【デスティニーチャイルド】RAGNA BREAK:対浄火のデメテル予習

2019年のRAGNA BREAK初めに期待が高まる昨今、次回かはたまたその次かに開催される見込みの高い対★5デメテルの火属性レイド”Girl on Fire”について、予習も兼ねて攻略内容を予想する。毎度ながら、本稿には猛烈なスポイラーが含まれているため、ネタバレを嫌う方はご注意を。

※本稿は韓国版情報を基にした予想記事。日本版の攻略記事は以下を参照。

【デスティニーチャイルド】RAGNA BREAK デメテル攻略(3/1 23:08 攻略オススメキャラ一覧およびボススキル対策を追記)

2019.02.28

対フレーミング・デメテル:ボス戦サマリー(韓国版)

最も戦闘する回数が多くなるであろうLv40デメテルの情報のみを掲載する。

Lv40 フレーミング・デメテル(火属性/妨害型)

  • ノーマルスキル:2体にダメージを与え、一番最初に攻撃した1体に“猛毒(1200ダメージ/2秒毎、10秒持続。効果中回復量30%減少)”を付与。
  • スライドスキル:HPの多い対象3体にダメージを与え、出血(1250ダメージ/2秒毎、14秒持続)を付与。自身に重複型加速バフを10スタック付与。
  • ドライブスキル:敵全体にダメージを与え、自身に重複型諸刃の剣バフを付与。また、ドライブゲージが30%チャージされる。

デメテル戦で最も脅威となるのはデバフダメージによる被害だ。

猛毒・出血、いずれも並外れたダメージを与えてくる上に猛毒は回復量減少効果まで付与する。この二つを重ね掛けされてしまったが最後、マアトをもってしても支えきることは難しい。デバフ免疫か無敵によるデバフ解除、いずれかによる対策が有効となる。

もうひとつ、気を付けなければいけないのは諸刃付与状態からのドライブスキルである。

出血と猛毒でパーティメンバーのHPが減少したところに、諸刃で強化されたドライブスキルを食らってしまえばひとたまりもない。敵ドライブ発動前までにしっかりとヒールできるだけの準備をしておくか、何らかのドライブ防御手段を用意しておこう。

対フレーミング・デメテル考(日本版)

プレイヤーが相対する最初のボスであり、たかはし智秋の擬人化でお馴染みのデメテル。今回は★5の新たな姿を手に入れ、レイドボスとしてプレイヤーの前に立ちはだかる。

主観が多分に含まれていると前置きした上で言うが、この★5デメテルのビジュアルはデスチャ屈指の出来栄えである。静止画でも伝わるこれでもかという躍動感、Live2Dになればひとしおだろう。

特に、どことは言わないが、暴れっぷりが凄まじい。

たった一枚の絵でこれほどまでにパイ動(パイの動き)を感じさせるものがあっただろうか。胸元に君臨するふたつの質量体の存在感はもとより、急激な重心移動によって張り詰めた薄布の緊張感と、かつて日本を席巻した紐のテクノロジーとが、はち切れんばかりのダイナミズムを生み出している。

この驚きをうまく言い表すことができない。なんか、でかいエビで無理やり生春巻き作ったときこんな感じだった。

日本版のデメテルは何をしてくるか

ここからは攻略の話。

まず思ったのは、ドライブ時に付与する重複型の諸刃バフ、これはおそらくオミットされるだろうということ。

韓国版を振り返ってみると、リタのシーズンあたりからレイドボスは毎回ドライブ時に諸刃を付与している。これはもうボス固有のギミックというより、なんらかの問題に対する対症療法(日本版でいうフィールド効果のようなもの)なのではないか、という気がしてきた。だとすると、日本版では使ってこない可能性が高い。

それよりも問題は”猛毒”だ。こっちは海を渡ってくる予感しかない。”回復量減少効果付きの持続ダメージデバフ”なんて、新デバフの性能としてなんともちょうどいいではないか。

もしかしたら猛毒なんて名前ではなくなるかもしれないし、持続ダメージデバフですらないかもしれない。持続ダメージだと既存キャラにあっさり解除されてしまうから、全く別種のダメージデバフに作り替え、なおかつ同時期に実装されるキャラにそれを解除させるスキルを持たせる。いかにもありそうな展開だ。

いずれにせよ猛毒だけではパンチが弱い。出血も一緒に使ってくるだろうと思われる。火属性の代名詞的デバフだし、そろそろ雪ミクやアネモネに花を持たせてもいい頃合いだ。今シーズンのアーチデビルパス報酬にアネモネが抜擢されてるのも非常に匂う。

攻略編成例

1月23日時点で実装されているキャラ(※再取得が不可能なコラボキャラ除く)を基準に攻略編成を予想。

出血対策編成(オート戦闘想定)

ダメージと出血対策の両立をコンセプトにした編成。リーダーはミュリナ

ディーラーにはカリプソを採用。中毒デバフを諦めることになるが、三連打かつ妨害型に追加ダメージを持つカリプソがおそらくトータルでは勝る。

右端二人は諸刃&応援要員として。ネプチューンにはヒーラーも兼任してもらうが、持続ダメージデバフがメインのボスに対してはかなり分が悪いため、ヒール補助として辛抱と浄化バフを持つアネモネを採用。

オートだとノーマルを多用するというアネモネの悪癖も、出血を多用するボスに対してはむしろプラスに働く。加速バフに関してはミュリナがいるので充分にまかなえる。というより、この編成は加速過多なので、いっそ加速バフを使ってくれない方が安定するかもしれない。

しかしそれなら別にアネモネでなくとも、雪ミクか他の適当なヒーラーでいいじゃないか、という気もする。気がするだけなので、たぶん気のせいでしょう。

ダメージ重視編成(手動想定)

こちらは手動を想定したダメージ重視編成。リーダーはミュリナ

右三人の化け物はもはや説明するのも野暮だろう。不利属性の、しかもレイドボスに対しバートリーのデバフがどれだけ入るのかという問題はあるが、ハイスコアの理論値だけを追い求めるのならまず外せない。

残ったバッファー枠にはミュリナを採用した。パンテオンと迷ったが、リーダーバフとドライブバフでバカげた量の弱点スキルダメージバフを付与でき、なおかつNモナと共存可能な加速バフ・攻撃力上昇バフ・ノーマルスキルダメージアップバフなど、諸々の総合力でミュリナが勝ると判断した。

ただしこの辺の判断は、新たに実装されるディーラーの性能でガラッと変わる。

もし、新実装される水属性ディーラーが自己バフで弱点スキルダメージを大幅に上昇させられる、いわゆるサターン型ディーラーだった場合、ミュリナの立場は一気に怪しくなる。その場合はパンテオンコウガを入れた方がダメージが伸びるだろう。

そしてもうひとつ、果たしてこの構成で5分間戦い抜けるのか、という問題がある。打撃メインのハイライトアリアやニコル相手ならネプチューンだけでパーティを支えきることも可能だったが、デバフが相手となると事情が変わる。生命連結バフのダメージカットおよび回復効果は、ダメージデバフに対しては一切発動しない。生命連結はデバフに対して無力なのだ。

【デスティニーチャイルド】生命連結バフのメカニズムと異常性

2018.12.03

ネプチューンだけではヒール不足となった時、その不足分をどのように補うかが腕の見せ所となりそうだ。

おわりに

韓国版のレイド開催順に従うなら、次回はデメテルではなくクレオパトラ再臨となる。にも関わらず、デメテルの予想記事を先に公開したのは、おそらくこの順番は変わるだろうという確信があったからだ。

そもそも日本版のレイドは、韓国版の開催順をかなり無視している。

本来シーズン5の開催だったはずのモーガンレイドが、日本版ではめちゃくちゃ前倒しされている。おそらくバレンタインの時期に合わせるためだったと思われるが、そのほかにもバリイゾルデ・リタあたりの順番も日本独自のものになっている。

去年に倣うなら、二月、バレンタインの時期に火属性レイドを当ててくる可能性は非常に高い。きっと、雪ミクコラボからの火属性レイドという、去年の流れをなぞる形になるのだ。クレオパトラ再臨があるとしてもその次、四月あたりだろう。それならクレオパトラ降臨からちょうど一年で、タイミングとしても自然だ。

最後に水属性が活躍したのは八月のワールドボス、サンビーチモナ戦だ。もうすぐ半年になる。アネモネ以降、ろくに水属性キャラも追加されていない。そろそろスポットライトを浴びてもいい頃合いだろう。

きっと二月にデメテルが来る。この手の予想があっという間に覆されるのがこのブログの常ではあるが、来る。来てくれないと困る。もうミュリナも★6にしちゃった。来る。来て。