によく動く。 追加や防御無視ダメージこそないものの、スライド率高めの3回攻撃。ドライブで付与する加速もターン持続なので、どこかで適当に撃たせてやれば戦闘終了までほぼ加速しっぱなし。勝手に速くなって、勝手に殴り続け、気づけば結構なダメージソースになる。 いろいろ比較したが、結局アバドンが一番スコアに貢献した。お前、ここが居場所だったのか。 | |
今回のブーストゴリラ、トリスタン。 そもそもが三連打持ちの優秀な星4キャラということもあって、ブーストでなくとも編成に入れるつもりだった方は多かろう。 ノーマルに吸血バフを持っているため、スライド使用率はやや低めではあるものの、完凸ならオハド並のダメージを出してくれる。何より、魔鏡のために何かを犠牲にしてる感のないのがうれしい。 | |
ウソでしょ、バズコマンド。 マジです。 ノーマルに自己バフのない、スライド率の高い木属性ディーラーを探していたら彼にぶち当たった。しかしまあ、さすがに、まさかね、と思い編成してみたら、3凸オハド並のダメージを出してめちゃくちゃ笑ってしまった。 おそらく木属性でもっともコスパの良いディーラーだろう。 |
ヒーラー
もう最初から編成に入っててくれ、マアト。 回復不可だろうが、中毒だろうが、どのみち回復しなければならないのなら、マアトの価値もまた揺るぎはしない。 |
デバッファー
無気力自虐系人権デバッファー、ナヴィ。 ナヴィの役割はシンプルで、ひとつはデバフを入りやすくすること、もうひとつはデバフを長引かせることだ。 さて、デバフの影響範囲が20人におよぶワールドボスで、これが強くないはずがあろうか(ない)。どういうつもりだ。「知りませんでした……」みたいな顔しやがって。「私には何もない」じゃないわ。やかましいわ。この界隈でそんなこと言ってみろ、持たざるスジの輩が黙ってないぞ。でも返り討ちにしそうねあなた。 | |
防御力があるのなら神様だって殺してみせる、バートリー。 防御力デバフこそが最強のデバフなのだと、その身をもって伝道し続ける緑の死神。ワールドボスのリニューアルなど彼女に何の関係もない。餌場がリノベーションされたから何だというんだ。 今回は相手が不幸にも水属性ということもあって、ダメージ面でも貢献しだす無法ぶり。しかし誤解してはいけない。彼女は有利属性だからではなく、バートリーだからここにいるのだ。 | |
今回は後列参戦、サンビーチモナ。 回を重ねてもやることは変わらない。火傷によるスキル防御マイナスに、ドライブでの踊る刃付与。たったこれだけでスタメンに鎮座しているのだから大したものだ。 今回相手が攻撃型ということで、後列に下げての起用。 | |
ナヴィの登場で地味にヤバさの増した、神楽のワーウルフ。 いわゆる、太くて短い版の中毒、だった彼女のデバフ。効果は強力だが、効果時間の短さがややネックだったところを、その解決策が勝手に降ってきてくれた。 登場してから半年たつが、たぶん、同じ服で来年の正月を迎えるんだろうなこの子。 | |
弱点防御デバフ界の三角コーン、ミダス。 サンビーチモナしかり、今回のナヴィしかり、ミダスの付与する弱点防御デバフと似たようなものを持ってくるわりに、彼の居場所を奪わず迂回することが多い。なんかの目印だと思われてるのか。 しかしそのおかげで今回もスタメンの座を堅持することができた。有利属性なので、殴りでも貢献してくれるのがうれしい。 | |
お払い箱へのカウントダウン、イブ。 攻撃回数、中毒ダメージともに上回るサロメの登場で、急に立場が怪しくなってきた彼女。中毒ダメージについては、サロメが完凸しない限り抜かれることがないとはいえ、もうすでに転生館へサロメを突っ込んだ私のような不埒者もいる。 イブにできることは、この優秀な後輩を今のうちにボコボコにしておくことぐらいだろう。 |
バッファー
こんにちわ~。 | |
加速バートリーにさらなる追い風、シトリー。 シトリーの後列5体クールタイム減少を利用しての「加速バートリー」は、そもそもディーラー勢の不充実を逆手にとった苦肉の策だったが、ナヴィの登場でちょっとマジに実用的になり始めた。 お世辞にも強いとはいえない私の木属性で、1000万にとどくスコアを叩けるのはナヴィのおかげだけではあるまい。ちょっとヒいてます。 | |
今回は平和、パンテオン。 ワールドボスが開催されるたびに、クリティカルがらみのキャラを出され、地位をマンスリーで脅かされてきたクリティカルバッファー。今回は全く違う方向性だったため一安心。 余談だが、少し調べてみたところ、パンテオンのスライド使用率は約50%のようだ(ノーマルとスライドをほぼ交互に使う)。絶対もっとサボってると思っていたので意外。 | |
今回のおみくじチャンス、ボタン。 時間歪曲による加速だの、最大HP増加によるヒールフォローだのと、いろいろやってくれるキャラではあるが、今回期待するのはただ一点。ワールドボスでのワンマンフィーバーだ。 全員が中毒状態になった状態で、ボタンの狂暴化がディーラーに入ると、そのディーラーだけでフィーバーを全弾撃つようになるのだ(狂暴化の無敵効果で中毒が解除される)。いわゆるガネーシャの攻撃態勢、そのさらに超強い版みたいな状況を作り出すことができる。 そのためだけにボタンを? と思う方もいるかもしれないが、私は、クランプスがワンマンフィーバーで90万叩いたのを見ちゃった。見ちゃったのだ。 | |
頼むからうまいことやってくれ枠、ネプチューン。 中毒が後列にも付与されるうえ、回復不可までバラまいてくるということで、加速とサブヒーラーも兼ねて編成。これが果たしてスコアにどれほど貢献してるか、なかなか評価しにくいところだが、頑張ってくれてるし悪い子じゃないから。 |
サロメ攻略:ドライブ順
ドライブ順解説
サロメ攻略:編成へのひと手間
加速バートリー
今年の正月から狂ったように謳っているデバッファー加速の有利。だんだん冗談ではなくなってきた。
要するに、シトリーの後列5体クールタイムの対象にバートリーを含めてしまおう、というものだ。今回は木属性有利ということもあり、バートリーの攻撃力を盛ることにさほど抵抗もない。まさにうってつけの加速日和というわけだ。
目的はバートリーの付与するデバフのアップタイム増加だが、ナヴィの登場でこれがマジのストラテジーになりつつある。レイドがバッファーの独壇場なら、ワールドボスはデバッファーの饗宴なのだ。
中毒は解除してはいけない
いけないのだ。
テティス戦では中毒を解除しないとフィーバーでひどい目にあっていたが、いつからかオート戦闘の仕様が統一され、中毒罹患者はフィーバーに参加しない、ということになったようだ。
まさにここがキモだ。中毒を利用したフィーバーコントロールこそが、今回の要諦といってもいい。ではどのようにそれを行うか。いくつか方法がある。
ボタンの狂暴化を利用する
ボタンがドライブでディーラーに付与する狂暴化、これはダメージとデバフに対し無敵となるだけでなく、狂暴化付与時点でのデバフ全てを取り去るという効果を持つ。
これを利用して、攻撃力の高いディーラーをフィーバーに必ず参加させる、というのがひとつの方法だ。うまくいけばディーラーひとりでフィーバー全弾撃つこともできる。
微笑の力を貼って祈る
星5ソウルカルタ「微笑の力」をフィーバーに期待できるディーラーに装備させ、あとは彼が中毒を回避し続けるように祈るというものだ。
ボタンドライブより確実性に欠けるものの、微笑の力による中毒回避力はかなりのもので、+5ならその霊験はあらたかである。
ドライブはシトリーよりもデバッファー
今回はフィーバー参加者がその都度変動するので、後列強化型のシトリードライブは余り適していない。強化した対象がフィーバーに全く参加しない、ということが起こりうるからだ。
ということで、フィーバー手前に撃たせるなら、だれが殴ろうと確実に効果を発揮するデバフ効果のあるものを選ぼう。個人的にはサンビーチモナのドライブを推す。
サロメ攻略:スコア例
普段は850~950万付近をうろうろ。フィーバーがうまくいくと1000万まで伸びる。
ダメージ内訳
クランプスが頭ひとつ抜けたダメージを出しているのは、ワンマンフィーバーで90万出したことによるもの。フィーバー以外でのダメージディールはセイレーンが上。あと地味にバフなし2凸で70万出してるダフニスが化け物。
サロメ攻略:編成私案(ナヴィ入り1000万編成改善版)
編成の変更点
バートリー&ナヴィ加速
バートリーだけでなく、ナヴィもシトリーバフに対象にした。デバフ効果延長のアップタイムが増加すれば、必然的に全デバフが恩恵を受ける。これによりスコアの平均が明らかに上がった。とんでもない女だな本当に。
ニコルの採用
ノーマルを優先するオハドより、2回攻撃だけどスライド率の高いニコルの方がダメージが出るのでは、ということで入れ替え。そして、どうもそうらしいという結論に至った。
カタログスペックだけ見て、ワールドボスに向かないとか思っててすいませんでした。
ナヴィとダフニスの限界突破数+1
正直、これが一番影響がおおきい。特に前者。ナヴィの凸がひとつ増えるたびに、スコアが50~100万上がる気がする。
ドライブ順解説
ドライブ順の変更点
ボタンをドライブ3番手から6番手へと移動。出番の遅い方がワンマンフィーバーの確率が上がると考えたため。
とはいえ、ワンマンフィーバーなどそう簡単に出るものではないが、フィーバーダメージの期待値そのものは上がった。
改善後スコア
スコアが全体的に+50万された、という感じ。