現在までのプレイで判明したこと以下にまとめる。中国語を読んでいるときの私のIQは冬眠中の亀と大差ないため、内容に誤りがあることを予め付記しておく。
ストーリー展開
一周目の反省が活きたのか、今回はやや違った展開を見せた。その他、前回までのプレイ記事で誤りが判明した部分もあった。
仲間の離脱イベント
以前、インプレッション記事にて好感度をマックスにすると仲間の離脱イベントが発生するとお伝えした。
好感度を最大にするとそのキャラクターにまつわる事件が発生する。突然失踪したり、一切連絡をよこさなくなったりしてしまう。好感度を示すハートマークアイコンも破れた状態になり、事件を解決しない限りこの状態は解除されない。
女子はたまによくわからないことで怒る
これが大ウソだった。
イベントを解決する目途が立たなかったので、二周目はこのキャラの好感度をなるべく上げないで進めていたのだが、普通に発生した。同じ流れ、同じテンションで発生した。好感度、まったく関係なかった。
中国語の不勉強は周知している通りで、誤訳について今さら恥じることはないが、これは流石に恥ずかしい。
この当時、彼女は私を好きになりすぎてこうなったと信じて疑わなかった。「オイラに惚れさせすぎちゃったかな?」と思った。だいぶ思った。近くに人がいたら言ってた。ショックを受けつつも、心はどこか高揚していた。彼女に振り回される自分を肴に、ちょっと旨い酒が飲めていた。馬鹿か。味覚を鋭敏にしている場合か。目が合っただけでセッ確(セックス確定)と思い込む童貞と全く同じ末路だ。いい年した大人が感じていい類の羞恥ではない。
一周目は気づかなかったが、このイベントは起こるべくして起こったもので、物語の中で非常に重要な意味を持つ。以下、スポイラーなので隠す。
決して浮かれてよい類のイベントではないので、間違っても自分を「罪な男だ」などと思わないことだ。罰を受ける羽目になる。
敵陣営との”黒核”の奪い合いと、ストーリー分岐
黒門(ブラックゲート)が開く、いわゆる異世界からの浸食が始まった地域に仲間と共に赴き、ブラックゲートを破壊しさらにゲート発生のキーとなる”黒核”を浄化することが主人公の使命だ。敵陣営は反対に、この”黒核”を不浄化させようと奔走する。オセロのような”黒核”の奪い合いがストーリー分岐させる一つのファクターとなっている。

画面左上、”黒核情報”とある部分が黒核の獲得状況だ。
最終決戦で戦う敵の強さは、それまでにどれだけ多くの黒核を浄化できているかによって決定される。一周目で敵の四天王に手も足も出なかったのは、ブラックゲートの破壊だけを行って黒核の浄化をサボっていたからだった。二周目はなるべく多くの黒核の浄化を敵陣営よりも多く行うよう努めた。その結果、めでたく戦える状態まで敵を弱体化させることができた。

画面右上の”黒核情報”が各陣営の獲得状況だ。私は四つ、敵は三つだった。
二周目は立ちはだかる四天王を倒し、敵の親玉を追い詰めることに成功した。その結果迎えたエンドは一周目とは異なるものだったが、CVのないモノローグ部分がさっぱり理解できず、果たしてどうなってこうなったのかがよくわからない。以下、よくわからないけどスポイラーなので隠す。
果たしてこれでなにかがバレているのか、甚だ疑問ではある。
分岐を決定するもの
二周プレイしてようやくわかった。分岐を大きく左右する要素は
- 黒核の獲得状況
- キーキャラクター(アン)の好感度
- キーキャラクター(アントネーワ)の生死
- 会話の選択肢
この四つだと思われる。キャラクターごとの個別エンドは、用意されているエンディングが全部で七つなので可能性が低い。ただ、アンだけは離脱イベントをうまくどうにかすれば個別エンドになりそうだ。あと、ストーリー中で必ず死にかけるアントネーワというキャラクターがいるのだが、彼女の生死もエンディングを左右していると思われる。私は今のところ百発百中で殺している。
トゥルーエンドというものがもしあるとするならば、上記全ての条件をクリアしなければいけないのだろうが、そのためには各行動の消費スタミナとその順序を加味した恐ろしく綿密なチャートを辿る必要がある。私は非常に軽い気持ちでこのゲームに手を出したが、なんというか、まさかこんなことになるとは思っていなかった。