3月14日に実装された火属性版ダナ(以下、火ダナ)。幸運にも1体確保することができたので、新バフ”起死回生”について調査を行った。バフの発動機会がかなり限定的なため、いささか不十分なところもあるがご容赦願いたい。
起死回生バフの仕様&効果検証
シチュエーションを色々変えつつ、それぞれの場合において起死回生バフがどのような挙動を示すか調査する。
起死回生バフの基本効果
ゲーム内スキル説明によれば、起死回生バフ効果中の味方のうち最初に死亡した1体を1回だけ復活させHPを即時回復するもの、である。この効果は割とその通りに発揮されている。
起死回生によって復活する場合、天使の羽のようなエフェクトがキャラアイコンの上に表示される。それ以上の演出はない。3倍速だと本当に一瞬だけパッと表示されるので、注視していないと起死回生が発動したのかヒールが間に合っただけなのかわからないことがある。
この起死回生の発動はフレンドとの交代より優先される。また、起死回生発動と同時にHPが50%即時回復するが、これも特に数値が表示されるわけでもなく、しれっと発動するのでわかりにくい。確認した限りでは、ちゃんと装備まで含んだ最大HPを基準に回復されているようだった。
最大HPを増加させるバフを付与していた場合どうなるかは試せていない(ベスを持っていないので)が、たぶん、戦闘中に付与されたバフ分は考慮されないんじゃないかと思う。だってこのゲームそういうとこあるから。
起死回生バフの効果範囲
火ダナのリーダーバフの説明によれば、自身を除く味方全体に起死回生を付与する、とある。つまり、火ダナはこの起死回生の付与対象から外れているわけだ。上述のとおり、起死回生の効果は”起死回生バフ効果中の味方のうち最初に死亡した1体”に対し発動されるものだから、火ダナが死んでも起死回生は発動しない。
これは起死回生の仕様というより、火ダナの仕様だ。そしてリーダーバフは付与者が死亡しても効果が永続するため、火ダナ死亡後であっても起死回生の効果は有効のままとなる。
しかし例外的に火ダナにも起死回生を付与する方法がある。カンタンだ。フレンドに火ダナを選択すればよい。
フレンドの火ダナが付与する起死回生は、フレンドの火ダナを除く味方全員が対象になるため、もともと編成されている火ダナにも問題なく付与される。
しかしこのダブル火ダナ編成には致命的な欠点がある。たとえ2体の火ダナをリーダーに据えようとも、起死回生が発動するのはたった一度きりなのである。
火ダナが起死回生で復活した後にもう一度起死回生が発動するか試したgif動画もあるが、死ぬほど長尺になってしまったので直接掲載するのは控える。20MBぐらいあるが、見たい方だけどうぞ。
一度の戦闘で起死回生が二度発動した、という目撃例があるようだが、今回の調査でその現象は確認できなかった。考えられるのは、ダブル火ダナ体制でさらに同時に死者が発生する場合だが、そこまで試せていない。
死者が同時に発生した場合の起死回生
たとえば相手のドライブスキルなどで、死者が同時に複数発生した場合、起死回生は発動するのかについて調査した。
モアとエシュのHPを4000未満になるようにして敵ドライブを受けた時の様子だ。起死回生はモアにだけ発動し、エシュはそのまま即死している。死者が同時に複数発生しても、起死回生が発動するのは1体だけのようだ。
ちなみに今回はフレンド未設定で調査を行った。フレンドに火ダナを設定している状態だとどうなるかはわからない。
他のバフと組み合わせた場合の挙動:起死回生+不死
死にまつわる他のバフと組み合わせた場合どうなるかについても調査を行った。まずは不死バフ。
見ての通り、不死が有効な間は起死回生は発動しない。もしかしたら、不死が付与されてても致命打を受けた時点でうっかり起死回生が発動したりしないかなと期待したが、そんなことはなかった。不死はその名の通り、不死であった。
他のバフと組み合わせた場合の挙動:起死回生+再誕
続いては再誕。闇マアトだけが地味に持つ自己復活バフだ。起死回生と効果が思いっきりかぶるが、果たしてどっちが優先されるのか。
どちらも復活効果を持つバフだが競合することなく、再誕→起死回生の順にちゃんと発動している。火ダナを併用すれば命を二つ余分に持つことができるというわけだ。
ちなみに上のgif動画は地味に編集されている。フル尺で闇マアトが二回復活するのを見たいという特殊性癖の方はこちらのリンクからどうぞ(5MB)。