【永遠の七日】影装の合成・強化の基本ガイド

永遠の七日におけるキャラ強化の核心とも言うべき影装強化。ここでは本家中国版で得た知見をもとに、キャラごとに有効な影装の選び方、およびその効率の良い合成方法についてまとめる。

影装合成の基本:強化する影装の選別

「お任せ」に任せるな

おまかせ

任せてはいけない。

「お任せ」機能は、コストが同じ影装を4つ適当にピックアップするだけの何ものでもない。ステータスの組み合わせや、影装の汎用性といったものは完全に無視されている。「お任せ」を使うことはまったく推奨しない。

おすすめ同様に、装備のオススメ機能も無視してよい。ここは“間違ってないけど正解でもない選択肢”を提示してるに過ぎない。

その下の「推奨組み合わせ」も見なくてよい。書かれてるのはエッジの効いた寝言だ。

キャラごとのコアステータスを知る

キャラクターごとに、強化効率の良いステータス、いわゆるコアステータスというものがある。影装を強化する前に、装備させたいキャラがどんなステータスを欲しているのか、について知らねばならない。

中国版でのプレイ経験、および黒門試練上位ランカーの装備から考察したコアステータス一覧をひとまず見ていただこう。

優先度SからAまでがコアステータスだ。

ステータスは15種類あるのに、コアステータスとされているものは実質5種ぐらいしかない。驚くべきバリエーションの少なさだ。ネパール料理屋の内装か。あの赤チェックのテーブルクロスどこで売ってんの。

ちなみに、この一覧のなかにいないキャラは、黒門試練でもほとんど見かけないし私も大して使ってないキャラだ。なのでよくわからない。

優先度Sの基礎能力A

SなんだかAなんだか、という気分になるが、ゲーム内での区分呼称が基礎能力Aなのだからしかたない。以下のステータスが基礎能力Aとして分類される。

基礎能力A
  1. 物理攻撃力/法術攻撃力
  2. 物理防御力/法術防御力
  3. 生命力

重要度でいうと、ダメージはもちろんヒールスキルの効果量にも影響する物理/法術攻撃力が群を抜いている。次いで生命力。防御力系は一番軽んじられがち。

だいたいの装備に勝手についてるので、あんまり意識することはない。法術キャラに物理装備を積みまくるとか、そういうちぐはぐなミスだけしなければ大丈夫。

優先度Sの基礎能力B

装備のセットアップを考える上で一番頭を悩ませるところ。以下のステータスが基礎能力Bとして分類される。

基礎能力A
  1. クリティカル率
  2. 貫通率
  3. 侵食率
  4. 連撃率
  5. 連続行動率
  6. 回避率
  7. ガード率
  8. 忍耐率
  9. ダメージローン率
  10. 祝福率

優先度Sの基礎能力Bは、文字通り優先して積むべきものだ。金グレードまで育てたコアステータス付き高コスト装備を、ふたつみっつ付けるのがはじめの一歩となる。

どのキャラに何をチョイスすればいいかは、ざっくり以下のように判断できる。

  • 通常攻撃を強化するスキルまたはパッシブを持ち、メインダメージソースが通常攻撃のディーラー
    連撃
  • 主兵装がスキルにありDPSのスキル依存度が高い、いわゆるスキルディーラー
    クリティカル
  • どちらかというとダメージより妨害や回復の役割を期待されるバッファー/デバッファー
    連続行動

目安として、装備だけでコアステータスを20%以上積めてれば御の字。

優先度Aの基礎能力B

同じ基礎能力Bだけど、やや優先度の劣るステータス。ある程度テンプレはあるものの、けっこう個人の好みで変わったりする。チョイスの判断は以下のとおり。

  • 通常攻撃を強化するスキルまたはパッシブを持ち、メインダメージソースが通常攻撃のディーラー
    クリティカル
  • 主兵装がスキルにありDPSのスキル依存度が高い、いわゆるスキルディーラー
    連続行動
  • どちらかというとダメージより妨害や回復の役割を期待されるバッファー/デバッファー
    クリティカル

積む量は、優先度Sステータスの半分ぐらいが目安。

オプションについて

表ではポピュラーなものをピックアップしているが、この辺は橙グレード影装の追加ステータスをあてにしなければならなくなるため、コントロールが難しい。

金影装で埋めてる段階の場合、気にしなくてもよい。

コアステータスの例外

上にあげたコアステータスにはいくつか例外が存在する。通常とは異なる影装セットアップが要求される例を、以下に紹介する。

レア影装を軸にしたセットアップ

天のディアボウ

特殊な影装効果を持つ影装とのシナジーを軸にしたセットアップだ。

たとえば、天のディアボウ(貫通発生で法/物攻撃力最大15%増加)や妖精の弓シルヴァン(貫通発生で敵物理防御力20%ダウン)を使った貫通メインのセットアップがある。

それ単体ではややインパクトに欠ける貫通率も、一部レア影装とのシナジーでスターダムに躍り出る。ただしその場合でも他のコアステータスの重要性が下がるわけではないため、セットアップの難易度はむしろ上がる。完成すれば強いがご予算大丈夫ですか、という感じ。

セット効果を軸にしたセットアップ

霊能

画像は中国版のもの

影装を限界突破(金→橙)すると、まれにセット効果と呼ばれる特殊な能力を得ることがある。

セット効果は数種類あり、単体では効果を発揮しない。同種セットを一定数装着することで初めて効果を発動するものだ。これを軸にしたセットアップというのも存在する。

霊能セット(通常攻撃時に貫通ダメージ追加)と上述の天のディアボウを組み合わせたり、邪能セット(侵食フルスタック後にさらに侵食を発生させると追加ダメージ)と高侵食率を組み合わせたり、という感じだ。

セット効果をどうこう言うのは、橙影装を自在に揃えられるようになってからだし、そもそも日本版で実装されてるかも怪しい要素だが、参考までに。

愛を軸にしたセットアップ

麗

だいぶ前だが、キャラとしてはあまり強い方ではない麗をランキングで見かけて、おやおやと思って覗いたらほぼ全ての影装に”攻撃速度増加”の隠しステータス(※日本版未実装)がガン積みされてて失禁した、ということがあった。

その金と時間を麗以外のキャラに注げばもっと良い結果が得られたろうに思ってしまうが、彼の真実はそんなところにはなかったのだろう。

「麗お嬢様をなんとしても大活躍させねばならぬ」という、ライオス乙としか言いようのない不退転の決意を見せられては平伏するほかない。愛と執念のなせるわざだ。こういう人間がジョジョだと一番強い。

影装合成の基本:効率の良い影装合成

錬成とか限界突破とかコストペナルティとか、いろいろ考えることはあるがまずは、どういう手順で合成を行うべきか、について解説する。

伸ばしたいコアステータスを決めておく

誰に装備させる影装を作りたいか、と言い換えてもよい。

連撃が強いらしいと聞いたので、やみくもに連撃影装ばかりを作ったはいいけれどサイハームもニーヴィもタイスラも幽桐もいませんでした、ではいけない。

手持ちの神器使いのうち誰を強くしたいのかを決めて、前述のコアステータスを把握しておこう。

アラシルル

たとえば、アラシルルを強化したいからクリティカルのついた物理または法術影装を合成しよう、といった具合に。

この時、伸ばしたいコアステータスは「法術攻撃力/物理攻撃力/連続行動率/クリティカル/連撃」の、いずれかの組み合わせから選ぶと無駄がなくてよい。

同コストの影装を合成する

合成する影装のコストはなるべく揃えるべきだ。ゲームを始めて間もない頃であれば特に。

八幡六輪のが七倍つよい

基本的に影装の性能はコストに正比例する。乱暴にいえば、7コストの影装は1コストの影装の約7倍強いわけだ。

コストを複数混在させて合成を行い、高グレード影装ができたとしても、それが低コストだとあんまり強くなった気はしない。合成結果を安定させるために、影装のコストはなるべく揃えた方がよい。

【永遠の七日】影装の性能とコストの相関について

2019.05.08

高コスト影装の合成を優先させる

合成影装のコストは揃えるとして、ではどのコスト帯を優先すべきか。

はじめのうちは可能な限り高コストを優先させると良い。

同じクリティカル率を積むにしたって、1コスト金ノーマル影装ではどれだけ錬成がうまくいっても1%前後が関の山だ。しかし7コスト金ノーマル影装なら、たったひとつで7%前後稼ぐことができる。

コアステータスを効率よく積む、ということを目的にするなら、間違いなく高コスト影装から合成を進めるべきである。

低コスト影装合成はいずれ嫌でも手を染めなければならない時が来るが、それはまた別の地獄の話。

影装効果のついたものに注意

影装効果のついた影装は、そうでないものに比べ基礎能力が劣る。これをコストペナルティと呼んだりする。

コストペナルティ

影装効果のあるラークの腕はコスト6程度の基礎能力値しか持っていない

具体的には同コスト帯のものに比べ、1~2コスト分ぐらい下の水準の数値になっている。

影装効果が強いならいいが、そうでないならただ低コストを混ぜ込んで合成したのと変わらないので注意しよう。

同じ基礎能力の影装を合成する

もしくは、基礎能力のいずれか一つが同じものを合成しよう。

たとえば法術攻撃力&クリティカルの影装が欲しいとき、理想をいえば法術攻撃力&クリティカルの同コスト影装4つを合成するのが一番確実だ。しかし、そんな都合よく手持ちがあるとは限らない。

そういうときは、法術攻撃力かクリティカルの、どちらかが含まれる影装を混ぜ込んで合成するとよい。

フェールセーフ合成

物理か法術、どちらに転んでもクリティカル付のものが合成される

法術攻撃力&クリティカルと物理攻撃力&クリティカルを合成して、もしも物理攻撃力&クリティカルのグレードが上がってしまったとしても、そっちはそっちで使い道があるため無駄にならない。要するにフェールセーフだ。

思わぬ合成結果になったとしても、全く誰も使わない影装が出来上がってしまわないようにしましょう、という話である。はじめに、装備させたい神器使いをピックアップすべきと主張したのもこのためだ。

キャラが増えれば選択肢も増える

キャラが増えれば当然装備の選択肢も増え、合成の幅も広くなる。

影装というのは(たとえ緑グレードであっても)貴重品なのだ。ノーマル影装であっても、運否天賦を繰り返すのは生産的でない。

逆にいえば、完成品を活用できるキャラを所持しているのならどのように合成してもよい、ということになる。

結果がどう転んでも誰かが使ってくれるならよし

コストも基礎能力もバラバラだとしても、出来上がったものを使える誰かがいるなら問題ない。そのために重要なのは、やはりコアステータスを把握しておくことだろう。

不足影装をいかにして補うか

同コストかつ共通する基礎能力を持つ影装の在庫が枯渇し、合成相手に困ることもある。それでもまだ手段はある。

影装商店を活用する

影装商店

高コストも低コストも値段が同じなので、買うなら高コストがよい

ノーマル影装なら影装商店を利用するのがよい。

影装結晶を消費するが、ピンポイントに欲しい影装を手に入れられるというメリットは大きい。

影装結晶がない場合は、不要な影装を分解してなんとか捻出しよう。その際、使わないと確信できるものから分解すること。使う予定のあるものまで分解しては本末転倒である。

不純物を混ぜ込む

運否天賦

錫杖か下着の二択

合成相手もない。結晶もない。分解しても足りない。そんなときの最後の手段だ。

もう全然関係ない影装を混ぜ込んで、目当ての影装のグレードが上がることを祈る、という方法である。

もしやるなら青グレード以下の影装でやるのがよろしい。紫グレードでこれをやってエサの方が金色に輝いたとき、しばらくうどんしか食べられなくなる。

レア影装合成という修羅道

レア合成

頼む

影装合成に挑むものが必ずくぐる最初の地獄門。

これをやる前にまず、レア合成についてのルールを知らねばならない。レア影装は、ノーマル影装とは合成法則が異なる。

  1. 合成素材にレア影装が2つ以上混在する場合、合成結果は必ずレア影装になる。
  2. 同じレア影装を2つ合成した場合、そのレア影装のグレードが必ず上昇する。

ノーマルと違い、たった2つ混ぜ込めば確定でグレードアップするんだから楽勝じゃないかと思うかもしれないが、そう簡単に同じレア影装が複数手に入ったりはしない。

目当てのレア影装を金グレード以上に持っていこうとした場合、緑か青か紫か、とにかくどこかのグレードで必ず勝利か死かの二択をくぐることになる。ひどいときは緑から紫までこの丁半博打に付きあう羽目になる。

目当てのレア影装を出しやすくするワザップも何もない。成功する確率も失敗する確率も、等しく50%の世界である。

確実に入手可能なレア影装を知る

レア影装合成に、万人に有効なコツやテクニックなんてものはない。完全な二択をくぐるか、そこそこのレアと掛け合わせて失敗した時の傷を浅くするか、そこは好みによる。

ただし、博打をくぐる回数を少しでも減らす方法がないわけでもない。

記念商店は資質試験、あるいは記憶殿堂で入手可能なレア影装を把握しておくことだ。

資質クリア報酬

緑グレードのレア影装を手に入れても、すぐさま二択に挑むのではなく、資質や殿堂その他で手に入らないかを確認しよう。うまくいけば、博打をうつ回数を1回減らすことができる。

どのレア影装がどこで手に入るのかについては、以下の記事内に掲載している(完全ではないが)ので参照してほしい。

【永遠の七日】影装の性能&レア影装入手先一覧

2019.05.25