【デスティニーチャイルド】木属性クロセル攻略予想:激怒対策いろいろ

デスティニーチャイルド公式ブログに木属性クロセルの続報が掲載された。

また、今回のアンダーグラウンド極Boss・碧緑の悪魔クロセルは、【敵全体の行動制御系(凍結、石化、沈黙、混乱、気絶)デバフ及び時間系デバフ無効】となっており、スキルでは激怒(受けたダメージを貯めて相手に返す)を使用してきます。強烈な一撃にどう耐えるかが攻略のカギとなるでしょう。
極ステージ開放まで、チャイルド育成や、パーティー編成を一考してみてください!
デスティニーチャイルド公式ブログより引用

どうやら木属性クロセルは激怒を使用してくるらしい。自身満々に”秘癒を使ってくる!”と予想したが的外れもいいところだった。いつものことだ。私の心は穏やかである。

激怒対策いろいろ

激怒の性質

こんなこともあろうかと以前激怒バフについて調査を行っていた。そのまとめを以下に転記する。

  • 激怒解放時のダメージ“上限”はスキル表記の激怒倍率とスキル最終ダメージをもとに決定される。
    スキル最終ダメージ×スキル説明文に表記されている激怒蓄積倍率=激怒の解放ダメージ上限
  • スキル最終ダメージに影響するあらゆる補正は、同時に激怒解放ダメージの上限も引き上げる。
  • バリアで吸収された分も激怒解放ダメージとして保存される。
  • 忍耐で無効にした分は激怒解放ダメージとして保存されない。
  • 中毒・出血ダメージは激怒解放ダメージとして保存されない。
  • 激怒解放ダメージは中毒・吸血・反射のトリガーとならない。

【デスティニーチャイルド】激怒検証:怒りはどこまで我慢できるのか

2018.07.26

雑にまとめると、殴りが痛いやつは激怒も痛い、だ。出血や中毒は確かに激怒ダメージとして保存されないのだが、今回のようにレイドボスが激怒を張ってくる場合、必ずどこかでフィーバーダメージを全弾保存されてしまうため、フルチャージ激怒をどこかで食らうタイミングが存在する。食らっても大丈夫な準備はしておこう。

ということで思いつく対策を以下に列挙する。どのようなものがあるだろうか。

激怒バフを消す

ボスに限って激怒バフ解除不可、とかそういうことをされなければかなり有効な戦術のひとつ。どれだけダメージを保存されても、激怒バフそのものを消去してしまえば激怒の解放は起こらない。激怒対策としては非常に有効だ。あくまで激怒対策としては、だが。

必ず一枠バフ消し要員で潰されるというのがこの対策の欠点だ。バフ消し要員として最適任のニルティはダメージ面でまったく期待ができない。安定はすれど挑戦回数は増える、というジレンマが起こりうる。

あるいはドライブスキルにバフ解除効果のあるジュピターを編成するという妥協案もある。ある程度のダメージも期待できるし、フィーバー直前にジュピターのドライブを撃てば、少なくともフィーバーダメージを保存されることは避けられるだろう。

激怒を忍耐で相殺

これもかなり有効な戦術のひとつ。いかに強大な激怒ダメージといえど忍耐バフの前では等しく無力だ。ただこれも問題がある。忍耐を張った対象に狙い通り激怒ダメージが飛んでくるとは限らない、という点だ。

シュリンクスの忍耐付与対象はHP残量の低い味方2体だ。激怒解放対象が完全ランダムだった場合はかなりのロシアンルーレットを強いられる。食らっても即死しない程度のダメージならいいが、そうでないなら結構ストレスが溜まってしまうだろう。挑発タンカーを併用することでだいぶマシになるかもしれないが、実際に始まってみないとなんともいえない。

激怒を魅惑で阻害

魅惑でそもそも激怒バフの付与を阻害するというものだが、残念ながらこれも完璧な対策とはいえない。

魅惑の効果は正確にいうと、魅惑付与後から10秒間、バフの付与を阻害する、というものだ。すでに激怒バフがついていた場合は無効化されず、普通に激怒ダメージも解放されると思われる。なので激怒スキルの使用スパンが短い場合、魅惑では阻害しきれず結局どこかで激怒ダメージを食らってしまう。

しかし激怒の使用スパンが長い、たとえばスライドスキルとかで付与してくるならまだ現実的だ。うまくいけば激怒の完封も可能だろう。しかし、ちゃぶ台を返すようなことを言うと、そもそも魅惑効かないんじゃないか説もある。これも始まってみないとなんとも。

激怒を不死で耐える

忍耐と似たような対策だ。それゆえ忍耐と似たような欠点を持つ。うまいこと不死状態の味方に激怒が飛んでくるとは限らないし、不死でギリギリ生き残れても二の矢で死ぬ、みたいな事故も頻発するだろう。あまり現実的とは思えない。これも挑発タンカーと併用すればマシになるかもだが、それなら最初から不死と挑発を持ってるディアブロでええんちゃうんかという気持ちになる。

激怒をガン耐え

馬鹿丸出しの筋肉ストラテジーだが、もしかしたら一番有効かもしれない対策。

激怒ダメージの上限は対象への与ダメージを基準に決定されるので、相手の防御が固いと激怒の解放ダメージも減ぜられる。逆にいえば、被ダメージを減らすあらゆる手段は激怒ダメージの軽減にも有効ということだ。ハデスを限界までカチカチにして激怒を一身に受け止めて耐えきる、というのは実はかなりありなのだ。もしかしたら、初めて挑発タンカーが輝くのかもしれない。

激怒でいったん死ぬ

ガン耐えストラテジーの亜種。とりあえず激怒でいったん死んで、マアトに蘇生してもらうという対策だ。対策か?

マアトが死んだら終わりという点に目をつぶれば、この世でもっとも美しく完成された戦術。

おわりに

開催前にクロセルの情報を公開してくれたのは非常にありがたい。”激怒”を使ってくるボスは去年のクランプス以来だ。どのぐらいのダメージを出してくるかにもよるが、多くのプレイヤーにとって対策が必要になることだろう。

激怒の問題点は、ダメージはもちろんのこと、その発生スパンだ。

クロセルには決まった行動ルーチンがある。火・闇ともに以下のルーチンでスキルを使用してきた。

  1. スライド(CT18~20秒?)
  2. ノーマル×3(CT約10秒?)
  3. スライド
  4. ノーマル×2
  5. ①に戻る

今回も同じとは限らないが、とりあえず同じだと仮定して話を進めよう。

もしノーマルで激怒を使用してくるなら、短いスパンで激怒ダメージが飛んでくることになる。が、その分一発あたりのダメージは低い。フィーバーダメージを保存されるタイミング以外は無視できるレベルだろう。対策も、ジュピターを連れて行ってフィーバー前にドライブを使わせるだけで済む。

スライドで激怒を使用する場合は注意が必要だ。激怒の解放スパンは長くなるが、その分一撃が段違いに重くなる。激怒の解放タイミングで毎回なんらかの対策が必要になるだろう。一番安全なのはニルティでのバフ消しだが、耐えられるようならハデスで受け止めるというのも有効になる。

ノーマルとスライド、どちらで激怒を使うかで難易度が結構変わってくる。個人的にはノーマルだと予想している。だって前回の闇クロセルもノーマルで反射使ってきたし。