【デスチャ】ワールドボス攻略:センガ(編成キャラの意図解説と小細工5000万編成)

11月5日より開催されたワールドボス「センガ」。本稿ではセンガの基本情報および攻略情報をまとめる。記事内に登場するバフ型、デバフ型、ハイブリッド型などの編成タイプについては、以下関連記事を参照。

関連記事
更新履歴
  • 2020/11/6:記事作成
  • 2020/11/6:ベルセポネ編成改善版を追加
  • 2020/11/7:編成キャラ解説およびデバフ命中率細工編成を追加

センガ攻略:基本情報

センガのステータスと使用スキル

  • 無力化デバフ無効
    (石化/沈黙/混乱/気絶/睡眠/強打)
  • 感電デバフ無効
  • デバフ回避率30%増加
  • デバフ持続時間20%減少
  • スキルゲージチャージ速度20%増加
  • 推定防御力:4000
  • 弱点防御ダウン値:40%
  • 弱点属性を除く全てのスキル防御+80%
  • スキル①:HPの残りが最も多い敵5体にダメージ。24秒間、感電&10秒間、持続回復量20%減少
    前兆セリフ:「仕方ありません…」
  • スキル②:デバフ中の敵を優先して5体に2回ダメージを与え、8秒間、スキルゲージチャージ速度-30%&自身に激怒
    前兆セリフ:「少々痛いですよ。」
  • ドライブ:前列全体にダメージ。40秒間、スライドスキルクールタイム+2秒&80%の確率で10秒間、魅惑

防御力および特殊属性補正は、同属性のノーマルスキルダメージを基準とした場合の推定値である。数値の正確性は保証しない。

センガ攻略編成例

つよいぞすごいぞベルセポネ編成

センガ戦編成

ドライブはSモナ→光モナ→ルパンのループ

後列の攻撃力序列は以下の通り。

スコア例

センガ戦スコア

3000万~3300万。上振れ最大値はいまのところ3500万。死人はまったく出ない。

スキル予約

  • N運用:エリザベート、レジェンド、テティス、レーサーダビ、神楽のワーウルフ
  • SN運用:Nモナ
  • SNNNN運用:ルパン、悲劇のルサルカ
  • S運用:上記以外全員

編成解説

ベルセポネ

激怒で重なる屍の山をどうにか減らせないかと、考えた末にたどり着いたイグニッションベルセポネ編成。

弱点防御デバフと同時に攻撃力減少デバフも付与するベルセポネ。肝はこの「攻撃力減少デバフ」だ。ないよりマシ程度の効果だったこのデバフが、イグニッションにより未曾有の開花を果たす。イグニッション後の効果量、なんと、敵攻撃力-94.6%減少。

武器を取り上げるどころの話ではない。指を全部折ってもお釣りが来る効果量だ。

ダメージ比較

攻撃力減少デバフ有無による被ダメージ変化

激怒のダメージは使用者のスキルダメージに依存するため、攻撃力が下がればその分激怒のダメージも減少する。激怒対策として、ベルセポネの攻撃力減少デバフが効果てきめんなのだ。マアトマルス体制すら貫いて死人を出した激怒が、ベルセポネ導入後はまるでそよ風のよう。

一応、激怒解除役として神楽のワーウルフも入れているが、それすらおそらく不要だ。そのぐらい前線が安定する。使用コアが2個で済むというのもうれしい。

クリーチャー

そしてクリーチャー。ベルセポネが防御の要なら、クリーチャーは攻撃の立役者である。

何の変哲もない攻撃力バッファーだった彼が、イグニッションにより攻撃力が割合増加に、そしてフルイグニッションでなぜか「ノーマルスキル最終ダメージ増加バフ(ノーマルスキル強化Ⅱ)」まで持ってくるのだ。なんで? 娘が知らない化粧品を使ってた時の母親の心境である。お小遣いで買った? 本当に?

ともあれ、あるものはあるのだし、使えるものは使う。幸い、今回のメインディーラーはエリザベートとレジェンドの大太刀小太刀。クリーチャーバフが刺さりすぎるほどに刺さる。使用コアは多めだが、今後もぼちぼち出番がありそうなので奮発した。

さて、とりあえず前回のスコアを更新したので良しとしたが、もちろん改善点はある。今思いつくのは以下の3点。

  • 闇属性にチャージ量加速ないのもったいない
  • ティスベのなんとなくいる感なんとかしたい
  • 神楽のワーウルフいる?
  • 実はマアトすら入れ替え可能なのでは?
  • ボタン?

いろいろ試して、良い結果が出たらまた追記する。

ベルセポネ編成改善版2

センガ戦編成2

ドライブはSモナ→光モナ→ルパンのループ。

後列の攻撃力序列は以下の通り。

スコア例

スコア

普段は3900万~4200万あたりをうろうろ。上振れて4400万。よそ見すると4500万。

スキル予約

  • N運用:エリザベート、レジェンド、テティス、レーサーダビ、テイワズ
  • SN運用:Nモナ
  • SNNNN運用:ルパン、コウガ
  • SNSNN運用:シトリー、悲劇のルサルカ
  • S運用:上記以外全員

シトリーがスライドで付与する攻撃力バフは、クリーチャーの攻撃力バフと競合する。シトリーのノーマル頻度増加は、少しでもクリーチャーバフのアップタイムを増やすためのものだ。誤解なきよういっておくと、シトリーのノーマル自体は今回のボスに対し何の意味もない。

編成解説

前回の編成からティスベをテイワズ、神楽のワーウルフコウガと入れ替えた編成。

テイワズN運用はスキルゲージ追加によるディーラー加速を促進するためだ。減速を喰らいやすい悲劇ルサルカだけでは不十分と判断したため採用。また、感電・減速対策として悲劇ルサルカのスライド頻度も少し上げている。

コウガは、スキルチャージ量増加バフをディーラーに付与するために採用。また、せっかくなのでHPをガツ盛りにして感電の避雷針役も担ってもらっている。

また、前列の装備(主に防具)も再調整している。

ボスのスキルのうち、激怒と並んで恐るべきは「感電」だ。感電でHPが減ったところを激怒ないしはスキルダメージでトドメを刺される、というのが前列崩壊パターンのひとつである。

これを回避するため、前列のHPと持続回復量に差をつけ、一部の弱点属性ではないキャラを避雷針として捧げる、という対策を取っている。具体的には火属性連中とシトリーコウガだ。

火属性なら悲劇ルサルカのデバフ無効で、感電を一括解除できる。シトリーコウガは、別に感電に強いとかは全然ないが、HP爆盛装備と持続回復量ガン上げ細工&カルタ、そして持ち前のガッツでなんとかできる。途中退場されても、ぶっちゃけあんまり影響ないし。

調整の甲斐あってか、神楽のワーウルフなしでもなんとかなっている。たまに前列が1,2体落ちるが、それも愛嬌だ。

デバフ命中率細工やばいかも編成

センガ戦編成3

ドライブはSモナ→光モナ→ルパンのループ。

後列の攻撃力序列は以下の通り。

カルカスの踊る刃回転率を上がるため、ほぼ全裸だった彼の攻撃力をガン上げ調整。

スコア例

センガ戦スコア3

普段は4500万~4800万をうろうろ。上振れて5000万。

スキル予約

  • N運用:エリザベート、レジェンド、テティス、レーサーダビ、テイワズ
  • SN運用:Nモナ
  • SNNNN運用:ルパン、コウガ
  • SNSNN運用:シトリー、悲劇のルサルカ
  • S運用:上記以外全員

編成解説

デバフ命中率アップ

これを、

バートリー装備

こう。

センガ攻略:ボススキル対策

感電対策

広範囲、長持続、そして高ダメージの三重苦でプレイヤーを苦しめる強力な持続ダメージデバフ「感電」。ここでは、有効と思われる対策をいくつか紹介する。

感電を解除する

Nモナエラト

シンプル&プリミティブ。感電がいかに強力とはいえ、しょせんは持続ダメージデバフ。持続ダメージデバフ解除バフや、デバフ無効バフであっさり消え去る。持続ダメージ対策の有名どころはNモナやパラス、星4ならエラト、バストなど。該当バフを持つキャラは非常に多いので全員の紹介は控える。

ただし、感電の付与頻度はめちゃくちゃ高いので、該当キャラを編成しても感電全消しは不可能である。が、消さないよりは全然マシだ。

激怒対策

激怒対策を解説する前に、まずは「激怒」がどういう仕組を持つものなのかを知る必要がある。

  • 激怒1回目の使用でダメージ蓄積開始、2回目の使用で蓄積ダメージの解放が行われる
  • 2回目の激怒使用前に激怒バフが解除された場合、ダメージの解放は発生しない
  • 激怒解放時のダメージ”上限”はスキル表記の激怒倍率とスキル最終ダメージをもとに決定される
  • スキル最終ダメージに影響するあらゆる補正は、同時に激怒解放ダメージの上限も引き上げる
  • バリアで吸収された分も激怒解放ダメージとして保存される
  • 忍耐で無効にした分は激怒解放ダメージとして保存されない
  • 中毒・出血ダメージは激怒解放ダメージとして保存されない
  • 激怒解放ダメージは中毒・吸血・反射のトリガーとならない

太字にした2箇所が特に重要な部分だ。激怒ダメージが発生する仕組みと、激怒ダメージが何によって決定されるかを知っていれば、対策は難しくない。

激怒バフを解除する

神楽のワーウルフイピス

一番わかりやすい対策のひとつ。バフ解除すきる、または激怒解除スキルで、激怒ダメージが開放される前に激怒を消してしまうというものだ。前述したとおり、激怒開放前に激怒を消してしまえば、激怒ダメージはビタイチ発生しなくなる。バフ解除要員に1枠捧げる必要があるものの、わかりやすく実践しやすい対策である。

敵の攻撃力を下げる

激怒の解放ダメージ上限が、激怒使用者の最終スキルダメージに依存する仕様を逆手にとった対策。

イグニッションしたベルセポネやネヴァンで、ボスの攻撃力を9割削り取ってやれば、激怒ダメージなど虫の音ほども感じなくなる。ベルセポネはミダスの代替キャラでもあるため、ミダスとの入れ替えで枠を犠牲にすることなく激怒対策できるのが利点だ。

ただし、この対策はベルセポネをイグニッションすることを前提としている。すでにイグニッションしたベルセポネを所持しているなら良いが、そうでないならコアの価値と激怒対策を天秤にかけ、よく吟味する必要がある。

避ける

闇ダビ

激怒の解放ダメージはスキル殴りに付随して発生するものなので、殴りを回避すれば激怒解放ダメージもまた発生しない。

ただし、激怒を未発に終わらせるためには、激怒解放に使われるスキルの連打をすべて回避する必要がある。つまり今回のボスなら、スライドでの10連打すべてを回避しなければならないのだ。

なかなか分の悪いロシアン激怒ルーレット(参考gif)だが、地味に痛い殴りやデバフの回避率を大幅に上げてくれる闇ダビは普通にめちゃくちゃ優秀なのでおすすめ。

センガ攻略:編成キャラ解説

ディーラー

エリザベート

セトレイドの時にイグニッションしたエリザベートをそのまま流用。付加された増幅ステータスはさほど多くないはずなのに、総ダメージはフルイグニッションのレジェンドを凌駕する。あいかわらず、ノーマル4連打のコスパはすさまじい。

レジェンド

コア1個でフルイグニッションのお手軽闇属性ディーラー。手っ取り早く結果を出したい人向けではあるが、ほぼ上位互換性能のエリザベートがコア2個で作れると考えると、コスパが良いかは微妙。星3デュエルという天下り先が用意されたので、そっちも頑張るなら選択肢に入る。

バッファー

クリーチャー

今回の散財ポイント。編成解説でも述べた通り、ノーマル連打ディーラー2体のためにあるようなスキルセットだったので、思わずイグニッション。悲劇ルサルカで加速させられるし、ノーマル連打ディーラー好きな私の性向とも合致する。攻撃力割合増加バフが、増幅攻撃と相性爆良なのもすばらしい。

ただし、メインディーラーがノーマル連打型じゃない場合、ノーマル最終ダメージ増加バフが腐るのでうまくない。攻撃力増加バッファーとしても、各属性に担当がいるので必須ではない。オフォイスや月影アルテミスがメインディーラーなら、闇ワーウルフシトリーあたりをイグニッションした方が良い。

悲劇のルサルカ

火属性のクソ強バッファー。レイドバッファーとして生を受けたにも関わらず、ワールドボスにも抜群の適正を持つ化け物。前列においた火属性連中の加速、感電その他デバフの解除、攻撃型のスキルゲージ追加&弱点攻撃増加と、八面六臂の大活躍。採用しない理由がない。

テイワズ

ディーラーの回転率を高めるために採用。スキルチャージ量増加バフはコウガにまかせているので、こちらはもっぱらN運用。悲劇ルサルカの補助をしているだけなので、使い方としてはややもったいない。

ルパン

言わずとしれた汎用クリティカルバッファー。クリティカル関連バフと攻撃態勢が、解説が野暮なほどに強い。覚醒も強力だが、ノーマル連打ディーラーだとスライドダメージ増加効果が無意味になってしまうのが残念。

ナタ

待望の闇属性諸刃バッファー。生まれてきてくれてありがとう、ぐらいしか言うことがない。諸刃付与がランダムなので、闇属性を増やしすぎるとディーラーにかける諸刃がなくなるのが玉に瑕。イグニッションすれば諸刃がターン持続になるので、何も考えなくて良くなる。

Nモナ

こんにちわ~。

ファンシーシトリー

ナヴィバートリーを加速させる、ただそれだけの存在。しかし編成に与える影響は非常に大きい。

以前はナヴィバトを加速するため、ディーラーの攻撃力をナヴィバト以下にする、といった調整が必要だった。しかし今は、ファンシーシトリーナヴィバトの加速介護に専念してくれる。

おかげで後列の攻撃力調整が緩和され、ディーラーが自由に羽を伸ばせるようになり、編成内の幸福度とスコアが大幅に上昇した。福祉の重要性がよくわかるキャラである。

シトリー

比較的初期のキャラでありながら、ワールドボスで不動の地位を築き続ける強バッファー。攻撃力増加やスライドダメージ増加ももちろん強力だが、目玉はクールタイム減少バフである。

バフ付与対象は「後列の攻撃力が高い5体」。諸刃その他バフで後列の攻撃力序列が変動すれば付与対象も変わる。うまく調整すれば、5体以上にクールタイム減少バフをバラまけるのだ。

たとえば、

こんな感じになってる後列の攻撃力序列を諸刃による攻撃力上昇込みで、

  • ディーラー>ディーラー>闇バッファー>闇バッファー>闇バッファー

となるよう調整してやれば、本来はクールタイム減少が付与されないはずの闇バッファーにもバフが行き渡るという寸法だ。

もうひとつ、イグニッションによる伸びしろがすごい。固定値上昇の攻撃力/スライドバフがすべて割合増加型になる。頭のおかしいやつが頭のおかしいやつに「このキャラの頭をおかしくしてくれ」と指示したとしか思えない。

光属性以外への付与がランダム、という欠点を差し引いても強力無比。これのおかげで、ワールドボスがディーラー4~5体編成に回帰しそうな予感すらある。

光芒のモナ

カルカス、マアトの加速役として採用。役割はファンシーシトリーによく似ている。ダメージの要のカルカス(踊る刃)と、回復の要であるマアトの加速で攻防を底上げ。加速対象は攻撃力調整で変えられるので、好きな光属性を加速させればよろしい。

コウガ

ディーラーにスキルチャージ量増加をつける。それだけ。

スキルチャージ量増加を付与するだけならティスベのドライブでもいいかと思い、試したが、付与するまでのロスと効果量の低さで、どうにも芳しくなかったのでコウガを採用。

一応、ディーラーにターン持続のバフを2種持たせられるので、応援の効果が安定しやすいというメリットもある。

デバッファー

テティス

中毒とデバフ延長の付与係。中毒ダメージはセルケト、サロメに劣るものの、デバフ延長の効果がそれを補って余りある。妨害型なので、攻撃型対象のバフを奪わないというのも大きな利点だ。

ベルセポネ

弱点攻撃減少デバッファーであり、今回の防御の要。弱点防御減少デバフの効果量はミダス、マーキュリーに劣るものの、イグニッションにより敵攻撃力9割減デバフという独自性を獲得したベルセポネ。つよい。

彼女の真の役割は「枠圧縮」である。ベルセポネのデバフで被ダメージを抑え、ボスのスキル対策に割く1枠を節約するのが主な目的だ。今回はもちろん、今後のワールドボスで脳筋パンチマンが現れた時の選択肢としてイグニッションしておいた。

サンビーチモナ

火傷によるスキル防御減少と、ドライブでの踊る刃付与が役割だが、いまいちパっとしない。踊る刃が重なった時のダメージスパイクは見てて気持ちいいが、もう一声ほしいのも事実。イグニッションもいまいちなら、入れ替え候補になる。

レーサーダビ

悲劇ルサルカに背中を押されながら、ただひたすらにボスのデバフ回避率を下げる係。シンプルながら、果たす役割は重要そのもの。リーダーをナタにできるのも、ダビちゃんがせっせとボスのデバフ回避率を下げてくれるからだ。カルタ「ショータイム!」で、デバフ命中率を底上げできるのもストロングポイント。

カルカス

とにかく踊る刃を付与し続ける人。攻撃型だが、求める役割がデバッファーなのでここで紹介。

踊る刃の防御力減少効果は重複するため、バートリーとカルカスで最大40%の防御力減少効果が生まれる。そこへさらに防御力減少デバフが重なると、ディーラーのダメージが跳ね上がる。レジェンドがノーマル一発で20万×3とか出すのは、見てて本当に気持ちいい。

ただし光属性かつ攻撃型なので、ルパンやシトリーのバフを吸っちゃうのが難点。

バートリー

無類無双の防御力減少デバッファー。現存するすべての防御力減少デバフをひとりで使いこなす化け物。度重なる環境の変化により、レイドやデビルランブルではおとなしくなってしまったが、ワールドボスでは現役中の現役。いるなら編成したまえ。加速できるなら加速したまえ。

ナヴィ

あらゆるデバフの育ての母。強殖でディーラーダメージ底上げ、デバフ回避率減少とデバフ延長でデバフの付与効率アップと母性あふれるスキルセットで、ディーラーの殺意を限界まで高めてくれる。

テティスと役割がかぶってるように見えるが、ナヴィのデバフ延長はテティスのデバフ延長によって持続時間が伸びる(逆は不可)ので、実は相性が良い。

ヒーラー

マアト

お世話になっております。