【デスチャ】ボレアース&ノトス性能インプレッション

デスチャ7月15日のアップデートで新たに実装された「ボレアース」「ノトス」のスキル性能インプレッションを掲載。

ボレアース

ボレアーススキル性能

三年目の石化

PvPにたびたび新風を吹き込んできたナラティブ実装のキャラクター、今回はなんと、あの接触石化のリバイバルである。接触石化といえば、思い出されるのはメデューサだ。

メデューサとは、かつてワールドボスとして降臨し、接触石化の威力でもって触るものみなコンクリの沼に沈めた極道情婦だ。小さなお子様でも和彫りの女のリスクが学べる知育ボスとして、プレイヤーの頭を悩ませたのが懐かしい。

しかし、嫌がらせに特化したその性能も、仲間に加えてみると評価は一転、これがあまりにもテクニカル。接触石化そのものに可能性は感じるものの、低発動率の挑発に耐久力の低さなど、山積する課題がプレイヤーの頭を悩ませたのも懐かしい。

ああ、もっと挑発の発動率が高ければ。もっと耐久力が高ければ。そんなあの日の願いが三年の時を経て、ついに結実。それがボレアースである。石化の確率、挑発の発動率、耐久力、PC版での露出度、何もかもがメデューサを凌駕する。数値の面では上位互換といって差し支えない。

なんかメデューサがしれっと弱体化された今、接触石化の未来を担えるのはボレアースしかいない。なんとか爪痕を残してほしい。これでダメなら次のテコ入れは三年後だ。そこまでデスチャが続いてる保証もない。続いててもさらなる魔境と化している。これ以上脱げる服もないだろう。次はいよいよ全裸じゃないと許さないよ。

ノトス

ノトススキル性能

スピード狂のブレーキ狂

気絶に減速とスキルゲージ初期化と、足止め特化のスキルセット。最速の栄光を手に入れるために覚えたスキルがこれとは、見上げたスポーツマンシップである。そう考えると、ノトスのポーズも敵のチャリの虫ゴム抜いてるところに見えてきた。

当然、本籍地はデビルランブルになるが、個人的にPvEでの可能性も感じている。デバフ回避率を18%減少させるリーダーバフが優秀なのは言わずもがな、気になるのはノーマルスキルのストッピングパワーだ。

ノーマル連打をPvEにうまく活かせはしないか。加速でノーマルの回転率を上げれば、ワールドボスの靴のカカトを踏むぐらいの働きはできないだろうか。

とはいえ、以前、パンで似たようなことをやろうとして失敗した経験がある。パンに割ける加速がなかったのと、スキルゲージ初期化以外に貢献できる点がひとつもなかったのが敗因だった。しかし、ノトスはリーダーバフを採用すれば立っているだけで役に立つ。加速対象に余裕のある闇属性なら、ノーマルの回転率も維持できる。

あまりにもか細い導火線だが、そんなものが思いも寄らない火薬庫に繋がってたりする。そして、たった一回の発破がゴールドラッシュを呼ぶのがワールドボスだ。そう考えると、ノトスのポーズも金脈へ誘う女神のように見えてきた。