デスチャ11月5日のアップデートで新たに実装された「ナタ」と「センガ」のスキル性能インプレッションを掲載。
ナタ
闇の汎用諸刃バッファー
闇属性ワールドボスが開催されるたび頭をよぎる「諸刃があれば……」「闇限定の広範囲スキルチャージ速度バフがあれば……」そんなありったけの夢をかき集め顕現した闇属性最後の1ピース。
フレイやエリザベートなど、装備倍率増加型スキルを持つディーラーに遠慮してか、攻撃力増加系バフに乏しかった闇属性。永らく欠けていた画竜点睛、これを埋められる唯一の補助型が、このピーヒョロハイレグドラゴンである。
闇有利ワールドボスでの活躍は当然、レイドでも起用の芽がある。回復を闇セメレーの吸血だけでまかなえるようなレイドボスなら、ネプチューンを追い出してナタが編成に入ってくるだろう。イグニッションを進めればドライブでの加速バフがターン持続になるので、疑似加速バッファーとしても振る舞える。
諸刃所持の反動か、ノーマルやドライブがだいぶ控えめな性能になってはいるが、それがどうした。もはや強いとか弱いかとかいう次元の話ではない。「闇には諸刃が必要で、それをナタが持っている」これ以上の言葉は野暮ってもんさ。
センガ
表面乳力の限界
Yogiboのカタログかと思ったらデスチャの新キャラだった。
言わずもがな、イラストレーターは血羅(ヒョルラ)。乳と球の境界でインベタ攻め続けるレジェンド絵師である。割り切った性癖で円周率に挑むその姿勢、もはや神々しくすらある。令和だからスマホで済んでいるが、世が世ならシスティーナ礼拝堂の天井だぞ。
さて奇抜なのは見た目だけではない。性能は珍妙極まるまさかの「ワールドボス特化型挑発タンカー」である。光属性の味方の数に比例して効果が変動する新バフで、ふくれあがる防御力はなんと無凸で2倍強。しかも対象2体で、運転手と助手席をしっかりカバー。無事故の化身みたいな胸部は伊達ではない。
防御爆盛の一芸でワールドボスの猛攻に耐えきれるかは疑問だが、試してみる価値はある。センガ単体では無理でも、挑発タンカー2体起用で被弾お手玉するという手もあるだろう。ワールドボスがダメでも、エンドレスデュエルで輝けるかもしれない。なんにせよ、効果比例増加型バフの先駆けとしては十分な性能だ。